
先週辞任を表明したニュージーランドのアーダーン氏の後任として、与党党首のヒプキンス氏が新たな首相に就任した。
クリス・ヒプキンス氏は、前任のアーダーン氏の19日の辞任表明を受けて与党・労働党の新たな党首に選出され、25日正式に首相に就任した。
ヒプキンス氏はアーダーン政権で教育相や警察相などを兼務し、過去には新型コロナ対策担当相を務めていた。
5年余りにわたったアーダーン政権では厳格なコロナ対策が評価された一方で、物価高などから支持率は低迷していた。
10月に総選挙を控え与党労働党の支持率回復が課題となる中、ヒプキンス新首相は就任後の記者会見で経済対策に力を入れる姿勢を示した。(ANNニュース)