「餃子の王将」、プロが勧める“600円以下”テイクアウトメニュー! 「幸楽苑」「日高屋」人気中華チェーン比較レビュー

  • サイゾーウーマン
  • 更新日:2021/06/11

6月9日放送の『林修のニッポンドリル』(フジテレビ系)で、餃子の王将の「売り上げ番付」が企画された。看板メニューで売り上げ1位の餃子は全国で1日200万個以上食べられているというが、その餃子に次ぐ数字を誇るメニューが明らかになった。番組では、そのほかに「簡単ちょい足しレシピ」や「おいしい餃子の焼き方」なども放送。参考にした視聴者もいるのではないだろうか。

中華チェーンといえば、餃子の王将だけでなく、日高屋や幸楽苑も人気を集めている。そこで、これら3チェーンのテイクアウトメニューについて比較した記事を、あらためて紹介したい。

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

「日高屋」「幸楽苑」「餃子の王将」テイクアウトメニュー格付け!

ラーメンやチャーハン、餃子といった中華料理をガッツリ食べたくなること、ありませんか? でも、自宅で本格的な中華料理を作るのは難しい……そこでありがたいのが、ラーメンチェーンのテイクアウトメニュー。そこで今回は、「日高屋」「幸楽苑」「餃子の王将」のテイクアウトが可能なメニューを、管理栄養士の川村先生に栄養バランスの面で比較してもらいました。

――中華料理のメニューを選ぶ際に、気をつけるべきことはありますか?

川村郁子先生(以下、川村) 中華料理は油で調理しているものが多いので、脂質も増えてしまいます。また、ラーメンなどスープを味わうメニューは、塩分も多くなりがちですね。しかし、野菜を使った炒め物メニューが多いのは、中華のいいところ。もやし、キャベツ、ニンジンなどの野菜、キクラゲなどのきのこ類まで、いろんな食材を一緒に食べられるのも魅力です。

また、熱を加えることで生野菜よりもカサが減り、たっぷり食べられるのもメリット。ニンジンやホウレン草、ニラなどに含まれるβカロテンは脂溶性で、油と一緒に摂取することで体に吸収しやすくなるので、“炒める”という調理法との相性もいいんですよ。

――ではまず、「日高屋」のメニューをから解説をお願いします。

川村 テイクアウトメニューの中では「レバニラ炒め」(500円、税込/以下同)がいいですね。レバーは不足しがちなビタミンである鉄や亜鉛を多く含み、タンパク質も補えます。また、ニラやもやしなどの野菜からは、食物繊維やβカロテン、カリウムといった栄養を補うことができます。

「肉野菜炒め」(530円)も、キャベツやピーマンなどの野菜と、お肉が一緒に食べられていいですね。ピーマンにはビタミンCも含まれていますので、お肉と一緒にこれらのビタミンが補えるのもありがたい。なお、「ライス」は別売になっていて、並盛り(180円)と大盛り(240円)が選べるようです。

麺類のテイクアウトメニューだと、やはり野菜がたくさん入っている「野菜たっぷりタンメン」(520円)がいいと思います。中華料理は単品メニューだと、どうしても野菜不足が気になってしまうのですが、このメニューは文字通り、キャベツやニンジン、もやしなどの野菜が盛りだくさん。また、シャキシャキとかみごたえのあるメニューですので、咀嚼の回数が増えて、満腹感を得られるのではないでしょうか。しかし、スープを全て飲むと塩分の摂りすぎになってしまうため、残すなどして調整しましょう。

――続いて、「幸楽苑」のメニューはどうでしょう?

川村 テイクアウトの定食メニューはボリュームがあって、どれもおいしそうなのですが、「餃子×ごはん」や「餃子×ラーメン」といった、「炭水化物×炭水化物」の組み合わせが多いのに、野菜が少ないので気になりますね……。栄養やカロリーを気にせず、おなかをいっぱいにしたいだけならいいかもしれませんが、「これがおすすめ!」と言うのはちょっと難しいかも。

栄養バランスのことを考えると、定食よりは麺メニューの「塩野菜らーめん」(540円)のように、キャベツや玉ねぎ、もやし、ニラ、ニンジンなどの野菜がたっぷり食べられるものをおすすめしたいところ。同店メニューの中では621kcalと控えめですし、ビタミンCやカリウム、食物繊維、βカロテンなどの微量栄養素も補えます。

――最後に、「餃子の王将」のメニューの解説をお願いします。

川村 具だくさんの「中華飯」(550円)がとてもいいですね。白菜、ニンジン、インゲン、タケノコ、キクラゲ、豚肉などを1品で補えるのが魅力的。白菜からはビタミンCやカリウム、カルシウム、食物繊維など、タケノコやキクラゲでは食物繊維が補えて、バランスのとれたメニューだといえるでしょう。

単品メニューなら、「ニラ肉炒め」(528円)がおすすめ。緑黄色野菜のニラ、タンパク質やビタミンB群を含む豚肉が食べられます。キクラゲには食物繊維が入っているので、野菜不足を感じる方にもいいですね。炒め物以外でタンパク質と野菜を補いたい場合には、あっさりとした「棒々鶏(蒸し鶏)」(600円)もよさそう。野菜は控えめですが、鶏肉をコクのある胡麻だれで楽しめる一品です。

「餃子の王将」はほかにも、野菜炒め系の一品料理が豊富なので、飽きずに活用できると思います。ライスと組み合わせて食べる方も多いと思いますが、あまり運動習慣がなかったり、夕食に食べる場合は、「ライス(小)」(165円)を選ぶといいでしょう。

――それでは、ラーメンチェーン大手3社の順位をお願いします!

川村 今回は本当に甲乙つけがたく、大変難しかったのですが……「日高屋」と「餃子の王将」が同率1位という感じでしょうか。どちらも、定食スタイルにするには「一品料理+ライス」という組み合わせで注文する必要がありますが、両店とも野菜炒め系のメニューが選べる点で、高評価をつけました。

3位の「幸楽苑」は、タンメンやラーメンは野菜たっぷりのメニューが選べ、味噌や塩味など味が豊富な点も魅力的なのですが、定食メニューに「炭水化物×炭水化物」という組み合わせが多いのが難点。先に挙げた2店舗との差がついたポイントだと思います。

中華料理のメニューは、ガッツリとした味付けで野菜を味わえる、満足感の高いメニューが多いです。今回紹介したおすすめを参考にしつつ、いろんなメニューを楽しんでほしいですね。
(文:佐藤真琴)

川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

※2021年2月5日初出の記事に、加筆・再編集を加えています。

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