
傷病者の受け入れ訓練に参加する学生=26日午後、岐阜市柳戸、岐阜大学医学部付属病院
大規模災害への対応能力を高めるため、岐阜大学の医学部の学生が26日、多くの傷病者の受け入れ訓練に参加しました。
訓練は、岐阜市内でバスが横転し、多くのけが人が出たという想定で行われ、岐阜大学医学部の学生約90人が参加しました。

学生は、医師役と患者役にわかれ、医師役の学生が、治療の優先順位を決めるトリアージの手順を確認するなど、応急処置の対応に当たりました。
また、訓練を統括した学生が無線機を使って治療室や各病棟の空き状況を確認し、指示をしていました。
岐阜大学病院の医師は「緊急災害に対応できる人材を育成していきたい」と話しました。