背番号1か「村神様」かそれとも...J1福岡「GKサバイバル」開始 候補4人しかも来季1人加入内定

背番号1か「村神様」かそれとも...J1福岡「GKサバイバル」開始 候補4人しかも来季1人加入内定

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2023/01/25
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J1アビスパ福岡の正GK争いが激しくなっている。宮崎市の生目の杜運動公園陸上競技場で行われているキャンプ2日目の25日、長谷部茂利監督(51)はレギュラーは白紙からの競争であることを強調。昨季、リーグ戦27試合に出場した村上昌謙(30)、今季から背番号1を背負う永石拓海(26)を中心に、4人によるサバイバルレースの導火線に火が付いた。

キャンプ2日目の夕刻。冷え込むピッチに最後まで残り、ロングキックを繰り返したのは福岡の背番号1の永石だった。「決意があるシーズン。(福岡での)2年間の積み上げを出したい」。昨季までは41番で、今季から各クラブの正GKが付けることの多い番号への変更を申し出た。

昨季は7月2日のFC東京戦でJ1リーグ戦デビューを果たし、それ以降の10試合のうち8試合でスタメンに名を連ねるなど、レギュラーをつかみかけた。「できると自信を持ち始めて自分の良さが出せるようになった」。だが、9月の名古屋戦で味方と交錯して負傷退場。そこから出番はなく、リーグ戦の出場は8試合にとどまった。「あれもいい経験。今年に生かせればいい」と初の開幕のピッチを目指す。

2021年から正GKに定着した村上は昨季のリーグ戦27試合に出場した。ただ、「村神」も安泰ではない。長谷部監督は「実績は重視するか」の問いに「そういうことはあまりない」と即答。新加入の坂田についても「良ければ積極的に使います」と明言した。

さらに攻撃力強化を最重要項目に掲げる長谷部監督は「(GKは)攻撃の最初のパスになることも多い。そこも大事」と足元の技術も重視する。それだけに、キックに定評のある山ノ井もJ1リーグ戦初出場のチャンスはありそうだ。

開幕戦のピッチに立つのは? 最終的に塚本GKコーチら「スタッフと相談しながら決める」と長谷部監督は言う。GKは福岡大の菅沼一晃が24年シーズンから加入することが内定。現在、福岡はGK4人制を続けており、来季、最低1人が入れ替わる可能性は高い。守護神争いは、生き残りを懸けたシビアな戦いにも直結する。たった一つのポジションを巡るレベルの高いバトルがアビスパを強くする。(向吉三郎)

永石拓海(ながいし・たくみ) 1 1996年2月16日生まれ。山口県出身。福岡大からC大阪などを経て2021年から福岡へ。シュートストップに定評。SNSで「永石食堂」を発信する料理男子。永石広報。191センチ、86キロ。

山ノ井拓己(やまのい・たくみ) 21 1998年10月25日生まれ。千葉県出身。静岡学園高から2017年に福岡加入。低い弾道のパントキックは一見の価値あり。フィールド選手として出るほどの足元の技術がある。山ノイアー。185センチ、80キロ。

村上昌謙(むらかみ・まさあき) 31 1992年8月7日生まれ。滋賀県出身。大体大から山口などを経て2020年に福岡へ。明るい性格、的確なコーチング、シュートストップでサポーターを魅了。村神。185センチ、85キロ。

坂田大樹(さかた・だいき) 41 1994年9月11日生まれ。千葉県出身。流通経大から入った当時は福島県1部だったいわきを昨季はJ2昇格に導き今季から福岡へ。キックとDFの裏のカバーリングに定評。博多の筋トレ番長。184センチ、84キロ。

※名前の下の数字は背番号

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