柳亭小痴楽 新宿末広亭・10月中席で注目の試み 落語関係者「活気ある公演になりそう」の声続出

柳亭小痴楽 新宿末広亭・10月中席で注目の試み 落語関係者「活気ある公演になりそう」の声続出

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  • 更新日:2023/09/21

人気落語家の柳亭小痴楽(34)がトリを務める東京・新宿末廣亭「10月中席」(11~20日)夜の部で行われる試みに注目が集まっている。

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柳亭小痴楽

中入り休憩後の「食いつき」といわれる枠に、二ツ目の落語家を日替わりで起用することが発表された。落語界で「食いつき」は「休みで緩んだ場を引き締め、もり上げる腕が必要とされる」といわれる難しい時間帯。そこに若手を投入し、2人交代が一般的な「日替わり」に文字通り、10日間の期間中、10人の二ツ目を1日ずつ交代で登場させる異例のシフトを敷く。

小痴楽は「10日間でいろいろな若手を見ていただけるし、若手本人にとっても経験になる。中入り後の割引料金からいらっしゃるお客さんにも目が届くかなと思いました」と客と若手にも画期的な企画を設けた。

終盤のゲスト枠にも1日交代で10人を招く豪華なラインナッナップとなる。こちらについては「ウチの協会(落語芸術協会)だからある、せっかくの他派枠なので、先輩もいますが、若手もそろえ、これからの芸人を見ていただきたいのと、個人的に私の好きな芸と人柄の人たちに声を掛けさせてもらいました」と説明した。

落語関係者からは「とても前向きな試み。活気のある公演になりそうだ」との声が続出している。

▽「中入り後」の二ツ目

・11日=桂蝶の治、12日=笑福亭茶光

・13日=立川幸朝、14日=春風亭昇羊

・15日=三遊亭花金、16日=瀧川鯉三郎

・17日=柳亭信楽、18日=昔昔亭昇

・19日三遊亭遊かり、20日=雷門音助

▽ゲスト

・11日=錦笑亭満堂、12日=立川 小春志

・13日=立川吉笑、14日=三遊亭萬橘

・15日=笑福亭べ瓶、16日=立川こしら

・17日=桂 三度、18日=桂二葉

・19日=立川志の春、20日=三遊亭好の助

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