豊作とコロナ終息祈り...奄美で平瀬マンカイ 国重文の伝統祭事

豊作とコロナ終息祈り...奄美で平瀬マンカイ 国重文の伝統祭事

  • 毎日新聞
  • 更新日:2021/09/15
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岩の上で歌い踊って豊作を祈願した平瀬マンカイ=鹿児島県龍郷町秋名で2021年9月15日午後4時33分、神田和明撮影

鹿児島県・奄美大島の龍郷町秋名地区の海岸で15日、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する伝統祭事「平瀬マンカイ」があり、住民らが豊作と新型コロナウイルス終息への祈りをささげた。

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例年、旧暦の8月に行われる国の重要無形民俗文化財「アラセツ行事」の一つ。コロナ禍で同日早朝に山中の片屋根小屋を揺すり倒し、稲の出来を占う「ショチョガマ」は2年連続で中止となった。

平瀬マンカイは、海から稲霊(いなだま)を招き、収穫に感謝する儀式。白装束の女性5人と、男女7人が向かい合う岩の上に立ち、歌いながら手招きを繰り返した。

今年も感染防止対策のため、参加者は集落の住民だけに限定した。保存会の窪田圭喜会長(80)は「来年こそは二つの祭りができるよう願っている」と話した。【神田和明】

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