ウクライナの名門「キエフ・バレエ」支援 来月チャリティーイベント

ウクライナの名門「キエフ・バレエ」支援 来月チャリティーイベント

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/06/23
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左から寺田宜弘さん、草刈民代さん、出演するダンサーの厚地康雄さん=東京都千代田区で2022年6月17日午後4時9分、須藤唯哉撮影

国内外で活躍する日本人ダンサーたちが一堂に会する「キエフ・バレエ支援チャリティーBALLET GALA in TOKYO」が7月5日に東京・三軒茶屋の昭和女子大人見記念講堂で開かれる。約1800人を無料で招待し、学生を除く来場者を対象に1人あたり5000円以上の寄付を募る。集まった寄付金は全額、ロシアによる侵攻で危機にさらされているウクライナの名門「キエフ・バレエ」に寄付し、芸術活動に役立ててもらう。

バレエダンサー・菅井円加さんが語る 表現者・羽生結弦

公演の芸術監督を務めるのは、元バレリーナで女優の草刈民代さん。過去に共演したウクライナ人ダンサーがロシア兵に撃たれて亡くなったことを知り、侵攻が身近な問題として迫ってきたという。

公演を発案した草刈さんは記者会見し、「日本のバレエの歴史を考えると、ウクライナやロシアとは切っても切れないような関係を築いてきた。日本人のダンサーは何ができるのかを模索すべきだと思った」と力を込めた。

公演には海外のバレエ団で現役のプリンシパル(最高位)を務める日本人ダンサーらが登場。草刈さんが直接、出演を依頼したという。さらに、キエフ・バレエからも2人のダンサーがステージに立つ。

首都キーウ(キエフ)を拠点に活動するキエフ・バレエで副芸術監督を務める寺田宜弘さんも会見に同席し、侵攻前に120人いた団員のうち、現地に残っているのは30人と説明した。その上で、寄付金の活用について「何人戻すことができるかも分からない状況だが、新しいレパートリーを作って、新しいキエフ・バレエの時代を作っていきたい。日本人の踊りのおかげで、新しい作品をキエフ・バレエで作れれば、より一層日本とウクライナが特に芸術の面で近くなっていく。今回のチャリティー公演は日本人として誇りに思う」と語った。

公演にはチケットが必要。問い合わせは03・3552・3831。【須藤唯哉、写真も】

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