犬の飼い主が気付かずにやっている『虐待行為』4選

犬の飼い主が気付かずにやっている『虐待行為』4選

  • わんちゃんホンポ
  • 更新日:2019/11/10
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飼い主の愛情が虐待行為になることも…!?

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犬に暴力を振るって肉体的苦痛を与えるのは、動物虐待です。また、心理的に抑圧したり、恐怖心を与えたりして精神的苦痛を与えることも、必要な世話をしないネグレクトも虐待に当たります。つまり、犬の心身に苦痛を与えたり、大きなストレスを与えたりする行為は動物虐待になるのです。

愛犬に愛情をたっぷり注いで接している飼い主さんは、「うちは虐待とは無縁」と思うでしょう。でも、愛犬のためによかれと思ってやっていることが、気付かぬうちに愛犬に苦痛やストレスを与えているとしたら…?これも、虐待行為になってしまうかもしれません。

今回はこのような、犬の飼い主が気付かずにやっている『虐待行為』をご紹介したいと思います。

①甘やかし過ぎる

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愛犬は飼い主さんにとって、我が子のようにかわいいものです。だからといって、甘やかし過ぎは、結果的に愛犬を苦しめることになるかもしれません。

トイレを教える、「マテ」や「オイデ」などのコマンドを教えるといった最低限のしつけもせずに甘やかしていると、愛犬は人間社会の中で適切に行動することができません。また、愛犬が嫌がるから、怖がるからといって、様々な刺激(様々なタイプの人間、鳥や猫などの動物、他の犬、様々な音など)に慣らさずに遠ざけてばかりいると、「あれも怖い、これも怖い」という極端に臆病な犬になってしまいます。

適切な行動ができない犬も、極端に臆病な犬も、人間社会の中でストレスを感じながら生きていくことになるでしょう。愛犬が人間社会の中でストレスなく幸せに暮らすことを望むのなら、甘やかすのではなく、最低限のしつけを行い、さまざざまな刺激に慣らしてあげましょう。

②太らせ過ぎる、痩せさせ過ぎる

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犬の肥満は心臓病や糖尿病などの原因になり、熱中症の危険因子にもなります。犬の肥満の原因は、飼い主さんの食べさせ過ぎが大多数を占めるといいます。飼い主さんが適切な量の食事やおやつを与え、人間の食事を与えたりしなければ、犬は基本的に肥満にはなりません。

犬に肥満は大敵ですが、愛犬を肥満にさせないように気遣い過ぎて、痩せ過ぎにしてしまう飼い主さんも少なくないようです。愛犬が太らないようにと食事の量を過度に減らしてしまい、痩せ過ぎにしてしまうのです。痩せ過ぎも、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなったり、肝機能の低下を招いたりします。太らせ過ぎるのも痩せさせ過ぎるのも、愛犬の健康を損ない、愛犬を苦しめてしまう可能性があるのです。

犬が太っているか痩せているかは、ボディ・コンディション・スコア(BCS)が目安となります。これは、犬の体を触ったり、上や横から見たりして肥満度を測るというものです。BCS1~5まであり、BCS1が痩せ過ぎで、数字が大きくなるほど肥満度が高くなります。

理想的なのは、太っても痩せてもいないBCS3。体に触ると肋骨が確認でき、上から見ると緩やかに腰がくびれていて、横から見ると腹部のつり上がりが分かる状態です。BCSでのチェック方法を詳しく知りたい場合は、動物病院で教えてもらうといいでしょう。

③べったりで過ごす

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かわいい愛犬には、なるべく寂しい思いをさせたくないものです。だからといって、家では片時も離れず、出掛けるときもいつも一緒というのでは、愛犬は心身ともに休まるときがなく、苦痛かもしれません。犬にも、一人でリラックスする時間は必要です。

また、いつもべったりで過ごしていると、飼い主さんへの依存が強くなり、離れたときに不安を感じてストレスになる可能性もあります。飼い主さんと離れると強い不安を感じ、問題行動や体調不良を起こす分離不安に発展することも。このように、寂しい思いをさせたくないという飼い主さんの愛情が結局、愛犬に苦痛やストレスを与えてしまうのかもしれないのです。

愛犬とは適度な距離感を保ち、自立心を育ててあげることも飼い主さんの大切な役目です。家に一緒にいるときでも意識的に別々で過ごす時間を作り、一人の時間も楽しめる犬にしてあげましょう。

④炎天下に散歩する

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犬にとって散歩とは、単なる運動ではありません。気分転換や、好奇心を満たす大切な時間であり、散歩に行くのを楽しみに待っている犬は多いです。散歩を楽しみにしている愛犬のために、飼い主さんは毎日散歩へ出掛けることでしょう。

でも、夏の散歩には注意が必要です。炎天下の中、愛犬を散歩に連れて行っていませんか?全身に汗をかくことができず、しかも全身被毛で覆われている犬は体温調節が苦手で、人よりも暑さに弱いです。その上、犬は人よりも体高が低く地面の熱を受けやすいので、炎天下での散歩は拷問に近いでしょう。熱中症になったり、熱くなったアスファルトで肉球をやけどしたりする危険性もあります。

日本の夏の暑さは年々過酷になってきており、たとえ早朝でも日が昇ると一気に暑くなります。ですから夏の朝の散歩は、日の出前に行くのが理想的です。夜の散歩は、日が沈めば大丈夫と思ってしまいがちですが、アスファルトは夜になっても温度が下がりにくいので注意が必要です。

まとめ

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今回は、犬の飼い主が気づきにくい虐待行為をご紹介しました。どれも愛犬を愛するからこそ、やってしまいがちな行為であるようにも思えます。愛犬に愛情を注ぐのは大切なことですが、愛情を押しつけてしまうと、愛犬に苦痛やストレスを与え、虐待行為になってしまうかもしれません。愛犬を愛し、その幸せを願うのなら、ひとりよがりにならずに、きちんと愛犬の気持ちや健康を考えて行動してあげましょう。

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