STU48「花は誰のもの?」争い憂う歌詞に反響 広島拠点の使命 世界に平和の花を

STU48「花は誰のもの?」争い憂う歌詞に反響 広島拠点の使命 世界に平和の花を

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2022/08/06
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平和への思いを語ったSTU48の(左から)甲斐心愛、中村舞、岩田陽菜(撮影・園田高夫)

STU48の「花は誰のもの?」への支持がじわじわと広がっている。グループ8枚目のシングルとして4月13日にリリース。反戦と平和を願う歌詞は共感を呼び、公式YouTubeに公開されているミュージックビデオ(MV)などの再生回数は154万回を突破。被爆地・広島を拠点とするアイドルグループが抱く平和への思い。6日の広島原爆の日を前に、メンバー3人が語った。

歌詞は「もしこの世界から国境が消えたら争うことなんかなくなるのに…」から始まる。楽曲が完成したのは2月で、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した頃と重なる。同曲でトライアングルセンターの一角を担う中村舞(23)は「この曲を歌っていくことで、世界中の人の心に響けば」と願った。

MVは8カ国語の字幕をつけて鑑賞できる。リリースから約4カ月。国内外で反響を呼び、コメント欄には「最近の情勢を思い起こさせる歌詞で心を掴まれました」などの日本語でのメッセージのほか、「非常に価値のある曲」という英語でのメッセージなども寄せられている。

瀬戸内・広島を拠点に活動し、5年。同曲と出会ったことで、メンバーはグループの存在の重みや意義をかみしめている。「この曲をいただいた時に、広島のアイドルだからこそ、届くものも強まるんじゃないかなって」と、1期生の岩田陽菜(19)。STUだからこその“使命”を口にした。

グループには被爆地・広島出身のメンバーが多い。1期生の甲斐心愛(18)もその1人。子どもの頃から平和学習などで戦争の悲惨さを学んできた。曽祖母は被爆。「手に原爆の時に受けた傷が残っていて、左手が動かないとか、その時のことを話してくれていた」。戦争を身近に感じてきたからこそ「平和に関わっていけることがありがたいことだと思っています」と力を込める。

6日は77年目の原爆の日。甲斐は「8月6日に、この曲を必ず披露するとかになればいいな」と思いをはせる。平和実現に必要なことを、中村は「優しい心」、岩田は「譲り合える心」、甲斐は「小さな事で幸せを感じられるようになること」と話した。歌で戦争を止められるとは思っていない。ただアイドルとして、優しい心で歌い、踊り、小さな幸せを届け続ける。

◆岩田陽菜(いわた・ひな)2003年2月21日生まれ。山口県出身。1期生。趣味はカフェ巡り。特技はフグのものまね、料理。

◆中村舞(なかむら・まい)1999年4月4日生まれ。愛媛県出身。ドラフト3期生。趣味はクラシックバレエ。特技はボストンバッグに入ること。

◆甲斐心愛(かい・ここあ)2003年11月28日生まれ。広島県出身。1期生。趣味はカープ観戦、カープを調べる。特技はカープ選手のものまね。

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