カレーチェーン、究極のトッピング!ココイチの●●は別次元、数百円でも贅沢感

カレーチェーン、究極のトッピング!ココイチの●●は別次元、数百円でも贅沢感

  • Business Journal
  • 更新日:2018/01/14
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「カレーハウスCoCo壱番屋」(以下、ココイチ)や「カレーショップC&C」などのカレーチェーン店では、客がトッピングを自由に組み合わせられることが大きな醍醐味となっている。

もちろんレギュラーメニューをそのまま頼んでもいいわけだが、「カツカレーに野菜をトッピングし、栄養のバランスを取りたい」「ライスは少なめでいいけれど、その代わり具材はいっぱいのせたい」といった具合に、そのときどきの気分やシチュエーションに応じて、カレーをカスタマイズすることも可能なのだ。

では、満足度とコストパフォーマンスを両立した“最強のカレー”をつくりたくなった場合、どのようにトッピングを組み合わせればいいのか。ウェブメディア「日刊カレーニュース」の編集長を務める村尾直人氏に話を聞いた。

●ココイチの「海の幸」は他店と一線を画した、“煮込み”のトッピング

まずは日本を代表するカレーチェーン店である、ココイチのカレートッピング事情だ。

「ココイチの特徴は、魚介類のトッピングが充実していることです。そのなかに『海の幸』というトッピングがあり、こちらはイカリングやイカの足、エビやあさりがセットになったもの。299円(税込、以下同)と値段は高めですが、満足度もかなり高いでしょう。

というのも、海の幸は具材をカレーの上にただのせるのではなくて、ベースのルーと一緒に煮込んでから提供してくれるのです。こうすると、具材は中まで火が通ってアツアツになりますし、ルーにも非常に馴染みます。たとえトッピングのおかげでカレーの見た目がきれいになっても、おいしくなければ意味がありません。そう考えるとココイチの海の幸トッピングは、ほかのカレーチェーン店とは別次元のレベルだといえます」(村尾氏)

魚介類ではほかにも「ツナ」のトッピング(103円)があり、これはココイチのどのカレーに入れても鉄板のおいしさだと村尾氏は語る。

「しかし1つ目のトッピングを海の幸にして、さらにツナを加えたら、シーフード同士で具材が被ってしまう部分があります。そこで私がおすすめしたいのは、2つ目のトッピングに『やさい』(226円)を選ぶこと。こちらはジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、いんげんという4種類の具材がセットになったトッピングで、カレーの彩りもよくなりますし、量もボリューミーです。おそらく、小さいジャガイモが丸々1個分以上は入っているのではないでしょうか。

ただ、ジャガイモは炭水化物を多く含みますので、カロリーが気になってしまうという方もいるかもしれません。それならば、ライスの量が半分(150g)になったハーフサイズカレー(360円~)を頼めばカロリーを抑えられますし、値段も安くなります。しかもハーフサイズカレーはドリンク付きなので、とてもお得感があります。

なお、一部店舗では動物由来の原材料を使用していない『ベジタリアンカレー』(500円)を取り扱っており、こちらに『ほうれん草』(226円)、『なす』(154円)、『完熟カットトマト』(103円)をのせるのもアリです。これらは本格的なインドカレーでそのまま使うような食材ですし、緑・紫・赤という原色の野菜でもありますから、“インスタ映え”間違いナシ。これを『ハーフベジタリアンカレー』(380円)で試すと皿が小さくなりますので、皿の大半が野菜で埋め尽くされるはずです」(同)

ちなみにココイチのトッピングは、海の幸のような煮込み系を除き、オーダー時に伝えておけば別皿で出してくれるとのこと。より美しい写真をカメラに収めたければ、自分で丁寧に盛りつけするのも1つの手だ。

【村尾氏おすすめのトッピング組み合わせ例 ~ココイチ編~】

1.「ハーフポークカレー」360円(一部地域では380円)+「ドリンク」0円+「海の幸」299円+「やさい」226円=885円(一部地域では905円)

2. 「ハーフベジタリアンカレー」380円+「ドリンク」0円+「ほうれん草」226円+「なす」154円+「完熟カットトマト」103円=863円

●C&Cでは三元豚ロースかつカレーに温野菜と唐揚を乗せるのがベスト

続いて、主に京王電鉄沿線に店舗を構えているC&Cについても聞いた。

「C&Cに行ったら、650円の『三元豚ロースかつカレー』を頼むのがいいでしょう。三元豚を使用しているカレーチェーン店は珍しいですし、三元豚は本来、こだわりの専門店でなければ食べられないほど優れた肉質なのです。

また、C&Cは野菜のトッピングがとても安いのが特徴。ココイチの『やさい』は226円でしたが、C&Cの『5品目のゴロゴロ温野菜』はたったの160円でニンジン、ナス、ジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワーをトッピングできます。ジャガイモをたくさん入れてごまかしがちなカレー店が多い中、これだけ野菜の種類が豊富なのは素晴らしいですし、写真を撮っても美しいですね。

この時点でカレーの値段は810円ですが、ココイチと同じ発想で、ライスの量を減らして50円引きにするというのも手。浮いたお金で40円の『唐揚』を1個トッピングすれば、三元豚ロースかつに唐揚、さらに温野菜までたっぷり食べられて合計800円ですから、“神”と評価しても過言ではない組み合わせだと思います」(同)

ココイチのハーフサイズカレーはライスを減らすとルーも減ってしまい、物足りない印象になってしまうこともあるそうだが、C&Cの場合はライスだけが減るという。村尾氏はルーと具材の割合が1:1になるのがベストだと考えており、今回紹介してくれた組み合わせは、まさに村尾氏の理想に近いそうだ。

「一方、『欧風仕立てビーフカレー』(590円)にはほかのメニューとは違い、じっくりと煮込まれた濃厚なカレーソースが使われています。ホテルで提供されるようなビーフカレーがチェーン店で食べられてしまうとは嬉しい限りなのですが、味が上品なだけに、カツなどの揚げ物をのせるのはあまり推奨しません。欧風の味を活かすには『チーズ』(80円)をトッピングし、お金に余裕があれば『ハンバーグ』(140円)をのせてみてください。

これもライスを少なめにすれば50円引きになるわけですが、そのお金で『らっきょう』(40円)を頼むことをおすすめします。欧風のルーは味が濃いめですし、そこにチーズやハンバーグを加えるとしつこくなってしまう感も否めませんから、らっきょうがあると舌のリセットに重宝するのです。先ほど紹介した組み合わせと同じ合計800円で、また趣向の違ったカレーがつくれるというわけですね」(同)

【村尾氏おすすめのトッピング組み合わせ例 ~C&C編~】

1.「三元豚ロースかつカレー」650円-「ライス少なめ」50円+「5品目のゴロゴロ温野菜」160円+「唐揚」40円=800円

2. 「欧風仕立てビーフカレー」590円-「ライス少なめ」50円+「チーズ」80円+「ハンバーグ」140円+「らっきょう」40円=800円

●実際に、ココイチでドリンク付きのハーフサイズカレーを頼んでみた!

村尾氏のアドバイスのトッピングを実践すべく、筆者はココイチの埼玉県某店に足を運んだ。一通りメニューを眺めていると、ハーフサイズカレーの欄を発見。村尾氏に教わるまでは知らなかったのだが、確かに「ドリンク付」との記載がある。

ドリンクは8種類から選ぶことができ、筆者が特に心を惹かれたのは「マンゴーミルクラッシー」だった。単品価格は206円で「ウーロン茶」「オレンジジュース」「コカ・コーラ」(各154円)といった定番ドリンクより高めの値段設定なのにもかかわらず、ハーフサイズカレーを頼む場合は追加料金ナシで飲めるらしい。なんとも太っ腹だ。

この日はハーフポークカレーの海の幸&やさいトッピングに、マンゴーミルクラッシーという組み合わせでオーダー。筆者の座るカウンター席からは厨房の様子が見えたので、調理風景をそれとなく観察していると、フライしたイカリングを鍋に移し、火にかけていた。村尾氏の言葉どおり、海の幸トッピングはルーと一緒に煮込んでくれているようで、その一手間が嬉しい。

ほどなくしてドリンクとカレーが出揃ったが、ハーフサイズだということを忘れそうになるほど華やかなビジュアルである。

いざスプーンを手に取って食べ始めると、小ぶりなあさりがゴロゴロ入っていた。筆者は日頃、あまりシーフードのカレーは食べないのだが、こんなにもカレーと相性がよかったのかと驚く。これが煮込みによる効果なのだろうか。

当然、あさり以外の魚介類や野菜類も具だくさん。ゆっくりと味わいながら完食し、その後はマンゴーミルクラッシーを飲んで、口の中の辛みを和らげた。

900円弱にしてはなかなか贅沢感の強い食事だったとはいえ、筆者は今回、カレートッピングの奥深さの一端に触れられたのかもしれない。筆者が注文してみたトッピングを含め、村尾氏がおすすめするほかの組み合わせも試してみてはいかがだろうか。
(文=森井隆二郎/A4studio)

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