人間はどの程度の風速に耐えられるのか?顔面に時速735kmの爆風をあてるという人体実験(アメリカ)

人間はどの程度の風速に耐えられるのか?顔面に時速735kmの爆風をあてるという人体実験(アメリカ)

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  • 更新日:2019/10/23

第二次世界大戦直後の1946年、人間はいったいどれぐらいの風速に耐えられるのかという人体実験が行われた。実はこの年代まで、ジェット機が急減速したり、パイロットが緊急脱出したりしたとき、人体にどんな影響があるか正確に分かっていなかったのだ。

そこで当時の研究者は、NASAの最古の研究施設「ラングレー研究所」にて無謀なる実験を行った。生きた人間の顔面に時速735kmもの風を叩きこむというものだ。

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Man in 457 mph Wind: "Human Tolerance to Wind Blasts" 1946 NACA Langley Research Center

中央に見えるのが、被験者が座る死刑台実験用の椅子である。風で吹き飛ばされないように頑丈に作られている。この被験者となったのは、当時のアメリカ空軍大佐であり、航空医学研究者でもあったジョン・ポール・スタップ( 1910年7月11日‐1999年11月13日)である。

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飛行機は大体時速800㎞~900㎞で飛行するから、飛行機の窓から顔だした感覚?ちょっとそれすごいな。

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この実験結果で導き出されたのは、「人体は突起物などに衝突したりしなければ、ジェット機からの射出脱出の際のような、相当な急減速Gにも耐えられる」というものだ。

ジョンは自身の体を張った証明の経験にもとづき、後に自動車安全技術の研究の他、シートベルト装着の啓蒙にも尽力したという。

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