元気な「うんこ」ってどんなの?アラサー世代の半分はどっさり出せていない!

元気な「うんこ」ってどんなの?アラサー世代の半分はどっさり出せていない!

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  • 更新日:2021/09/15

「便」は腸や体のコンディションを映し出す鏡。毎日出ていたとしても、少ない、細い、固い、コロコロ…など、すっきり感のない便は、もはや便秘と同様、腸内環境が乱れているサインです。健康的なうんこを、毎日たっぷり出すには?

アラサー女性の半分は、うんこをどっさり出せていない!

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\美的クラブにアンケート/

(2021年6月実施、N=123)

Q. 毎日すっきりうんこが出ていますか?

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読者の半数は、うんこの排泄力に問題あり。毎日出ない、あるいは出ても残便感があってすっきりしない悩みを抱えている。

Q. 1回のうんこの量は?

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理想とされるバナナ2本分の量を出せている人は2割にも満たない。ウインナーやうさぎのフンの量など明らかに少ない人が1/4程度。

Q. どんなうんこが出ますか?

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うんこの形状や質についても、細い、短い、固い、コロコロ、ドロドロなど、コンディションの良くない人が過半数。

他にもこんな声が…

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「回数は多いけれど、コロコロうんこが少しずつなので、全然すっきりしない!」(受付・29歳)

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「在宅勤務になって、すっきり出ないことが増えました」(会社事務・33歳)

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「細いウインナーくらいのうんちしか出なくて、常に残便感が…」(広報・34歳)

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「うんこが固くて、出すときにちょっと痛い。長時間トイレにこもることも…」(会社員・34歳)

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「とてつもなくクサイことがあるんですよね…」(事務職・30歳)

まずは自分のうんこに関心をもつことから!

「私はよく、便についていろいろな世代の女性に聞き取り調査をしますが、最近の20〜30代は“前にいつ、うんこをしたかなんて気にしていない”という人が多いんです。毎日出ていたとしても、ウインナー1本やうさぎのフン程度など量が少ない。それこそ、健康的な排泄について誰からも教わってこなかったので、それが当たり前だと思っているようです」と、女性の便事情に詳しいナースキュアの胃腸良子さん。腸内環境を研究する京都府立医科大学教授の内藤裕二先生も、「現代の若い女性は、明らかに排便力が低下しています。おなかが痛いなどの支障がない限り、“便は出ない方がラク”と思っている人が多いのも気になります。便が腸内に残って出し切れない状態が続くのは、腸内環境を乱す大きな要因です」と警鐘を鳴らします。あなたのうんこは大丈夫?早速、観察してみましょう!

うんこで、食生活や腸の健康状態が浮き彫りに!

「通常、食べた物は胃で消化、小腸で分子レベルに分解され、栄養素として体に吸収されます。翌日うんことなって出るのは、その残りカスと腸内細菌、剥がれ落ちた腸粘膜の混合物。全体の70〜80%は、大腸で再吸収された後に残った水分です。つまり、多く食べたからといって、元気なうんこが大量に出るわけでなく、食べた物の内容や経由する腸の働き次第で、量も質も変わります」(胃腸さん)

元気なうんこって、どんなの?

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量 理想はバナナ2本分

1日平均200〜300gで、バナナ2本分くらいの量が理想。食事でとった食物繊維の量の影響が大。排便回数は1日に1〜3回が正常範囲。

色 黄色っぽい茶色

黄色寄りの茶色が◎。赤ちゃんのうんこのようにビフィズス菌(善玉菌)が多いと黄色く、反対に悪玉菌の多いうんこは黒っぽくなる。

固さ 練り歯みがきのように軟らかくて弾力あり

うんこの固さは含まれる水分の量によって異なり、70〜80%の適度な水分量だと、歯みがきペースト程度の軟らかさと弾力がある。

質 水分が70〜80%で水に浮く

健康なうんこの中身は70〜80%が水分。残りの1/3ずつを食べカス、腸内細菌とその死骸、剥がれた腸粘膜が占める。食べカスは大半が食物繊維。腸内細菌と腸粘膜が多いと腸の代謝が活発なサイン。

形 太くて長いバナナ状

バナナくらいの太さや長さがあり、表面がツルンとなめらか。直径2cm以上の太いうんこを出せるのは、腸や肛門が元気な証拠。

ニオイ 酸味のあるニオイで、悪臭ではない

善玉菌が多い腸は酸性のため、うんこもやや酸味のあるニオイがするが、不快なニオイではない。一方、アルカリ性に偏った悪玉菌の多い腸から出るうんこはクサくなる。肉食が多いと腐敗臭に。

こんなうんこだと、出ていてもすっきりしないはず!

細くて短いウインナー状

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直径1cm程度の細いうんこがウインナー1〜2本では、量が少なすぎ。残りは腸内に溜まるので便秘と同じ。

うさぎのフンのようにコロコロ

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水分量が少なく、うさぎのフンのようにコロコロとした粒状のうんこは、色も黒っぽく、悪玉菌が多い状態。

カチカチで表面にひび割れ

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表面がひび割れた、あるいはコロコロ便が連なったようなうんこは固くて出しづらく、残便感がある。

水分過多でドロドロ

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泥状のうんこは、水分量が9割を超え、大腸がほとんど水分を吸収していない状態。高じて下痢や腹痛も。

食べたものがそのまま混在

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食べた食材がそのままうんこに混ざって出てくるのは、消化の働きが弱っているサイン。咀嚼不足も一因。

うんこについてお話を伺ったのは…

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京都府立医科大学 生体免疫栄養学 教授

内藤裕二先生

ないとうゆうじ/医学博士。消化器内科専門医として診療に当たる一方、最新医学に精通。消化器病学や消化器内視鏡学、生活習慣病のほか、腸内フローラや脳腸相関についても長年研究を続けている。

うんこについてお話を伺ったのは…

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ナースキュア代表 看護師・内視鏡検査技師

胃腸良子さん

いちょうよしこ/15年間で延べ13,000人の胃腸を看てきた知識と経験を活かし、2015年11月起業。NRサプリメントアドバイザーの資格も取得。腸内フローラからのエイジングケアを指導している。

『美的』2021年9月号掲載
イラスト/スケラッコ 構成/つつみゆかり、有田智子

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