
右手小指骨折から復帰し取材に応じた源田壮亮
第5回WBCで名誉の負傷(右手小指骨折)を負った西武・源田壮亮内野手(30)が26日のオリックス戦(ベルーナ)から一軍に合流。約2カ月遅れの開幕戦を迎える。
背番号6の練習着を着た源田が遊撃のポジションで黒田コーチのノックを軽快にさばく日常がようやく戻って来た。
打撃練習後、メディアの取材に対応した源田は「骨の怪我だったので急激に治るものではなく、もどかしさもありました。WBCでケガをしましたが、普通にチームでオープン戦を戦っていたとしても、ケガをしていたかもしれない。そう思って、今日からまた頑張ろうと思います」と気持ちを新たに自身の〝開幕戦〟に向かう心境を語った。
練習前には、共にV奪回を成し遂げた侍ジャパン・栗山英樹監督(61)から「迷惑をかけてしまってごめん。今日からまた野球界のためによろしくお願いします」と電話でお詫びと激励を受けたことも明かした。
チームは現在、首位・ロッテに8ゲーム差を離された借金6と苦しい状況に立たされている。
これに源田は「シーズン中に苦しい時はあると思うので前向きに。ファンの方が見に来て下さるので、そういう方のために全力でプレーして気持ちよく帰れるプレーを心掛けたい」とコメント。「ワクワク感もありますし、今日がボク自身の開幕になるので緊張感もありますが、チームのために頑張ります」と主将の顔を見せていた。
東スポWEB