暖かな日も増え、本格的にキャンプが楽しめる季節になってきました。岡山県倉敷市に完成した、「岡山ならではのグランピングテント」をご紹介します。
【写真を見る】テント内に広がる「ラグジュアリーな藍色の空」岡山産デニム使ったグランピング施設が登場
(杉澤眞優キャスター 中継リポート)
目の前に広がるこの景色。手前には倉敷市、そして奥には岡山市を見ることができます。いい眺めですね。
倉敷市の二日市にある小高い山の上に来ています。倉敷市内から15分足らずで来られる場所なんですが、実はこちらは「グランピング施設」なんです。去年10月の末にオープンして、“岡山を体験できる”をテーマに12の部屋が設けられています。
そのうちの1つが今回リニューアルされたということなんです。何がリニューアルされたかというと、岡山の特産、そして倉敷の特産でもある「デニム」を使って、部屋が新たにリニューアルされたということで、お邪魔したいと思います。
中はすごいです、一面まさに「デニムの世界」といった感じがします。そして、先ほどの景色もですね、なんとこちら、壁が透明なのでソファーから一望することができるんです。いやあ贅沢ですね。
この素敵な部屋をデザインされた、ファッションデザイナーの青木俊樹さんにお話を伺います。すごいですね。
(ファッションデザイナー 青木俊樹さん)
この岡山の大空、晴れ晴れしい大空を「藍染」で表現してみました。すばらしいラグジュアリーな空間ができたかなと思っています。やはり「デニム」というと、カジュアルな印象がありますけれども、染色されていく中で美しい藍が混ざり合っていくような風景が本当に美しいので、それをぜひいろんな方に体感していただきたいなと思って、このような空間にデザインしました。
ーこのデニムはどういったものが使われてるんですか?
そうですね、岡山の特産地でもある倉敷、そして児島・井原といったそれぞれの特徴や得意分野の品質の素材がありますので、それをこのドームに結集させました。
ーそれぞれの質感というのも楽しめますよね。一番こだわったポイントはどこでしょうか?
先ほど驚いていただいた、この「天空のような藍の空」ですかね。僕も実はここをデザインをしているときに、時が止まったような美しさだなと思って。ベッドに横になると息をのむような空が広がるので、ぜひちょっと横になってもらったらどうかな?
特別にベッドに横にならせて頂きます。転がしていただきます。。。うわーすごく気持ちいいですね。この岡山らしい空間で、ラグジュアリーに楽しんでいただきたいですね。思わず見とれて、寝るのを忘れちゃいそうな感じもしますね。まさにこのデニムの世界に浸ることができる、そんな部屋になっています。
そしてグランピングといいますと、部屋はもちろんなんですが、食べ物も大事です。こちらでは朝食と夕食がセットになっておりまして、きょうは夕食のバーベキューセットをご用意いただきました。
こちらも、地元倉敷市の食材が使われているということなんです。そしてバーベキューといえばお肉、いい感じに焼き上がっております。一口いただきます。
この美味しい食材、そしてこの景色、夜には絶景や星も広がるということです。
こちらのプレミアムのテントは既に予約が始まっていて、明日(27日)から宿泊することができるということです。ぜひ皆さんも、非日常なラグジュアリーな世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?