昨年は533億円規模に拡大!成長を続ける国内ソーシャルレンディング市場の今後

昨年は533億円規模に拡大!成長を続ける国内ソーシャルレンディング市場の今後

  • @DIME
  • 更新日:2017/11/12

欧米でインターネットを利用した個人間融資のモデルとして立ち上がったソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング、融資型クラウドファンディング)。日本国内では、個人投資家から小口で集めたお金を大口化し、借り手企業に融資するという法人融資のかたちで、2017年度も市場規模は急速に成長している。現在では一般にも認知が広がり、ソーシャルレンディングで資産運用を行う人も増えている状況にあるという。そんな中、ソーシャルレンディング比較サービス「クラウドポート」を運営するクラウドポートから、2017年上半期ソーシャルレンディング業界レポートが公開された。

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法人融資としての日本国内におけるソーシャルレンディング市場規模は2008年から少しずつ増え、2013年頃から成長の勢いを増している。法人融資では不動産系の中小事業者や何らかの事業資金の調達を行うものが多いようだ。実際、ソーシャルレンディング市場規模の成長率は、2014年から2015年にかけて2.1倍、2015年から2016年では1.7倍。およそ2倍のペースで市場規模が拡大し続けている。
この勢いは2017年になっても衰えておらず、2017年6月の単月市場規模は過去最高を記録している。

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市場規模拡大とともに、ソーシャルレンディング業界への参入運営会社(ソーシャルレディング事業者)も増えている。2014年には6社しか存在していなかった事業者も、2015年には10社、2016年には20社と、中小事業者も含め多くのソーシャルレンディング運営会社が参入を果たした。
2017年でも参入事業者は増えており、購入型クラウドファンディングにおいて広く知られているCAMPFIREも既に参入を表明。今後も魅力的な事業者のソーシャルレンディング参入の気配がある。

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また、市場規模と事業者数の拡大を背景に、日本におけるソーシャルレンディング事業者の種類も市場も少しずつ多様化している。当初は不動産案件を主に扱う事業者ばかりでしたが、再生エネルギー案件や海外案件ほか、案件の種類も増加してきた。

参入事業者の数が増えることで、業界の平均利回りも高まっている。新規参入事業者は投資家獲得のため、事業運営初期においては自社の利益を少なくしても、投資家が登録することを促す傾向がある。昨今ではキャッシュバックキャンペーンを実施する企業もあり、このような背景で平均利回りは向上しているようだ。

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ソーシャルレンディング先進国とも捉えられるアメリカでは、2015年における市場規模が227億ドル(約2.5兆円)に達している。一方、日本では2017年に1000億円の市場規模が予想されている程度。その市場規模の差は日米間で見積もって20倍以上だ。ただし、日本との経済力の差は20倍の開きがあるわけではない。アメリカのソーシャルレンディングの市場規模から考えれば、まだ日本市場の伸びる余地は充分にあると考えられる。

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構成/編集部

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