知らなきゃ損!来年1月から始まる「セルフメディケーション税制」とは

知らなきゃ損!来年1月から始まる「セルフメディケーション税制」とは

  • WooRis
  • 更新日:2016/11/30
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最近耳にするようになった“スイッチOTC医薬品”とは、一体なんのことでしょうか?

スイッチOTC医薬品とは、今まで処方箋がないと買えなかった薬のうち、処方箋なしで、薬局やドラッグストアで買えるようになったものをいいます。

よく見かけるものだと、風邪薬、胃薬、鎮痛剤など、身近なものが多いようです。使用実績があり副作用が少ないなどの条件を満たすものが選ばれているので、安心して購入することができます。

そして、この薬の導入にあわせて、来年度から所得税も改正されることになりました。

今回は、“セルフメディケーション税制”について、厚生労働省のホームページを参考にしながら、お金のプロである筆者が、“セルフメディケーション税制”の創設目的や税制の内容、医療費控除とどちらがお得かを幅広くご紹介したいと思います。

■医療費を減らしたい国の思惑

“セルフメディケーション”とは、「自分で健康管理し、軽度の体の不調は自分で手当てする」ことです。

つまり、「軽度の病気は病院に行かずに自分で治して!」ということです。高齢化にともない膨れ上がった医療費を、なんとか削減したいという思惑が、税制にも見え隠れしています。

■“セルフメディケーション税制”とは何か

そんな風潮のなか、平成29年1月1日から平成33年12月31日までの間、“セルフメディケーション税制”が導入されることになりました。

簡単に説明すると、自分や家族が特定成分を含んだOTC医薬品を購入した場合、合計額が1万2千円を超えるときは、超える部分(上限は8万8千円)を総所得金額から控除できる、という税制です。

この制度を利用したい場合は、従来の医療費控除と同様に、“確定申告”をする必要があります。また、医療費控除と同時に利用することはできないので、どちらが有利か自分で選択する必要があります。

■対象になる医薬品はどれ?

販売しているすべての医薬品が対象になるわけではないので、薬選びには注意が必要です。

税制の対象になるOTC医薬品は、厚生労働省のホームページに掲載されているほか、自主的な取り組みでパッケージに識別マークが記載されているので、購入するときにご確認ください。

確定申告には“購入した時のレシート”が必要になりますので、税制を利用する可能性がある人は、平成29年1月1日分からレシートを保存するようにしましょう。

■医療費控除とどちらがお得?

“医療費控除”と同時に利用できないとなると、どちらにするか悩みどころ。そこで、以下の点をポイントに検討してみてください。

(1)控除するための最低金額

セルフメディケーション税制は、1万2千円以上の部分が控除対象になります。一方、医療費控除は10万円以上の部分が控除対象になります。

病院にあまり行かない人は、そもそも医療費控除が使えない可能性大です。ちょっとした風邪なら、病院に行かずにOTC医薬品を利用することで、セルフメディケーション税制が利用できるかもしれません。

(2)生命保険に入っている場合は要注意

医療費控除で10万円以上が控除対象になるといっても、生命保険契約で給付金が出た場合は、さらに差し引かれてしまいます。生命保険に入っている人は、この点も考慮して、どちらがお得か計算する必要があります。

以上、ちょっと気が早いですが、来年の税制改正の話でした。税金の対象は平成29年1月1日からになるので、お得に減らしたいなら今から知っておく必要があります。

ちなみに、セルフメディケーション税制を受けるためには健康診断や予防接種を受けるなど、一定の条件がありますので、要件を確認してから利用するようにしましょう。

(ライター 大津留ぐみ)

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