
山口県岩国市の住宅街で住民が野生のサルに襲われけがをしている問題で、市は、専門の業者に依頼しサルを捕獲する方針を固めた。
山口県岩国市の住宅街で住民が野生のサルに襲われけがをしている問題で、市は、専門の業者に依頼しサルを捕獲する方針を固めた。
岩国市玖珂町の阿山北(あやまきた)地区では、去年12月ごろからサル3匹が出没し、住民に飛びついたりひっかいたりする事案が10件以上発生している。
また今月19日以降、高齢の男女3人がサルに咬まれるなどし、足に軽傷を負った。
負傷者の発生を受け、岩国市は「住民の安全を最優先に考える」とし、専門業者に依頼してサルを捕獲する方針を固めた。
今後、県に対し、麻酔銃の使用の許可などを求めることにしている。