【ラグビーコラム】復活したスコットランドSHレイドロー、日本にとって厄介な男が戻ってきた

【ラグビーコラム】復活したスコットランドSHレイドロー、日本にとって厄介な男が戻ってきた

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  • 更新日:2018/02/14

【ノーサイドの精神】日本にとって、厄介な男が復活してきた。スコットランドのSHグレイグ・レイドロー。2月11日の欧州6カ国対抗・フランス戦(エディンバラ)でおよそ1年ぶりに代表戦の先発に復帰。2G、6PGと8本のゴールキックをパーフェクトに決めた32歳は32-26の逆転勝ちの原動力となり、マン・オブ・ザ・マッチも獲得した。

日本が初戦で南アフリカを破った2015年W杯では、エディー・ジャパンの2戦目の相手として立ちはだかった。この試合で主将を務めたレイドローは4G、4PGの20点をマーク。中3日で戦った日本を10-45で退けた。フランスのプロリーグ「トップ14」クレルモン・オーベルニュに加入した昨年は右足首や腓骨を骨折して長期離脱。だが、右足での精度の高いゴールキックに影響が出ることはなかった。

おじのロイ・レイドローは1980年代に活躍したSH。スコットランド代表47キャップで、1987年の第1回W杯に出場。SOのジョン・ラザフォードとテストマッチで35度HB団のコンビを組んだが、これはスコットランド記録だ。筆者も生でプレーを見たことがあるが、粋な口ひげを生やし、闘志あふれるプレーでスタンドをわかせた。

そんな血を引いたおじよりもワイルドなひげ面のグレイグはフランス戦後、「FWが並外れた仕事をしていた。このユニホームを着て、ここ(スコットランドの本拠地であるマレーフィールド)に戻ってこられたのは最高だ」とスコットランドの6カ国対抗今季初勝利を喜んだ。1メートル76、85キロと、日本選手と大して違わないサイズだが、味方選手を鼓舞する闘志、的確にボールを動かす司令塔としての能力の高さには定評がある。来年のW杯では日本と同じ1次リーグA組。10月13日、日産スタジアムで、おそらく背番号9をつけて登場するだろうこの男を、日本も警戒しないといけない。

田中 浩(たなか・ひろし)

1983年入社。ラグビーブーム全盛期に担当を約10年、その後デジタルメディア、ボクシング担当、アマ野球担当などを経て2008年から運動部一般スポーツ担当デスクを務め、14年秋に二十数年ぶりにラグビー取材の現場に復帰。秩父宮ラグビー場でトライ(高校都大会決勝)と東京ドームでヒット(スポーツ紙対抗野球)の両方を経験したのがプチ自慢の57歳。

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日本にとって危険な男、スコットランド代表HBグレイグ・レイドロー

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