夏の甲子園・勝利数ランキング2022!4位PL、2位龍谷大平安高、1位は?

夏の甲子園・勝利数ランキング2022!4位PL、2位龍谷大平安高、1位は?

  • ダイヤモンド・オンライン
  • 更新日:2022/08/06
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いよいよ夏の高校野球が始まる。今年は第104回の大会だ。そこで、第1回大会から前回103回大会までの高校別通算勝利数ランキングベスト102を作成した。どんな学校がランクインしたのか見ていくことにしよう。(野球史研究家 森岡 浩)

夏の甲子園、開幕! 一番「勝ってる」高校はどこ?

今年も、6日から夏の高校野球が始まる。今回からは地方大会でもブラスバンドの演奏や応援が解禁されたところが多く、徐々に通常の大会が戻ってきた。

戦後の学制改革によって、それまでの中等学校が現在の高等学校に変わったが、この前後において全国各地で学校の離合集散があり、どの学校をもって今の学校の前身とするかに異説がある場合もあるが、その変遷も含めて紹介したい。

それでは、ベスト8にはどの学校が入ったのか、ランキングを下から順に見ていこう。

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第6位には名門3校が並ぶ。1校目が智弁和歌山高(43勝22敗)。昨夏には優勝して5勝を積み上げ6位まで上がってきた。1990年代には圧倒的な成績を残したのち、21世紀になってからは今一つの成績で初戦で敗れることも多かったが、昨年夏に優勝して復活した。

2校目は早稲田実(43勝28敗1分)。1915年の第1回大会に出場した名門で、県岐阜商同様に昭和末から平成初めにかけては低迷したものの、戦前戦後を通じて強豪の地位を保ち続けている。「1分」とあるのは、2006年の決勝戦での駒大苫小牧高との延長15回1-1の試合。

そしてもう1校が広島商(43勝16敗)。こちらも1916年の第2回大会に出場した名門校で、戦前だけで優勝5回(春2回、夏3回)を数え、戦後もしばらくは全国屈指の強豪として活躍していた。同校はバントを多用して確実に1点を取り、投手を中心として守り抜く野球を身上としていた。そのため、池田高やPL学園高に代表されるパワー野球が広がるにつれて出場回数が減少。平成以降夏の出場は2004年、2019年の2回しかなく、いずれも初戦で敗退している。

天理、松山商、龍谷大平安… 名門校がずらり

続く4位にも2校が同数で並んでいる。1校目は天理高(48勝26敗)。野球部自体は戦前から予選に参加していたが、甲子園に出場したのは1954年の春が最初、夏の大会は1959年が初めてだ。以来一貫して一定の力を保ち続け、62年間で48勝を積み上げた。昨年の選抜でもベスト4に進んでおり、まだまだ勝ち星は伸びそうだ。

そしてもう1校は、PL学園高(48勝13敗)。こちらは学校の創立が戦後の1955年で、甲子園初出場が1962年。1970年夏に早くも準優勝すると、以後、平成中盤までその名を全国にとどろかせた。とくに、1970年代後半から1980年代にかけての10年間は、無敵とも思われる強さを発揮した。しかも甲子園で勝つだけではなく、次々とプロ入りして各球団の中心選手として活躍するなど、高校野球の盟主の座に君臨していた。

その破竹の勢いから、あらゆる記録を塗り替えるかと思われていたが、内部事情で専任監督が不在となり、2016年夏の府大会を最後に休部、翌17年には高野連を脱退した。現在、部活動再開のめどは立っておらず、やがてベスト10からも消えそうだ。

第3位は松山商(56勝21敗1分)だ。夏だけで優勝4回、準優勝3回、「夏将軍」という異名をとるほど夏に強かったが、2001年夏にベスト4に進んだのを最後に20年甲子園に出場できず、今夏も県大会3回戦で姿を消した。4位の天理高が8勝差まで詰めてきており、このまま未出場が続くと逆転されそうだ。

なお、松山商は戦後のごく一時期、松山東高に吸収されて同校の商業科となっていた。その間の1950年夏には松山東高として甲子園に出場し全国制覇している。このときの4勝を加えると通算は60勝となる。また、1分とあるのは、1969年夏の決勝戦の三沢高との延長18回引き分け再試合である。

第2位は、龍谷大平安高(61勝31敗)。現在の校名になったのは2008年のことで、年配の方には平安高の方が、なじみがある。戦前からの名門だが、初出場したのは1927年と昭和になってから。同地区(かつては京滋、現在は京都)に強力なライバルが少ないことから出場回数も34回と、北海高(39回)、松商学園高(37回)に続いて全国第3位。平成に入ってからも着実に勝ち星を重ねており、当分2位は維持しそうだ。

第一位は中京大中京高! 今年は県大会でまさかのコールド負け

夏の大会で全国最多の勝ち星を誇るのは、多くの通算記録部門でトップに立つ中京大中京高(78勝21敗)。夏の通算勝利78勝も2位には17勝もの差がある。1大会では優勝しても最大6勝しかできないため、当分1位の座は安泰だろう。

戦前から、中京商、中京高、中京大中京高と名前を変えながら、一貫して全国トップクラスの実力を保ち続けている。そのため、第1回大会の頃から活躍していると思っている人も多いが、実は同校が創立されたのは、第9回大会が行われた1923年。大会当初にはまだ創立されていなかった。

しかし、1931年に初めて甲子園に出場すると、いきなり夏の大会で全国制覇、しかもそこから空前の3連覇を達成した。以来、平成初期に一時低迷したが、2009年夏にも全国制覇するなど、現在でもその勢いは衰えていない。

ちなみに現在まで夏の通算試合数は99試合。今年出場すると史上初の夏の大会100試合も達成するはずだったが、県大会3回戦で県立東浦高にまさかのコールド負け。来年以降におあずけとなった。

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