横浜FM内定の生駒擁する鹿児島城西、PK戦で鹿児島実を下して4連覇に王手:鹿児島

横浜FM内定の生駒擁する鹿児島城西、PK戦で鹿児島実を下して4連覇に王手:鹿児島

  • ゲキサカ
  • 更新日:2017/11/12
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[11.11 選手権鹿児島県予選準決勝 鹿児島城西高 1-1(PK3-2)鹿児島実高 鴨池陸]

迫力ある一戦は、最後まで決着がつかずPK戦で勝敗を分けた。第96回全国高校サッカー選手権鹿児島県予選は11日に鴨池陸上競技場で準決勝2試合を行い、第2試合は横浜F・マリノスへの入団が内定しているU-18日本代表DF生駒仁(3年)を擁する鹿児島城西高がPK戦で鹿児島実高を下し、4連覇に王手をかけた。

手に汗握る試合だった。序盤から互いに迫力のある速攻を展開し、球際で激しく争う場面が目立った。その中で、両チームが起点を作ったのは、サイドだ。鹿児島城西は前半4分に右MF與那覇玲央(2年)とFW徳田海征(3年)のコンビネーションからクロスを送ってチャンスメーク。鹿児島実は6分に左からのクロスをエースFW西一斗(3年)がヘディングで狙って応戦した。ロングボールの多い展開が続くと、次第に鹿児島実がペースを掌握。鹿児島城西は、小久保悟監督が「相手の土俵で戦うなと言ったけど、引きずり込まれていたと思う」という展開に持ち込まれて苦しんだ。

後半に入ると、鹿児島実がいきなりゴールを奪った。試合再開と同時に敵陣へ押し込むと、FW山本啓人(3年)が突破を仕掛けてFKを獲得。すると、主将を務めるMF峰松朋哉(3年)が見事な弾道でゴール右に直接蹴り込み、先制点を挙げた。しかし、勝負が決まったわけではなかった。鹿児島城西は、主将を務める生駒が「空中戦は相手も強いので、後半は下のスペースで勝負しようと話した」と語った通り、グラウンダーのパスで攻撃を構築して反撃に転じた。

対する鹿児島実は、後半11分に西が負傷交代を強いられた。そして17分、今度は鹿児島城西がセットプレーを生かした。直前の選手交代によってCBからFWにポジションを変えた大脇瑞城(3年)は、大会直前にDFに転向したが、本職はFW。「前でボールを収めるプレーは、自分の武器」と話した通りに前線で相手のファウルを受けてFKを獲得。すると、ボランチの久保田澪祐(3年)がゴール前へパスを送り、左DF田中海渡(3年)が頭で合わせて同点とした。

田中は「ヘディングは、そんなに得意ではないけど、信じて走り込んだら綺麗にボールが来たので触るだけでした。メンバーに入れなかった選手の気持ちも背負って戦っているので、ゴールが決まって良かった」とゴールの感触を話した。追いついた鹿児島城西は、ともに途中出場の右MF今福晃星(1年)、左MF山田駿(3年)を生かしたサイド攻撃で逆転を狙ったが、鹿児島実の最終ラインは強く、破ることはできなかった。

勝負は80分で決着がつかずにPK戦にもつれ込んだが、それもまた互角の展開だった。後攻の鹿児島実は2人目と4人目がキックを失敗して枠を外したが、PK戦の直前に投入されたGK林幹太(3年)が相手の3人目をストップ。鹿児島城西は、5人目の山田が決めれば勝利というところまで持ち込んだ。

しかし、山田のキックはクロスバーをたたいてゴールをオーバー。鹿児島実がサドンデスに持ち込むかと思われた。ところが、今度は鹿児島城西のGK泉森涼太(3年)が相手の5人目をストップし、PK3-2で鹿児島城西が勝利を収めた。鹿児島城西は翌12日の決勝戦で神村学園高と対戦する。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校選手権2017

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