声優・相羽あいな 異色の経歴はすべて〝運命の糸〟に導かれたものだった【単独インタビュー】

声優・相羽あいな 異色の経歴はすべて〝運命の糸〟に導かれたものだった【単独インタビュー】

  • 東スポWEB
  • 更新日:2022/09/23

「BanG Dream!」や「けものフレンズ」など大ヒットアニメで知られる声優・相羽あいな(33)が単独インタビューに応じた。劇団員→プロレスラー→声優という異色のキャリアも彼女にとっては〝運命の糸〟に導かれたものだったという。

――もともとは声優志望だった

相羽あいな(以下相羽)そうです。声優になりたいと思って東京の専門学校に通いました。卒業後、演技をより深く学ために劇団員として活動していたんです。そのときに舞台のプロデューサーさんから「プロレス団体を立ち上げるけど、興味ないか?」と声をかけていただきました。

――プロレスには興味があった

相羽 DDTプロレスを観戦したことはあったし、新日本プロレスも見ていたのですが、まさか自分がプロレスをやるとは思っていなくてびっくりしました。「運動神経も良くないからできるわけないですよ」って断ったら、プロデューサーに「わかった女子プロレスを見てから決めてくれ」と言われて、そこで見に行ったのがスターダムだったんですよ。

――2014~15年頃当時のスターダムには紫雷イオ(現イヨ・スカイ)や宝城カイリ(現KAIRI)という後のスーパースターも所属していた

相羽 そうなんです! 選手のかっこよさ、美しさに完全に引き込まれました(笑い)。それで、何もせずにできないと決めつけるのは早いんじゃないか、自分はどこまでできるんだろうと思い、プロレスラーになろうと決心しました。

――不安よりも興味が勝った

相羽 その瞬間はそう。一度スターダムの練習生としてトレーニングしていたことがありました。そのあとアクトレスガールズに所属するのですが。いざやってみると、普段やらない動きなので、マット運動は大変だし、スパーリングは痛くてなかなか慣れませんでしたね。

――またもやプロレスに導かれた。アクトレスガールズ時代の思い出は

相羽 同期がみんなすごかった! まなせゆうな選手はもともとプロレスしていましたし、尾崎妹加さんはウエイトリフティングのチャンピオン。安納サオリ選手、なつぽい選手、本間多恵選手、角田奈穂選手、みんな個性があってそれぞれが凄かった。その中で、私には何があるんだろう…と考え始めるとつらかったです。みんなで輪になって行う〝仲良しスクワット〟を100回やるんですけど、できない自分が情けなくて悔しくて勝手に涙が出てましたから。

――どんなに倒されても立ち上がる姿にプロレスラーを感じる

相羽 それはありますね。アクトレスガールズで必死にプロレスラーをしているときに、今度はブシロードの木谷社長とお話する機会に恵まれて、その場で歌を聞いてくださることに! あまりに突然の展開でめちゃくちゃ緊張したんですけど、木谷さんから「『BanG Dream!』の新しいバンドのボーカルを探してるからぜひ来てほしい」って話がありまして。

――Roseliaのボーカルがそんな経緯で決まっていたとは運命の糸に導かれたとしか考えられない

相羽 木谷さんは「僕の目だけで判断するわけにはいかない」と役が決定する前に、バンドリの楽曲を多く手掛ける上松範康プロデューサーにも歌を聞いていただいての最終決定でした。歌に自信はなかったけど、選んでくださった方はきっと私の中の何かを見て選んでくれたんだと思います。だから、ここから先は技術を磨いて認めてもらうようにするしかないなって。プロレスを続けるかどうかは迷いましたね。でも両立はできないんじゃないかって。

――「ヴァンガードG NEXT」(2016~17年)で念願の声優デビューを果たした

相羽 めちゃくちゃ緊張してノドから心臓が飛び出そうでした。音響監督の今泉雄一さん、主役を務めた石井マークさんや榎木淳弥さん、佐々木未来さんに教えていただいたことは今でも覚えています。声優としてキャリアの礎になった作品です!

――所属事務所が同じ佐々木未来さんはお姉さん的な存在か

相羽 そうですね。年齢は私の方が上なのですが、声優としては先輩でよく話を聞いてもらっています。この収録に限らず、私は周りの人にすごく恵まれていて、いつもいろいろなアドバイスをもらっています。

――17年の「BanG Dream!」は歌唱も多かった

相羽 幼稚園のときの夢がかないました。ある程度大きくなったときに「歌手になりたい」と言うのが恥ずかしくて口にしなくなっていたけど、歌を好きな気持ちはずっと変わらなかったです。カラオケにもよく行っていましたし。

――どんなアーティストの曲を歌うのか

相羽 浜崎あゆみさん、倖田來未さんをよく歌ってました。あと米米CLUBさんが好きでエンターテイナーっていいなって思うようになりました。アニメもよく見ていたからアニソンも大好きで、「マクロスF」「けいおん」「涼宮ハルヒの憂鬱」なんかをよく歌ってました。

――もっとも影響を受けたアニメは

相羽 「ワンピース」ですね。ナミが好きすぎて、私もナミと同じタトゥーを入れようとしましたから! でも友達から「ナミはみかんと風車背負ってるけど、お前は何も背負ってないやん」と止められました。ナミの生き方を尊敬しているんです。どうしても諦めきれなくて、高校卒業するくらいに(2週間ほどで)消えるヘナタトゥーを足首に描いてました(笑い)。

――ある意味で相羽さんもプロレスから声優の世界へ羽ばたいた〝冒険者〟と言える。プロレス界にとっても好影響なのではないか

相羽 はい。私をきっかけにプロレスに興味を持ってくださる方がいるのは喜びです。今、一緒に番組をやっている富田麻帆さんとプロデューサーがどっぷりハマっちゃって、私より会場に足を運んでます。プロレスへの架け橋になれるか分からないけど、微力ながらプロレスを広めていきたいと思います! まだ生で観戦したことがない人はぜひ現地観戦してほしい。あの一体感は会場でしか感じられませんから。

――事務所の先輩でもある三森すずこが今年、待望の第一子が誕生したことが報じられた

相羽 とってもとっても嬉しかったです! お写真見せて頂いたのですがとても可愛くて、私はメロメロです! 早く会いに行きたいです!

――かつての同期、なつぽいはスターダムに活躍の場を移し、今は25代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンだ

相羽 輝いていてかっこいいなと思っています。同期なんだけど同期とは言いがたいくらい。私も声優としてもっと輝けるように頑張ります!

☆あいば・あいな 1988年10月17日、大阪府出身。声優事務所「響」所属。2015年9月から約2年間プロレスラーとして活動後、声優・歌手として活躍。ニコニコ生放送プロレストーク番組「相羽あいな 富田麻帆のI Love プロレスリング」(次回は10月25日放送)に出演中。ボーカルを務めるバンド「Roselia」は11月13日に行われるブシロード15周年ライブにも出演予定。

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