NEW
ロゴとアプリ版リニューアルのお知らせ
<ボクの殺意が恋をした>全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<ボクの殺意が恋をした>全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

  • cinemas PLUS
  • 更新日:2021/07/22
No image

「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

2021年7月4日より放送スタートした日テレ系日曜ドラマ「ボクの殺意が恋をした」。

中川大志&新木優子W主演の本作は、殺そうとしてもどうしても殺せない殺し屋と、命を狙われるも恋に落ちてしまうターゲットが交わる新感覚のラブストーリー。

cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。

もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・「ボクの殺意が恋をした」作品情報

第1話ストーリー&レビュー

第1話のストーリー

「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

男虎柊(中川大志)は、幼い頃に両親を亡くし、両親の友人・男虎丈一郎(藤木直人)に育てられた。今は、丈一郎が営む清掃会社で働いている。丈一郎と知り合いの刑事・綿谷詩織(水野美紀)は、そんな柊を見守ってきた。

一方、とある出版社では、大人気漫画「ハリネズミ探偵・ハリー」の作者・鳴宮美月(新木優子)が会議室で取材を受けていた。美月は大きな漫画大賞を受賞した人気漫画家。写真撮影のために美月が窓際に立つと、人影が窓の外に映りこんで邪魔をしてしまう。それは、一心不乱に窓を拭く柊。彼は、丈一郎とともに出版社のビルの掃除に来ていた。なんとも間の悪い柊に、丈一郎は頭を抱える。

帰り道、丈一郎は、リタイアして清掃会社を柊に譲ると告げる。突然のことに驚く柊。ただ、丈一郎は、肝心な時にいつも失敗してしまう柊を心配していた。その晩、柊は詩織から、丈一郎が撃たれたという連絡を受ける。丈一郎が埠頭で何者かに撃たれ亡くなったと言うのだ…。突然の出来事に、柊は悲しみ、混乱する。

しかし、ニュースでは、丈一郎の死は海に転落した事故と報道される。ますます混乱し激怒する柊に、詩織は自分が事故死として処理するように指示したと告げる。

詩織は柊に、驚くべき秘密を打ち明ける。警察にはSecret Operation Service・通称SOSという極秘の殺し屋組織があり、丈一郎はSOSに所属する殺し屋だったというのだ。

SOSは、テロリストや法で裁けない悪人たちを殺し屋に始末させていた。詩織はSOSの責任者で、丈一郎はこれまでいくつもの難しいミッションを誰にも知られずに遂行してきた伝説の殺し屋だったのだ。

詩織は、丈一郎のような殺し屋に恨みを持つ裏組織の人間に殺されたに違いないと言う。信じられないことばかり聞かされた柊は、衝撃を受ける。

さらに、詩織は断言する。丈一郎を殺したのは、鳴宮美月だと。事件現場付近の監視カメラには、美月が丈一郎を撃ち、海に落とすまでの一部始終が映っていた。美月には、テロ組織に多額の資金を提供している疑いがあった。丈一郎は指令を受けて美月を狙ったが、逆に殺されてしまったと言うのだ。

柊は、殺し屋になって丈一郎の任務を引き継ぎ、復讐することを決意する――!

第1話のレビュー

かっこよくて可愛くてポンコツな中川大志、美しいけどわがままで高飛車な新木優子が堪能できる目の保養ドラマ。…かと思いきや、ツッコんだり予想したり、みんなでわいわい楽しめそうな作品に仕上がっていた。

中川大志演じる男虎柊は、イケメンで優しくて運動神経抜群。木に引っかかった風船が取れず泣いている女の子を見かければ、すかさず助けてあげる。しかし、肝心の風船をいざ渡そうとしたところで枝に当たって割ってしまうし、女の子が泣き出したタイミングで母親がやってきてしまう。何でそうなる。ちょっと、いや、だいぶ間が悪い。

No image

そんな柊は、小さい頃に実の両親を事故で亡くし、男虎丈一郎(藤木直人)に育てられた。柊と丈一郎が一緒に清掃会社で働く様子は親子とも友達ともまた違う、非常にいい空気感だ。

No image

ところが、平和だったはずの2人の生活は突如終わりを迎える。丈一郎が、何者かによって射殺されてしまったのだ。この時点でドラマが始まってまだ10分と少しくらい。こんな段階で、藤木直人が消えるなんて悲しすぎる。背後には女性と思しき人影が見えるも、誰だかは分からない。

射殺された丈一郎だったが、なぜか報道では事故死扱い…不審に思った柊は、生活安全課勤務で昔から顔なじみの詩織(水野美紀)を問い詰める。すると、丈一郎が殺し屋だったこと、今回のミッションを最後に引退する決意だったこと、殺したのは鳴宮美月(新木優子)という女性であること、そして自らが丈一郎の所属していた殺し屋組織=SOSの責任者であることを説明した。そんな国家的な機密情報、関係者とはいえ簡単に話しちゃって大丈夫なの? という心配という名のツッコミはさておき、一応、美月が射殺をしたらしい証拠の映像は残っていた(こんなものいくらでも改ざんできるだろうけど)。

あまりにも衝撃的な内容に動揺していた柊は、両親が亡くなった時の丈一郎との会話を思い出す。「涙をぐっとこらえて、強さに変えろ」。たしかに今もその時かもしれない。その時かもしれないが、柊はそこで、自分が美月を殺す、という方向へ行ってしまう。丈ちゃんはそんなこと望んでない、とか言って、頬を張るくらいのことならしてもよさそうだが、詩織は「足を踏み入れたら戻れなくなるわよ」と諭すくらいで、わりとあっさり引き下がる。もうちょっとしっかり止めてほしかった。

そして、これまで顔出しをしてこなかった人気漫画家・美月が公の場に姿を現す授賞式当日。柊はバチっとスーツを着て現場へ。早々に詩織の命令に反した行動をとり、ターゲットに接触する。

No image

しかし、射殺は邪魔が入り失敗。今度は詩織に言われたやり方で、毒薬を使って殺そうとした直後、美月の頭上からシャンデリアが落下…! 間一髪のところで柊が助け、事なきを得る。殺したいほど憎い相手のはずなのに。

SNSでも盛り上がっていたが、「なに助けちゃってんだよ~!」という柊の心の声、そしてその表情があまりにも可愛すぎた。ポンコツでも憎めない、可愛いとかっこいいをしっかり魅せきる中川大志のコミカルな演技がすごくいい。本人のコメントで、「『笑わせる』ではなく、『笑われる』をテーマに演じていきたい」とあったが、まさにその通りのお芝居だったと思う。こちらに笑うことを強要することは一切なく、なにやってんの~! とツッコむことができ、それでいて可哀想にも見えない。この絶妙なさじ加減が、この作品を成立させているのではないかと感じた。

No image

結局この日、柊は美月を手にかけることはできなかった。だが、柊の中から殺意は消えていない。

今度は美月の家へ。しかし、そこには人気モデル・八乙女流星(鈴木伸之)、またの名を“デス・プリンス”という天才的な殺し屋が、美月を殺害すべくすでに準備を進めていた。柊はデス・プリンスが仕掛けた殺害方法を見抜き、またしても美月の命を救う。やっぱり、殺すべき相手でも見て見ぬふりはできない柊。この人、ほぼ条件反射で体が動いてしまうらしい。壊滅的に殺し屋の才能がない気がするが、果たして…。

今回、気になるところがいくつかあった。

まずは柊が何度か思い出していた幼馴染らしい少女・葵の存在。あの子はいったいどう物語に関係してくるのだろう? 柊が読んでいた手紙に添えられたイラストの色遣いが、なんとなく美月の描くマンガ「ハリネズミ探偵・ハリー」に似ていたように感じた。

そして、シャンデリアの一件。デス・プリンスは八乙女流星として、授賞式会場でキャンドルを美月に手渡していた。この時点ですでに、粉塵爆発を計画していたと考えてまず間違いないはずだ。すると、会場でわざわざシャンデリアを落とすなんてことはしないんじゃないだろうか? であれば、あれはいったい誰が?

怪しい人は何人か上げられそうだが、会場を後にした美月のアシスタント、“フッ軽さん”こと水瀬千景(田中みな実)が、シャンデリアの前にたたずむ柊のことをじっと見ていたのは1つの判断材料になるかもしれない。あの視線が意味するものとは…。

No image

どうやらうすうす自分の命が狙われていることを察しているらしい美月。度々命を助けられたとはいえ、気付いたら自分のマンションの屋上にいた奴なんて不審者以外の何者でもない気がするが、柊にボディーガードになってほしいと依頼する。急接近するターゲットと殺し屋。個人的には、丈一郎が柊を強くするために授けた種々の知識や技術を、人を殺めることに使ってほしくはないな、と思いつつ…美男美女が織りなす、読めそうで読めないスリリング(?)な展開が、来週も待ち遠しい!

--{第2話ストーリー&レビュー}--

第2話ストーリー&レビュー

第2話のストーリー

→「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

柊(中川大志)は、美月(新木優子)を殺すつもりが、彼女を救ってしまった。

美月は、自分の命が誰かに狙われていると気付いていた。

「あなたが私を守って」

柊は、油断させて殺すため美月の頼みを引き受ける。しかし、周囲の人間にバレないように、表向きには美月の秘書兼雑用係になる。その結果、柊は、こき使われるハメに…。隙を突いて美月を殺そうと企む柊だったが、思うようにいかない。詩織(水野美紀)は柊に、殺しをあきらめた方がいいと告げる。

そんな中、流星(鈴木伸之)が『ハリネズミ探偵 ハリー』の実写化映画に出演したいと美月に直談判する。流星がデス・プリンスと同一人物と知り、驚く柊。彼は、流星が美月を殺すのではないかと警戒する。対面し、にらみ合う柊と流星。

「お前が殺す前に、俺が殺す」

「面白い。どちらが先に彼女を殺せるかな?」

2人は、美月をめぐって対決することに。

柊は、美月を殺そうと罠を張るものの、なかなかうまくいかない。

掃除するふりをして美月の部屋を探っていた柊は、ゴミ箱から書きかけの原稿を見つける。

美月は『ハリネズミ探偵 ハリー』ではない新作を描こうとしていた。柊は、周囲に隠している美月の思いを知るのだった。

美月は、新作の構想を柊に語る。それは、幼なじみ同士のラブストーリーだった。柊は美月に、初恋相手の葵と一緒に花火大会に行くと約束したのに行けなかった幼い日の思い出を話す。すると美月は、花火大会のシチュエーションを描くので花火大会に行きたいと言い出す。

美月と2人きりで花火大会。柊は、彼女を殺す最大のチャンスだと気合を入れる。一方、流星は盗聴器を通じて、美月が柊と花火大会に行くことを嗅ぎつける。

花火大会に向かう殺し屋スーツを着た柊と浴衣姿の美月。まるでデートのような2人を流星が手ぐすねを引いて待っていた――。

美月をめぐる柊と流星の“デス・レース”の行方は!?

第2話のレビュー

No image

前回、3度にわたって美月(新木優子)を救った柊(中川大志)は、完全に雇われのボディーガードに…というより、雑用係に成り下がっていた。これってもはや、間が悪いとかそういう問題じゃないのでは、という気持ちが過る。

No image

美月に盗聴器を仕掛け、家での様子を探るデス・プリンス(鈴木伸之)。たしかに敵情視察はめちゃくちゃ大事。ちゃんとできるんじゃん! なんて思ったのも束の間、人混みで堂々と盗聴している。この人、人気モデルではなかったか…? それとも、デス・プリンスになってる時には、一般大衆には見えないのかな。その方が悪役っぽくていいかも。

前回の粉塵爆発でもそうだったが、デス・プリンスは計画を立てることを怠らない。

柊と美月が取材のために花火大会に行くことを掴むと、渋滞にはまって動けなくなっている2人の前にバイクで颯爽と現れ、美月を会場まで連れて行くと申し出る。

No image

さてはこの人、人混みが好きなのね? と勘繰ったのも束の間、結局花火大会には間に合わず。ただ、これは想定内のようだった。片づけを始める出店の人に声をかけ余っているヨーヨーをもらうと、こっそり入れ替えて美月に手渡す。持ち手に毒でもついているのだろうか? この段階では仕掛けが全く見えない。こういうところがいちいち細かいんだよな。さすが芸術的な殺し方にこだわっているだけある。

No image

すると、そこへようやく柊が到着。1人きりの美月を見、これは自らが殺すチャンスなのではと思うも、ヨーヨーに気が付く。そして、デス・プリンスが一体どんな仕掛けをしたのか考えを巡らせる。…と、なぜか遠くで導火線に火をつけようとするデス・プリンス。別にヨーヨーとつながっているわけでもないし、そんな遠くから何ができるというのか。しかし、次の瞬間、ありえないくらい大きな爆弾が映し出される。いったいどこから持ってきたのか。爆弾と美月の間にはかなり距離がありそうだが、そんなに大きな規模の爆発を起こしたら被害は甚大。一体、目論見は…?

No image

柊はヨーヨーの中に強い光に反応して爆発を起こす気体が入っていることに気付く。そんなものがあるとは知らなかった。急いでヨーヨーを放る柊。間一髪、ヨーヨーは空中で爆発する。デス・プリンスが仕掛けていたのは、爆弾ではなく大量の花火だった。なるほど、これならたとえ見つかっても怪しまれないかもしれない(いやでも回収されてしまうのでは、というリスクはこの際脇へ置いておく)。

2話の終盤、ここからが見所。

勝手に柊のもとを離れ、危険な目に遭った美月に対して、柊は「俺から離れるな」など告白ともとれるような甘いセリフを大量に投げかける。これは、美月が新しく描こうとしている新作のマンガに登場し、柊が一蹴した言葉と偶然にも一致していた。なんとなく、良い雰囲気になっちゃってる2人。背後には、デス・プリンスの仕掛けた花火が夜空を明るく照らしていて…。

No image

これは殺し屋のドラマではあるが、あくまでも結ばれちゃいけない2人の禁断のラブコメなのだ。こんなにナチュラルに中川大志が胸きゅんセリフを連発するとは思っていなかった。

でもそこのみに依存するのではなく、しっかりと続きが気になる伏線も用意されている。

まずは、美月と葵は同一人物なのか? という点。2話の最後で美月は“お母さん”(榊原郁恵)の病室を訪れ、その女性から「葵」と呼ばれてはいた。その時の美月は、どこか複雑な表情をしているように見えた。果たして2人は本当の親子なのだろうか?

何やらずっと怪しい動きをしている千景(田中みな実)も謎のまま。美月が検索したらしい丈一郎(藤木直人)死亡のニュースを眺めていたのは一体なぜなのか?

そもそも、丈一郎は本当に死んでしまったのかも怪しい気がしてきた。そうなってくると、詩織(水野美紀)もなんだかいろいろ疑わしい。考えすぎだろうか。

No image

これから柊は、芽生え始めた恋心、そして彼女こそ初恋の人なのでは? という思いと、大事な人を奪われたことに起因する殺意との間で揺れ動くのだろう。糖度は高いがちょっとこじれたラブコメに、そんな心理描写が加わった構造は、気楽に見られるがしっかりと奥行きがある。どんどん味わい深くなっていきそうだ。

--{第3話ストーリー&レビュー}--

第3話ストーリー&レビュー

第3話のストーリー

→「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

殺しのターゲットの美月(新木優子)と初恋の人・葵の面影が重なり、思わずときめいてしまった柊(中川大志)。彼は、丈一郎(藤木直人)の仇である美月を殺さなければならないと気を引き締める。

そんな中、映画化される『ハリネズミ探偵・ハリー』に、流星(鈴木伸之)の出演が決定し、美月の仕事場に流星が訪れる。柊は、流星が美月を殺しに来たのではないかと警戒する。

流星は、忙しい美月たちを慰労したいとグランピングに誘う。

「のんきにグランピングなんかしてる場合じゃないだろ!」

「あなたは黙って私を守ってればいいの」

柊は、流星が何か企んでいると察して美月を止めるが、彼女は聞き入れない。開き直った柊は、グランピングに行って流星より先に美月を殺すと決意する。

そして、グランピング当日。美月は風岡(中尾明慶)、千景(田中みな実)、江村(永田崇人)、真希(小西はる)、柊を連れて行く。みんなが慰安旅行だと盛り上がる中、柊は虎視眈々と美月を殺すチャンスを狙う。人気のない場所に美月を連れ出し、ロープで首を絞める。それが、柊の計画だった。

流星は、豪華な料理で美月たちをもてなす。美月と流星に目を光らせていた柊は、千景に迫られて困惑。柊が千景に気を取られているうちに、流星が美月を散歩に連れ出していた。 柊は風岡に無理やり買い出しに駆り出され、2人を追いかけることができない。

隙を見て買い出しから逃れ、流星と美月の行方を必死に追う柊。彼が流星を見つけた時、すでに美月の姿はなかった…。

「鳴宮美月はどこだ!?」

流星に迫る柊。そして柊と流星は、激しい格闘になり…!

第3話のレビュー

No image

ターゲットの美月(新木優子)を助けただけでなく、キュンとまでしてしまった柊(中川大志)は、自問自答しながら筋トレをする。そんなポンコツゆえ愛おしさすら感じる殺し屋に、“奇想天外な殺し方”とか言われてる流星、もといデス・プリンス(鈴木伸之)もなかなかだ。

そんな流星、表の顔は世界をまたにかける人気モデルなので、「ハリネズミ探偵・ハリー」の実写映画への出演が決定。それを祝して(?)、自らケーキを持参し、美月の家へやって来る。当然、柊はケーキに毒が入っているのではないかと疑う。こんな大人数を相手にまさかとは思うが、しっかり疑う。そして、期せずしていちごを食べさせ合う格好になる柊と流星。「なにこれ」という美月のツッコミ、間が最高だった。

No image

流星は日頃の労をねぎらって、美月らをグランピングに招待する。行っちゃダメだと止める柊に、「あなたは黙って私を守っていればいいの」と美月。なんて自分勝手な女なんだ! と思うと同時に、いやでも自分が男だったらむしろ言われたい…なんて邪な気持ちが湧いてしまう。直後の「コーヒー、ブラックで」までひっくるめて、もう新木優子の優勝だった。

みんながリラックスした装いの中、柊は1人ガチ登山スタイルで登場。このグランピングの最中に、なんとかして美月と2人きりになり、今度は絞殺するつもりらしい。詩織にも、「もう2度と失敗しない」と何度目かの約束をしてしまったし、そろそろ惜しいところまでいったところも見てみたい。が、まぁもちろんそんなわけもなく、平和にグランピングを楽しむ一行。ステーキソースをうっかり口の横につけたキョトン顔は、あざとすぎて頭を抱えてしまった。

突然美月を散歩に誘い出すデス・プリンス。慌てて追いかける柊。ここの2人のやりとりは真剣なのにどこか抜けてるのが面白かったのだが、今回はそれだけじゃない。なんと、わりと本格的なアクションシーンが盛り込まれていた。なるほど、たしかに肉体派といっても過言ではない俳優陣をキャスティングしたからにはこういうシーンがあってもいいかもしれない。十分な迫力があった。

No image
No image

デス・プリンスがどこかへ行ってしまい、柊と美月がテントへ戻ろうとしていると、あたりは突然土砂降りに。近くにあった小屋に逃げ込むも、そこにはデス・プリンスのマークが…。

小屋の中は柊が美月を殺す妄想をしていた環境とほぼ一致。満を持してヒモを取り出す柊だったが、ここでも殺すことはできない。それだけでなく、普段あんなに強気な美月が、雷を怖がって柊に抱きついた。こんなギャップはずるすぎる。

雷はおへそを取られるから怖い、と話す美月に「案外可愛いところあるんだな」と言っちゃう柊。その後も、なんだかいい感じに昔話と身の上話でしんみりする2人に、改めて、もう殺すなんて不可能だろうなと思う。それでも全然いいんだけど。

突如、睡魔に見舞われる美月と柊。テントで踊り狂っていたそのほかの面々もばたばたと寝落ちしていた。

すっかり明るくなったころにようやく目を覚ました柊は、手足を縛られ、ボートに。美月も一緒だ。気付くと灯篭に囲まれている2人。すると、灯篭が虹色に燃え上がる。どうやら、その虹色の炎から飛ぶ火の粉が油に引火すると、爆発が起きる性質を持っているらしい。デス・プリンスってば、なんて面倒な仕掛けを施しているんだろう。

美月を放置したら、このまま殺すことができると一瞬思い悩む柊だったが、小屋で母親の話を聞かされた同情もあり、泳げないと騒ぐ美月を抱えて今日も今日とて助けてやる。陸に戻ると、美月は「助けてくれてありがとう」と泣きながら抱きついた。はい、これはもうどんな凶悪な殺し屋だって、この人のことは殺せません! それくらい可愛すぎる。今日の美月はツンデレの振り幅が殺人級だ。

No image

そもそも、なぜ美月は命を狙われていたんだっけ? 丈一郎(藤木直人)を殺したから、裏組織に資金提供をしているから…どれもこれも、まだ確証がない。美月の素性を早く知りたい。

今回は千景(田中みな実)の行動がずっと怪しかった。柊の調査を依頼し、品川で殺された丈一郎(藤木直人)に育てられたことを知った千景。この人も殺し屋なのか、それとも誰かを守ろうとしているのか。

また、詩織にも動きが。グランピングに行っていることを知り、美月の家に侵入、美月と“お母さん”との2ショットの写真をまじまじと眺めていた。ベッドサイドには、鳴宮ではない苗字。やはりあの2人は親子ではないのか、それとも“鳴宮美月”という人物はどこかほかにいるのか。

No image

謎が謎を呼ぶ展開だが、最後にさらなる衝撃! 柊は、美月の机の上である絵を見つけてしまう。それは、自身が幼い頃に葵からもらった手紙に書いてあった絵と同じ絵だった。美月が葵だと確信し、「葵ちゃんだったんだね…」と呟く柊。これは切ない物語の始まりかもしれないことを予感させ、次回へ。

つっこみどころ満載のデス・プリンスとの攻防シーンと、後半に畳み掛けるように襲ってくる意味深なシーン。緩急の激しさは回を重ねるごとに高まっている。これからどんな事実が明らかになるのか、心して待ちたい。

--{第4話ストーリー&レビュー}--

第4話ストーリー&レビュー

第4話のストーリー

→「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

柊(中川大志)は美月(新木優子)が葵だと確信し、彼女を殺すことに迷いを感じていた。

美月が「ハリネズミ探偵・ハリー」の実写映画撮影に向けた打合せに参加することになり、柊も同行する。打合せには、流星(鈴木伸之)が立ち会っていた。柊は、流星がまた何か企んでいるのではないかと気が気ではない。

そんな中、詩織(水野美紀)が美月の仕事場を訪れる。詩織は、柊の父の知り合いだと名乗る。詩織に京子(榊原郁恵)のことや家族について尋ねられ、警戒する美月。美月と詩織の間に、緊張感が高まる。

柊は、なぜ突然訪ねてきたのかと詩織を問い詰める。柊は詩織に、美月が実は初恋の人なのだと伝える。心揺れる柊に、詩織は、丈一郎(藤木直人)の死を無駄にしないでほしいと告げる。

映画「ハリネズミ探偵ハリー」クランクインの日。撮影現場で原作者の美月、出演者の流星と七瀬くるみ(谷まりあ)の対談取材が行われる予定が組まれていた。美月は、柊と千景(田中みな実)たちを連れて撮影現場へ向かう。撮影現場は、古い洋館だった。

「俺が……絶対に守ってみせる」と決意する柊。流星は到着した柊たちを見て、不敵に微笑む。「ようこそ、死の館へ――」

現場には、数匹のハリネズミがいた。ハリーは、ぬいぐるみとCG合成を使って実写化する。撮影中に本物のハリネズミを見られるようにしておけば、出演者の演技にもイメージが湧きやすいだろうという流星のアイデアだった。

ハリネズミを見て「かわいい!」と声を上げる美月。そんな彼女を見て、ときめいてしまう柊。撮影が進み、洋館には空き時間ができた流星と見学していた柊たちだけになる。

すると、流星は、ケージを開けてハリネズミを逃がす――。ハリネズミを使った流星の殺人計画とは!?

第4話のレビュー

放送週に追記します。

--{第5話ストーリー&レビュー}--

第5話ストーリー&レビュー

第5話のストーリー

→「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

放送週に追記します。

第5話のレビュー

放送週に追記します。

--{第6話ストーリー&レビュー}--

第6話ストーリー&レビュー

第6話のストーリー

→「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

放送週に追記します。

第6話のレビュー

放送週に追記します。

--{第7話ストーリー&レビュー}--

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

→「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

放送週に追記します。

第7話のレビュー

放送週に追記します。

--{第8話ストーリー&レビュー}--

第8話ストーリー&レビュー

第8話のストーリー

→「ボクの殺意が恋をした」画像ギャラリーへ

放送週に追記します。

第8話のレビュー

放送週に追記します。

(文:シネマズ編集部)

--{「ボクの殺意が恋をした」作品情報}--

「ボクの殺意が恋をした」作品情報

出演:中川大志/新木優子/藤木直人/鈴木伸之/水野美紀/田中みな実/中尾明慶

脚本:徳永友一/三浦希紗

演出:星野和成/宝来忠昭

音楽:大間々昂/田渕夏海

主題歌:Vaundy「花占い」(SDR)

チーフ・プロデューサー:岡本浩一

プロデューサー :中間利彦/石田麻衣(ホリプロ)/小島祥子

共同プロデューサー:三上絵里子(日本テレビ)

制作協力:ホリプロ

製作著作:読売テレビ

シネマズ 編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加