
マップの取り付けを行う児童たち
東山田小学校6年2組の児童が、東山田準工業地域のまちづくり組織などと連携して、同地域の各工場を紹介するエリアマップのリニューアルを行った。
元々設置してあったマップは2017年に、同工業団地を拠点に地域貢献活動に取り組む団体「つづきっず、はい!」と近隣の小学生が設置したもの。
完成から5年ほどが経過し、移り変わった工場もあることから、東山田小学校6年2組がリニューアルを提案。「一般社団法人横浜もの・まち・ひとづくり」(男澤誠代表)と東山田準工業地域をまもる会が協力する形で実現した。
昨年11月には総合的な学習の時間として、児童がグループに分かれて工場や店舗を訪問。企業名や住所などの情報を確認しながら、業務内容や仕事へのこだわりをインタビューし、内容をマップに反映した。
2月27日にはリニューアルしたマップを設置したあと、協力企業や地域住民を招いたお披露目会が行われ、マップの完成を祝った。この日は児童が司会進行を行い、代表児童が参加者に感謝の言葉を述べた。
同クラス担任の大西憲吾教諭は「マップの制作を通して自分たちが育ったまちに貢献できるという経験は子どもたちにとって、かけがえのないものになったと思う」と振り返った。
タウンニュース都筑区版