機内食需要が落ち込み経営悪化、(株)ムツミグローバルフーズネットワークほか1社が破産

機内食需要が落ち込み経営悪化、(株)ムツミグローバルフーズネットワークほか1社が破産

  • 東京商工リサーチ(TSR)
  • 更新日:2021/07/21
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ムツミグローバルフーズネットワークのプロセスセンター(千葉県八街市)(TSR撮影、2021年2月)

(株)ムツミグローバルフーズネットワーク(TSR企業コード:297153242、法人番号:4010001136598、中央区勝どき6-3-2、設立2007(平成19)年7月、資本金9500万円、吉江智香子社長)と、関連会社の(株)フードリンケージ(TSR企業コード:297947230、法人番号:4010001124710、千葉県八街市ほ427-1、設立2009(平成21)年5月、資本金5500万円、同社長)は7月16日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には井上裕明弁護士(半蔵門総合法律事務所、千代田区二番町3-5、電話03-3239-0011)が選任された。
負債総額はムツミグローバルフーズネットワークが37億1000万円、フードリンケージが7億8652万円、2社合計で44億9652万円。

ムツミグローバルフーズネットワークは水産・農産・食肉加工品など各種食料品の卸販売を手掛けていた。
中間業者を省略した独自ルートの仕入による価格競争力に強みを持ち、専門商社や食品加工業者などに卸販売するほか、近年は機内食向け食材の加工販売にも注力。千葉県八街市に設置したプロセスセンターを拠点に、航空会社の系列企業や機内食専門業者との取引を拡大させ、2020年6月期は売上高51億9298万円を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う航空機の運航停止や、減便により機内食需要が激減して業績が悪化。新型コロナウイルス関連融資を調達してしのいでいたほか、スーパーマーケットなど巣ごもり需要向けの商品販売にも取り組んでいたが、資金繰りも限界に達し2021年2月に事業を停止して債務整理に入っていた。
関連会社のフードリンケージは八街市内のプロセスセンターで食品加工業を手掛けていたが、親会社に連鎖して同時に事業を停止していた。

東京商工リサーチ(TSR)

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