【速レポ】<中津川ソーラー>DAY1、打首獄門同好会「種を蒔き続けたものが大豊作になりますように」

【速レポ】<中津川ソーラー>DAY1、打首獄門同好会「種を蒔き続けたものが大豊作になりますように」

  • BARKS
  • 更新日:2022/09/25
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昼過ぎになって雨脚が強くなってきたここ中津川、そしてREVOLUTION STAGE。気が滅入りそうな天候だが、その空気を打ち破ってくれたのは打首獄門同好会だ。一発目に演奏するのは、コロナ禍の世の中で、たくさんの人が抱く思いをストレートに代弁する「新型コロナウイルスが憎い」。

◆打首獄門同好会 画像

コロナ禍となって行なった彼らのライブやフェスで1曲目を飾っているこの曲を、今日は雨を空に押し戻す勢いも加えるように高らかに歌い、観客は高くコブシを掲げて応えていく。2020年に作られた曲だが、状況に応じて歌詞がアップデートされており、今回は今年8月にjunko(B)に陽性反応が出てフェス出演を辞退したことも歌詞に織り込まれた。とはいえ、こうして観客の前で、フェスという場で響きわたる曲になってきた、その事実は喜ばしい。

このアンセムで景気づけて、「元気良くまいりましょう!」と大澤敦史(Vo,G)が声を上げると、ステージ中央にレキシ・池ちゃん(池田貴史)の陽気な等身大(?)パネルが登場して、レキシとのコラボ曲「鬼の副長HIZIKATA feat. ぼく、獄門くん」へ。キャッチーな《ひじ ひじ ひじ ひじ》《かた かた かた かた》のリズムに合わせて肘や肩を揺らす観客、そしてヘヴィなブレイクダウンではjunkoのアグレッシヴなヘッドバングに合わせ観客も大きく頭を揺らす。続く「筋肉マイフレンド」では、バンドも観客も一斉にスクワットをし、超重量級のギターリフや河本あす香(Dr)によるどっしりとしたビートに力強くコブシを振るった会場に向け、大澤が”Victory!“と快哉を叫ぶ。のっけから雨を弾き飛ばすパワーだ。

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「ありがとうございます、打首獄門同好会です。よろしくお願いします。そして<THE SOLAR BUDOKAN 2022>へようこそ。ここでの開催は3年ぶりということで、おめでとうございます──ただね、ソーラーを感じたいよね(笑)」と大澤。そして「ここ最近ひどくない?」と大型連休のシーズンに台風が直撃していること、それで多くのフェスが影響を受けてしまっていることを憂い、「この天気の鬱憤をぶっ飛ばすバンドがたくさん集まっているので。楽しんで」という。

「とはいえやっぱり、たまの休みくらい太陽の元で過ごさないと、連休明けに力が出ないよ。こんな気持ちになっちゃうよね」(大澤)とプレイしたのは、マイナー調のアルペジオに悲哀も哀愁もたっぷりと詰め込んだ「はたらきたくない」。そして、これぞサスペンスやホラーの常套という“死亡フラグ”立ちまくりのセリフに、《それそれそれそれそれそれ》とツッコミを入れる新曲「死亡フラグを立てないで」に、観客が楽しく一体化できる「島国DNA」と新旧の曲を織り交ぜた生活密着型ラウドを連投した。

後半戦は、子ども番組『しまじろうのわお!』のうたのコーナーに書き下ろした「カンガルーはどこに行ったのか」よりスタート。なんとこの曲、『しまじろうのわお!』10周年企画「うた・ダンスフェス」の好きな曲ランキングで、長年の大人気曲を押さえ1位を獲得したという。嬉しいが、本当なのか!?と本人たちも未だ驚きを隠せないようである。とんちか深遠な哲学かという問いが中毒性たっぷりの旋律とサウンドでポップに炸裂する「カンガルーはどこに行ったのか」。会場にいたちびっこも、大人もノリノリで、1位獲得にも納得だ。

さらに新曲「地味な生活」を披露し、「きのこたけのこ戦争」「歯痛くて」と怒涛のラウドチューンを畳み掛けて、打首獄門同好会の醍醐味であるラウドで満足度がすこぶる高いサウンドと、キャッチーさポップさ、思わずにんまりしてしまう日常のあるあるを網羅したところで、最後の曲へ。

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大澤は改めて<THE SOLAR BUDOKAN 2022>の開催を祝し、またコロナ禍の2年を経て開催にたどり着いたすべてのフェスに感謝を述べた。「バンドひとつひとつが、フェスの主催者ひとりひとりが戦って、2022年なんとか取り戻して、何ができるかは曖昧ですが、この勝負に負けずに“俺たちはこの場所を守り抜く”という意志を感じます」。そう語った大澤は、打首もまた現在ツアー中であること、この2年でツアーファイナルだけコロナで潰れてしまっていることに触れ、今年12月ぴあアリーナMMで開催するツアーファイナルに向け「これができたら俺たちの中で区切りがつくんですよ。負けてなるものかという思いにようやく一矢報いることができるんです。それを成功させて来年にもっといい空気にしてバトンを繋ぎたいと思っています」と宣言した。

そしてラストは「みなさんがこの2年間、種を蒔き続けたものが大豊作になりますように」と「日本の米は世界一」を、いつにも増してアグレッシヴにアンセミックに、この雨を吹き飛ばすように轟かせた。

取材・文◎吉羽さおり
撮影◎木村泰之

【REVOLUTION STAGE】セットリスト

01. 新型コロナウイルスが憎い
02. 鬼の副長HIZIKATA feat. ぼく、獄門くん
03. 筋肉マイフレンド
04. はたらきたくない
05. 死亡フラグを立てないで
06. 島国DNA
07. カンガルーはどこに行ったのか
08. 地味な生活
09. きのこたけのこ戦争
10. 歯痛くて
11. 日本の米は世界一

■<中津川THE SOLAR BUDOKAN 2022>

日程:2022年9月23日(金・祝) 、24日(土)、25日(日)
会場:岐阜県中津川公園内特設ステージ

■関連リンク

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