ロス上空1,800mをジェットパックで飛ぶ人が目撃される。パイロットと管制局の緊迫の会話を公開

ロス上空1,800mをジェットパックで飛ぶ人が目撃される。パイロットと管制局の緊迫の会話を公開

  • ギズモード・ジャパン
  • 更新日:2020/10/18
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Image: Gizmodo US

アイアンマン…じゃないよね。

ここ数週間、ロサンゼルス国際空港(LAX)付近で奇妙な現象が起きています。14日、航行中の中華航空のクルーから空港の管制塔に「ジェットパックのようなものを身に着けた人が空を飛んでいる」と報告がありました。

実は、2カ月前にも同様の目撃証言があり、当局が真相を突き止めるべく捜査しています。ちなみにジェットパックとは、カバンのように背負って使用する噴射式の飛行装置のこと。

米連邦航空局(FAA)の広報担当者によるメール報告は以下のとおり:

「10日、中華航空の乗組員が高度6,000フィート(約1,829メートル)の地点でジェットパックを身に着けた人らしき物体を目撃したと報告しました。日時は10月10日の午後1時45分頃、場所はLAXから北西に7マイル(約11km)離れた空域です」。

同広報担当者によると、すでに地元の法執行機関に報告したうえで、調査をすすめているといいます。

8月にも同様の人物(?)が目撃されている

これだけでも珍事ですが、実は8月30日にも同じような出来事が。複数の航空会社の乗務員が管制塔に「高度3,000フィートの地点にジェットパックで飛んでいる人がいる」と通報しています。この人物を目撃したアメリカン航空の乗組員によると、飛行機の翼との距離はわずか300ヤード(27メートル)だったとのこと。

自動車関連メディアのThe Driveが中華航空チームと航空交通管制との通信音声を入手したので、緊迫したやりとりをご覧ください:

中華航空006便:「高度6,000フィートで明るい物体を確認しました」。

LAX管制塔:「006便、もう一度お願いします」。

中華航空006便:「飛行服のジェットパックのような(音声不明慮)飛行物体を目撃しました」。

LAX管制塔:「無人航空機ですか? ジェットパックですか?」

中華航空006便:「ジェットパックだと思われます。(確認するには)非常にまぶしく、距離も遠すぎます」。

LAX管制塔:「006便、感謝します。エミレーツ航空215便からも約13マイル先にジェットパックとの報告がありました」。

その日は同空域で他に2機の航空機が同じジェットパックを目撃しています。

すでにFBIも捜査を開始している

FBIの報道官はニューヨークタイムズ対し、同局が「LAX付近でジェットパックを身に着けた人らしきものが目撃された件について、複数の報告を調査している」と語った。報道によると、FBIはすでに8月の事例について捜査中だという。

これらの情報がすべて事実だとしたら、今回の一件はどこかのアマチュアが自作のジェットパックをテストしたんだろうな、と想像できます。捜査当局まで巻き込んで、なんて人騒がせな…という感じですが、もし本当にジェットパックで1,800メートルも飛んだのなら、ちょっと驚きです。

ジェットスーツの性能自体は、世界トップレベル(もし事実なら)

ジェットスーツといえば、今年2月、ドバイでジェットスーツを着けたパイロットが同じく1,800メートル近くまで飛んだと話題になったばかり。その時の滞空時間はわずか3分、試験飛行回数は50回にのぼり、パラシュートで着地しています。

ロサンゼルス界隈にいると思われるジェットパック冒険家が、どれだけの時間空中に浮かんでいたのか、それはわかりません。しかし、もしパラシュートを使って着地したとしたら、もっと簡単に着地点やその正体がわかったはず。今後も現れるのか、恐れをなして影をひそめるのか、はたまた天からの使いだったのか…謎は深まるばかりです。

R.Mitsubori

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