お寿司、フルコース、ディズニー...『ソロ活女子のススメ』著者による、“次の休みに試してほしい”おすすめソロ活8選

お寿司、フルコース、ディズニー...『ソロ活女子のススメ』著者による、“次の休みに試してほしい”おすすめソロ活8選

  • 文春オンライン
  • 更新日:2022/08/06

「結果的に人間関係が円滑になることが多い」『ソロ活女子のススメ』著者が語る、1人時間を楽しむ“意外な心構え”から続く

2021年、あるドラマが話題を呼んだ。その名も『ソロ活女子のススメ』だ。2022年にはシーズン2も放送されている。

【画像】焼肉、リムジンパーティー、ディズニーランド…朝井麻由美さんのこれまでのソロ活画像を見る(9枚)

出版社の編集部に勤める女性が、退社後にお一人様時間を満喫するドラマである。飲みに行ったり、食事を楽しんだり、時にはサバゲーや遊園地といった、“ソロ”=1人での楽しみ方が気になるものにもチャレンジする姿が、コロナ禍で1人時間を持て余す女性たちの心を掴んだ。

原案となったエッセイの著者である、フリーライターの朝井麻由美さんに、ソロ活にかかるお金や意外なソロ活の効果、そしてお気に入りのソロ活8選を難易度別に紹介していただいた。(全2回の2回目/前編を読む

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朝井麻由美さん ©杉山秀樹/文藝春秋

◆◆◆

ソロ活はコスパがいい?

ーー朝井さんはこれまでさまざまなソロ活をされています。その中でも、特にお金がかかったものは何でしょう?

朝井麻由美さん(以下、朝井) 「1人リムジンパーティ」ですかね。

ーー1人リムジンパーティ!?

朝井 以前からリムジンパーティなるものがあることは知っていて、興味はあったんです。でも、自分で企画して人を誘うのも大変そうだし、そもそも一緒にやってくれるような友だちが周りにいなかったし……。じゃあ1人でサクッとやってみようかな、と。

ーーやってみてどうでしたか?

朝井 広い車内を独り占めしている贅沢感はすごかったです。あとは、女子会とかみんなでワイワイするリムジンパーティだと、車が迎えに来るのを見た人も「これからリムジンパーティか」って思うだろうけど、1人でリムジンが来るのを待っているとガチのお嬢様感が楽しめるんですよね(笑)。

ーーなるほど(笑)。ちなみに、おいくらだったのでしょう?

朝井 3万円です。一人旅に行くともっとお金がかかると思うのですが、旅行以外だとこれが最高額ですね。

ーー3万円で思いっきり贅沢できるっていいですね。

朝井 確かにそうかも。ソロ活だと、食事や飲みでも周りとあわせて料理やお酒を追加で頼むことがないから意外と安くすむんですよ。みんなでご飯を食べると、話すために何時間もお店にいることが多いじゃないですか。その間何も頼まないわけにもいかないから、どんどん追加で注文することになって。

その点、1人だと自分のペースで食べて飲んで満足したらお会計するから、お金も時間も大勢の時より抑えられるんですよね。コスパよく満足できるのは、ソロ活のメリットかもしれません。

1人だと感覚が研ぎ澄まされて怖さが倍増

ーーこれまでに、やってみたら想像と違ったソロ活はありますか?

朝井 そうですね……。楽しかったんですけど、想像と違ったのは絶叫マシーンかな。

ーーどのように想像と違ったのでしょう?

朝井 想像よりすっごく怖かったんです。私、普段から遊園地に行くと絶叫マシーンは必ず乗っていて。富士急(ハイランド)のマシーンも全然平気なくらい、絶叫系は得意で大好きだと思っていました。でも、いざ1人で乗ってみたらめちゃくちゃ怖くて……。しかもその時乗ったのって、子ども向けのコースターだったんですよ。いつか1人富士急もしたいなと思っていたんですけど、今は絶対無理だなと思っています。

誰かと一緒に乗る時は、「怖いね」とか喋りながら乗るから気が紛れていただけで、1人だと感覚が研ぎ澄まされて怖さが倍増するのかな。ある意味コスパがいいですよね(笑)。

ーー1人絶叫マシーン以外のソロ活でも、感覚は研ぎ澄まされる?

朝井 そうですね。私の場合、誰かと食事に行くと話に夢中になって「あんまり味を覚えていない」ってことが多いのですが、1人で行くとちゃんと覚えているんですよね。誰かとご飯を食べている時って、味覚以外にもいろんな神経を使っているから、どうしても味だけに集中するのは難しい。でも、1人だと他に神経を使わなくていいから、味覚も研ぎ澄まされるのかなと。

「思ったより絶叫苦手だったんだ」とか「この味すごく好きだな」とか、ソロ活で気づいたこともたくさんあります。ソロ活だと普段より感覚が研ぎ澄まされて、私自身も知らなかった自分の一面を発見できるのも面白いんです。

朝井さんお気に入りソロ活8選

ここからは、朝井さんお気に入りのソロ活8選を紹介します。ソロ活難易度も伺ったので、これからソロ活を始めてみたい人も、ソロ活上級者も、ぜひ「新しい“好き”の開拓」の参考にしてみてください。

物産展

難易度:★☆☆(1)

金額:1000円前後~

時間:空いていれば30分~

「実は物産展はソロ活に最適な場所なんです。百貨店では毎日どこかしらの物産展をやっているし、駅チカなことが多いから、交通アクセスもいい。仕事の合間とか、友だちとの待ち合わせ前にもサクッと寄れます。

物産展をただ眺めるだけでも十分楽しいですが、私が特におすすめしたいのが物産展に併設されているレストラン! 手軽に郷土料理が楽しめるし、百貨店の開店時間中はずっと開いていることが多いので、『ランチタイムすぎちゃったけどお腹がすいたな……』って時は近くで物産展をやっていないか検索しています。

百貨店が会場だと1人でも入りやすいので、ソロ活初心者にもおすすめです!」

カラオケ

難易度:★☆☆(1)

金額:500円~

時間:30分~

「私、カラオケだけは1人で行くのをめちゃくちゃ推したいんです! 大勢で行くと、『みんなが知っている歌を歌わなきゃ』とか『他の人が歌っている間も盛り上げなきゃ』とか、気にすることが多すぎて……。さらに、人数が多ければ多いほど1人が歌える曲も少なくなるじゃないですか。1時間行くとしたら、2人だと1人30分、3人だと1人20分、4人だと1人15分……。1人15分って、3曲ぐらいしか歌えないですよ? でも、1人で1時間なら、10曲は歌える!満足度が全然違います。

ヒトカラ専用カラオケ店もあるし、一般的なカラオケ店でも最近は『ヒトカラプラン』があるので、『1人で行くのはちょっと……』って人でも試しやすいと思います」

焼き肉

難易度:★☆☆(1)

金額:3000円~

時間:30分~

「試してみたことがない人はぜひ試してみていただきたいです。一度1人で焼き肉をすると、焼き肉に対する価値観が変わります……! 1人だと神経が研ぎ澄まされるから、お肉がより美味しく感じられるんです。それに1人なら好きな部位だけひたすら食べてもいいし、気になった部位にチャレンジするのも自由。

カラオケのように、1人焼き肉専門店もあるし、チェーン店なら見知った店なのもあって気軽に入れます。個人店だと値段と入りにくさが少しアップするけど、ランチだと入りやすいので、食べることが好きな人にはすごくおすすめです!」

お寿司

難易度:★☆☆(1)(高級店だと★★☆)

金額:回転寿司1000円~、回転寿司以外:1万円~

時間:30分~

「私、ウニが好きなんです。それはもうひたすらウニを食べ続けたいくらい。でも誰かと一緒だと、『ウニばっかり食べてると引かれるかな』と気になって、別に食べたいわけではない他のネタも注文してしまうんですよね……。

1人でお寿司に行けばいくらでも好きなネタが食べられます! ただ、お寿司は回転寿司とそれ以外で値段と難易度が変わります。回転寿司は値段が手頃だし、各テーブルに注文用のタッチパネルを置いているところが多いので、お金も周りの目も気にせず好きなネタをひたすら注文できるんです。

一方で、回転寿司以外のお店はちょっと難易度が高くて……。値段も高めだし、何よりカウンターに座るとすぐ目の前に大将がいるから、緊張感があるんですよね。注文も大将に言わなきゃいけないから、同じネタを何度も頼み続けるのを恥ずかしく感じる人もいるかも。

回転寿司以外のお店の場合は、ディナーよりランチのほうが値段も安く、1人で訪れる会社員も多いので入りやすいです」

バイキング

難易度:★★☆(2)

金額:5000円~

時間:30分~

「実は、バイキングってソロ活にものすごく適しているんです! 和洋中何でもあるし、デザートやドリンクも豊富だから、自分の好きなものをとことん楽しめる。

複数人で来ると、本当はいろいろ食べたいのに見栄えを気にして少なめに盛り付けたり、他の人のペースに合わせて料理を取りに行ったり……。また、自分はお腹いっぱいでも「相手はまだ食べるかも」と思うとなかなか席を立ちづらいですよね。別に何かを食べるわけじゃないけど、食べ放題の時間ギリギリまでお店にいる人も多いのではないでしょうか。

1人だと好きなものを好きなように盛り付けられるし、自分が満足したら時間より前にお会計を済ませて帰ってももちろん大丈夫。いろんなジャンルの好きなものを、短時間で効率的に楽しめるのが1人バイキングなんです!

ただ、ディナーの場合はほとんど1人客を見かけたことがないので、初めての1人バイキングにはハードルが高いかもしれません。バイキングも、ランチやモーニングから試してみるのがおすすめです」

中華料理

難易度:★★★(3)

金額:2000円~

時間:30分~

「意外かもしれませんが、1人中華料理ってすごく楽しいんですよ。料理をいろいろ注文して、円卓に乗せて回すのが楽しい! 自分の好みで選んだ料理が目の前にどんどん流れてくるのも幸せですよね。

ただ、1人中華はお店選びがとにかく難しいんです。お店には入れても、円卓の席に通してもらえないことが多いんですよね。まぁ1人だから当たり前なんですけど……。あとは、中華料理って大人数で食べる想定だから、一品一品量が多くて。点心だけとかなら食べ切れるかもしれないですが、せっかく円卓を使えるならいろいろ頼みたいし……。

だから、もし円卓で1人中華料理を楽しみたいなら、1人でも円卓を使わせてくれるかどうか、そして食べ残したものは持ち帰れるかどうかを事前に聞いたほうがいいです。ランチやディナータイム真っ只中の時間だと厳しいですが、昼の3時から5時など少し時間をずらすと受け入れてくれるところもありますよ」

フルコース

難易度:★★★(3)

金額:1万円~

時間:1時間~

「ソロ活の中ではそこそこ値が張りますが、2回友だちとの飲み会を我慢するだけで満足度の高い食事が堪能できるのが、1人フルコースです!

もう、なんと言っても味が美味しい。多くのフルコースが旬の食材を使っているので、私は季節ごとに行くのにハマっています。普段旬のものってあまり意識することはないのですが、それを楽しめるって贅沢ですよね。食事の満足度が高いのはもちろん、レストランの空間自体が素敵なところばかりなので、本当に良い時間を過ごせているなって気持ちになれるんです。

そして1人フルコースの良さは、自分の食べるペースにあわせて料理が出てくること。誰かと一緒に食べに行くと、食べるのが遅い方に合わせて料理を出すところが多いんですよね。だから、食べるのが遅くても早くても相手に申し訳ないなと思ってしまって……。それが1人だと、完全に自分のペースで食べられて、それに合わせて料理も出てくるんです。

ただ、1人でフルコースは心の準備が必要、という人も多いですよね。これも、ディナーよりはランチのほうが始めやすいと思います。いざレストランに入ってみると、1人で食事を楽しんでいる綺麗なおばさまとかがちらほらいるんです。1人でも気軽に行けるレストランがあるって、なんだかかっこいいですよね……!」

ディズニー

難易度:★★★(3)

金額:1万円~

時間:2時間~1日

「最後に紹介するのが、知る人ぞ知る1人ディズニー。年間パスポートを持っているようなディズニーマニアの人からすると、今更な話かもしれないです。でも、ディズニーマニアじゃなくても1人ディズニーはめちゃくちゃ楽しい!

まず、1人でディズニー(東京ディズニーランド、ディズニーシー)に行くのを躊躇する理由って、他の人にどう思われるかが気になるからだと思うんですよね。しかし、ディズニーに来る人はみんなミッキーやキャラクターを追っかけています。みんなそれに忙しくて、他の人を気にする余裕なんてありません。自分自身も、緊張しながら1人ディズニーを始めてみたら、楽しさと忙しさで周りの目を気にしている余裕なんてないはず。始めるまではハードルが高いのですが、一度経験すると印象がガラッと変わるのが1人ディズニーなんです。

ディズニーって、公園のようにただブラブラ歩くだけでもいろんな発見があるんですよね。いろんなところにオブジェや隠れミッキーがあって、それを探すだけでも楽しくて。乗り物やパレードだけでなく、園の細部まで作り込まれているんだなって、1人で行くようになってから気がついたんです。1人ディズニーの場合、1人で遊園地に来たというよりは、旅行に来た感覚のほうが近いかもしれません。

最近はディズニーシーだけではなく、ランドでもお酒の販売を始めたので、お酒を飲みながら美しい景色を眺めるのも贅沢な時間ですよね」

(仲 奈々)

仲 奈々

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