ヤクルト・村上宗隆、6戦ノーアーチ 55号偉業達成から...怪物にも〝産みの苦しみ〟

ヤクルト・村上宗隆、6戦ノーアーチ 55号偉業達成から...怪物にも〝産みの苦しみ〟

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  • 更新日:2022/09/23

セ・リーグ首位のヤクルトは22日、中日最終戦(神宮)でわずか1安打に終わり、0―3で今季9度目の零封負け。2位・DeNAが勝利したため、優勝へのマジックナンバーは「4」のままで最短Vは24日となった。村上宗隆内野手(22)は4打数無安打で、日本選手最多のシーズン56号はお預け。6試合連続でアーチがないが、23日からのDeNAとの直接対決3連戦(神宮)で連覇につながるアーチを架ける。

バットから快音は響かなかった。3点を追う九回2死一塁。村上は二ゴロに倒れて最後の打者となった。4打数無安打に終わり、チームもわずか1安打で今季9度目の零封負け。若き主砲に笑顔はなかった。

「ベンチではよく声を出していますし、チームの4番ですから、堂々としっかりとグラウンドに立って、フルスイングしてくれたらそれでいいと思う」

高津監督は村上を思いやり、不変の信頼を口にした。中日の先発は高卒2年目右腕の高橋宏。竜のエース候補相手に二回は空振り三振、四回は見逃し三振に倒れ、迎えた七回1死一塁の第3打席。左翼への大きな飛球に球場は沸いたが、打球は大島のグラブに収まった。高橋宏には今季4戦全敗となった。

決して楽な道でないことは知っている。13日の巨人戦(神宮)で55号を放ち、1964年に王貞治(巨人)が打ち立てた日本選手最多記録に並んだ。そこから6試合連続アーチなし。直近では6月30日―7月8日の8試合連続以来だが、厳しい攻めや勝負回避なども重なっており、試行錯誤を繰り返している。

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4回、見逃し三振にたおれるヤクルト・村上宗隆=神宮球場(撮影・加藤圭祐)

この日、神宮球場には2万9082人が詰めかけた。ヤクルトの連覇達成だけでなく、村上の歴史的な一発をこの目で見たいという野球ファンたちだ。「なんとか神宮でそういう記録をたくさんのファンの方々にお見せしたい」と口にしていた村上。頂点に導く一振りに期待が懸かる。

優勝へのマジックナンバーは4のままで、23日からは神宮で2位・DeNAとの直接対決3連戦に臨む。連勝すれば最短で24日にリーグ連覇を達成する。高津監督は「お客さんの期待に応えられるように素晴らしい試合をしたい」と前を向いた。村上のアーチこそ勝利への光。勝つために、打つ。(赤尾裕希)

★23日は救援投手の大西が先発へ 23日は大商大から入団3年目の右腕、大西が先発する。これまで先発登板は1年目の1試合のみで、今季も41試合の登板全てが救援。高津監督は「ずっとリリーフをやってきたので、5回も6回も(投げてもらう)というふうには思わない」と、ブルペンデーになることを示唆した。

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