
日本銀行金沢支店は北陸3県の景気について、「持ち直している」と、3か月連続で判断を据え置いた。金融経済月報では、7つの主要項目で2月と同じ判断だった。「住宅投資」は2月に判断が「減少している」と引き下げられ、今回も同じ判断だった。
日本銀行金沢支店は北陸3県の景気について、「持ち直している」と、3か月連続で判断を据え置いた。
日銀金沢支店が発表した金融経済月報によると、個人消費や住宅投資、生産など、7つの主要項目すべてで2月と同じ判断だった。
このため、去年12月に「持ち直している」と変更した全体判断が3か月連続で据え置かれた。
「住宅投資」は2月に判断が「減少している」と引き下げられていて、今回も同じ判断となった。
吉濱久悦支店長は、「消費の節約志向の強まりや、海外経済の減速などに注視したい」としている。