13年ぶりに復活するピックアップトラック、トヨタ「ハイラックス」で人生が変わる!?

13年ぶりに復活するピックアップトラック、トヨタ「ハイラックス」で人生が変わる!?

  • @DIME
  • 更新日:2017/09/16

みなさん、トヨタのハイラックスというトラックを知ってますか? カッコ良く言えばピックアップトラックなんていいますが、乗用車の後部を荷台にしたような、スマートなカタチのトラックです。そのハイラックスがなんと! 13年ぶりに復活しました。

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日本ではキャブオーバー型といって、エンジンの上に運転席を設置して、極力荷台を長く取るトラックの方が主流です。荷物を積むには効率がいいとされてますからね。そのため、日本のピックアップの販売を全社終了していたのです。北米では大人気なのに……涙。

かつてトヨタは、クラウン ピックアップや、パブリカ ピックアップなどを日本で売っていました。クラウンのピックアップなんてビックリですよね! 今でいえば、レクサスの最上級セダンをトラックにしたみたいなもんですから。

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クラウン ピックアップ

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パブリカ ピックアップ

ニッサンはダットサントラック、サニートラックなどを販売。マツダのプロシード、いすゞのファスター、ロデオなど各社がピックアップトラックを売っていたのです。それが日本では絶滅。悲しい話です。

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サニートラック

筆者はアメリカ車のカスタムパーツ屋さんで一時お世話になっていました。そして、アメリカンサブカルチャー雑誌でLAやNY、ハワイのクルマ取材をしたりしていたので、ピックアップトラックが好きなんです。シボレー・エルカミーノの68年型なんて、大好物です。

カスタムパーツ屋さんではカスタマイズされた黄色いハイラックスをほぼ毎日、嬉々として洗車してました。ピックアップトラックってカッコイイんですよ。バタ臭いというか、堅苦しさが抜けて、いい意味で日本車っぽくなくなるんですね。

■今度のハイラックスは8代目のタフなヤツ!

正直、日本でピックアップトラックが正規に販売されることはないだろう、そう思っていました。そんななか、トヨタが8代目にあたるハイラックスを13年ぶりに販売するのですから、驚き以外の何者でもありません!。

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初代ハイラックス(10系)が1968年の販売ですから、49年もの歴史を重ねたハイラックス。今回の8代目の特徴をひとことで言えば「タフ」につきます。

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極寒や酷暑、泥道など、数々の過酷なテストを重ねた結果、8代目は屈強なカラダを持つピックアップトラックとなりました。

その証拠ではないですが、2017年8月に開催された「アジアクロスカントリーラリー」へ参戦し、見事チームタイトルを獲得しました。

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筆者は気になっていることがありました。このハイラックス、もしかしたら乗用車ベースではないかと……。しかし、違いました! 乗用車の主流となっているモノコック構造ではなく、今でもトラックに採用されることが多い、ラダーフレーム構造でした。

わかりにくい写真で恐縮ですが、タイヤの奥の方に数字が打たれているのがフレームです。モノコック構造とラダーフレーム構造の性能差など、細かいことよりも、気分です、気分。「トラックに乗ってるぜ!」って感じがいいのです。

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そして、リアのサスペンションはリーフリジット(板を重ねてバネにしてます)。まさにトラックです。

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だから、積み荷はこんな感じでいいのです。力強いじゃないですか!

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■タフなアイツを凸凹道で走らせる(本当は横に乗ってただけ)

見た目がワイルドでも、走らせてみたらひ弱だった……そんなんじゃタフガイとは呼べません。なので、テストコースに置かれた数々の障害を乗り越えてみせましょう。

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なんて、偉そうなことを言ってますが、筆者のドラテクでは試されるのはクルマじゃなくて自分の腕前。ここはプロにお任せです。

運転していただいたのは、ダカールラリーのドライバーで、国際ジャーナリストでもある寺田昌弘さんです。

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ご挨拶を済ませて、ヘルメットを被りいざ、乗車。黒を基調にした室内は、ブルーのライトがボディーカラーとリンクして素敵。無骨というよりはスポーティなのが新型ハイラックスのインテリアです。

4ドアで後部座席を含め5人がゆったりと座れるスペースと広い荷台を両立したピックアップトラック。う〜ん、やっぱりいい雰囲気ですね。

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そして試乗がスタート! ごろごろと木材が置かれ、奥には階段も見えます。

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「さて、これから悪路に入ります。新型ハイラックスはパートタイム4駆なので、後ろ2輪駆動から4輪駆動に切り替えますね。

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今回は悪路なので、低速側の4駆「L4」を選びます。

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それから、車輪が浮いたりスリップした時のために、リアデフロックします。これで準備はOKです。進みますよ〜」(寺田さん)

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ということで、アイドリング状態のハイラックスがスタート。2.4Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンはトルクが太いので、アイドリングでもスムーズ。雨に濡れた丸太もへっちゃらで進んでしまいます。

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「この状態で横に30度くらい傾いてますかね。45度くらいまでなら横転しないと思いますよ。だから、ほら、揺らしても全然平気です」と、お茶目な寺田さんは運転席でカラダをガンガン揺らすので、ハイラックスも揺れます。同乗している筆者は気が気じゃありません。心の声で「やめて〜」って言ったのは内緒です。

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続いて階段セクションへ突入。「普通の坂道だとこのくらいの傾斜角でも一般車が登れなくはないのですが、階段はタイヤが浮くこともあるので滑りやすいんですよ。でも、ハイラックスなら余裕ですね」(寺田さん)

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クルマが大きく傾き、前方にあったビルもボンネットで隠れてしまうほど。そんな急傾斜をグイグイ登るハイラックス。コトバも出ません。

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「さて、下りますね。このくらい短い距離だと効果がわかりにくいかもしれませんが、DAC(ダウンヒルアシスタントコントロール)を使ってみますね。これはクルマがスピードを自動で低速にコントロールしてくれます」(寺田さん)

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DACボタンを押した寺田さんはブレーキ操作などをせずに階段を下りていきます。筆者も経験ありますが、下り坂ってスピードをコントロールできないとパニック状態になりやすいです。それをクルマがアシストしてくれるなんて、ありがたや〜です。

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さらにアスファルトの路上をスラローム状にくねくね。ラダーフレームでリアがリーフリジットのトラックなのに乗り心地がいいのです。悪路走破もあるかもしれませんが、舗装路で走る機会の方が圧倒的に多い日本では、嬉しい高性能ですね。

■トヨタのSUV 4兄弟。次男と三男もモデルチェンジ

ハイラックスの復活と共に、トヨタの本格SUV 4兄弟も一部新しくなったのでご紹介しましょう。

まずは次男のランドクルーザープラドがマイナーチェンジ。顔がカッコ良くなりました。そして、安全性能が充実しているのも特筆です。

2.8Lディーゼルターボも2グレード追加され、選び方の幅が拡がったのもユーザーにはありがたいですね。

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ランクルは世界の悪路で活躍するタフの象徴。プラドも試乗コースをすいすい進みます。もちろん、プロの運転だからこそですけれど……。

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三男のFJクルーザーもFinal Editionを設定しました。そう、このバージョンでFJクルーザーは卒業します。欲しい人は急いで!!

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長兄のランドクルーザー(200系)も弟たちの進化に目を細めます。

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いかがでしたか、トヨタのSUV 4兄弟は。ハイラックスが加わり選び方も幅広いものとなりましたね。

■新型ハイラックスで人生が変わるのか?

本格的なSUVは、人と違うクルマに乗りたい、タフなギアがほしいという人には魅力的なはずです。EVの時代が主流になろうとしている昨今、経済性を追求するという実用も大事ですが、「悪路を走破する」ための実用は、クルマで出かけるフィールドを広げてくれそうです。

そして、スタイリッシュなのに5人乗れて荷物をガンガン積めるハイラックスは、遊びのフィールドも広げてくれそうです。

個人的にはいつまでも、ハイラックスの良さが分かる自分でいたいと思っています。仕事も大事だけれど、自分の家族や友人との時間も大切にしたいから、そんな自分に関わる人たちと過ごすとき、SUVがある生活は楽しそうですよね?

ハイラックスに乗ったからといって、人生が変わることはないと思います。けれど、ハイラックスをとことん楽しもうと思ったら、人生は変わるかもしれませんね。みなさんはどうですか??

文/中馬幹弘(ちゅうま・みきひろ)

モノ情報誌の編集を長年手掛け、スマートフォン、家電製品全般、クルマ、フード、ファッションなど「モノトレンド」を手広くWatchする。ファイナンシャルプランナー資格も保有。

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