『海月姫』視聴率4%台目前でも絶賛&興奮の嵐...深刻な「フジ月9」嫌い露呈か

『海月姫』視聴率4%台目前でも絶賛&興奮の嵐...深刻な「フジ月9」嫌い露呈か

  • Business Journal
  • 更新日:2018/02/14
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芳根京子が主演を務める『海月姫』(フジテレビ系)の第5話が12日に放送され、平均視聴率が5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。前回は7.5%まで回復したものの、あっという間に4%台目前まで低下してしまった。

第5話では、再開発による取り壊しの危機から天水館を救うため、新たに人形オタクのノムさん(安達祐実)を加え、倉下月海(芳根)ら住民のオタク女子たちがクラゲのドレスづくりに奮闘。女装男子の鯉淵蔵之介(瀬戸康史)主導のもと、自分たちのブランド『ジェリーフィッシュ』を立ち上げ、ファッションショーを開くことにしたのだった。

こうしてバタバタとドレスの制作をしていくのだが、肝心のモデルである蔵之介がおらず、代役として“三国志オタク”のまやや(内田理央)にドレスを着せてみることに。さらには、縫製では制作が追い付かずボンドで布を張り付けてドレスをつくることになったのだが、ここでもまややが“人形”代わりとして犠牲になってしまう。耐え切れずに逃げて暴れた結果、転んでしまったまややは、今まで頑なに隠していた前髪がめくれあがり顔が露わに。そして、顔を隠すようになった理由について「小中高と、鋭い目つきのせいで『殺し屋』というあだ名をつけられていた」と語り、悲しい過去が明らかになるのだった。

だが、“和物オタク”の千絵子(富山えり子)にも“ハム”と呼ばれていた過去を聞かされ、「ほかのメンバーも同じような経験をしている」「そんな私たちが暮らす天水館を守るために」ということと、「がんばったら。“三国志のガチャポン”100個」という言葉で丸め込まれて、ファッションショーのモデルを蔵之介と一緒にすることになった。

そしてショー当日、蔵之介は父で国会議員の慶一郎(北大路欣也)のパーティに参加していたためショーに間に合わず、モデルはまややひとりに。がんばってランウェイを歩くまややだったが、ジュースを飲んでいた休憩中に立ちくらみで倒れ、メインのドレスを汚してしまった。そのため、ショーは中断。ドレスを乾かすため、近所を回ってドライヤーをかき集めてきた月海だったが、すでに大多数のお客さんが帰った後だった。

しかし、司会の花森よしお(要潤)の機転と、“枯れ宣”のジジ様(木南晴夏)からのSOSを受け戻ってきた蔵之介によって、ショーは第2幕を開幕。蔵之介は、パーティでショーの宣伝をしてお客さんをたくさん引き連れてきた。そして見事ショーは大盛況のなか、終了。会場は大きな拍手で包まれるのだった。

その後、ショーを見に来ていた鯉淵修(工藤阿須加)は月海たちに差し入れの飲み物を渡そうとするのだが、そこには蔵之介にキスされている月海の姿が。「本当は不安だった」という月海の言葉に思わず蔵之介がキスをしてしまった瞬間を、目撃してしまうのだった。

このまさかの2人のキスシーンに、視聴者は「美しいキスシーンにやられた!」「も~ドキドキが止まらない!」「びっくりしすぎて声が出た!」と大興奮。ショーの最中、修と見つめあう月海を見つけて「月海! 俺を見ろ!」と放った男らしい蔵之介のセリフにも、「すごくかっこよかった!」「蔵之介のセリフが最後まで良すぎて、何度もリピートした!」という人が続出。最初から月海をめぐる三角関係がテーマのドラマではあったが、オタク女子がわんさか出てくるコメディチックな話のなか、突然訪れた“王道のキスシーン”に同作品の面白さを改めて感じ、引き込まれたという人が多かったようだ。

●魅力的な出演陣

また、これからも登場するのかはわからないが、ノムさん役の安達祐実にも「存在感はさすが!」「本物のお人形さんみたい」「『どぅふぅ~』に笑った」と絶賛の声多数。ひいては、この回の主人公でもあったまやや役を演じた内田理央にも、「演技上手い!」「この人がキャストに選ばれた理由に納得した」と高評価を得ていた。

同作品はゴリ押しや人気だけで選ばれているキャストは少なく、どちらかといえば演技派のキャストばかり。若手演技派女優として群を抜いている芳根をはじめ、演技が下手な人がいないため、視聴者に変な違和感を与えることなくスムーズにドラマの世界へと導いてくれるのが『海月姫』の魅力だ。

さらに次回は、新たな登場人物として江口のり子が「関西弁を話すインド人」役で登場。江口といえば、これまでも脇役でドラマ出演しているものの注目されたのは16年の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ)の真面目な校閲者を演じてからだろう。今では、重要な役を任されるようになってきた名バイプレイヤーだ。しかも、毎回「同じ人?」というくらいまったく違う雰囲気で登場してくるため、今回の“インド人”役も楽しみで仕方がない。

ドラマの脚本もよし、キャストもよし、演技力もまったくもって問題なしと、どこをとっても合格点の『海月姫』。さらにいえば、視聴者からの評価もうなぎ登りと申し分ない出来栄えで、「おもしろくないと思っていたけど、おもしろかった!」という声がほとんど。それにもかかわらず、視聴率が下がってしまうのはなぜだろう? やはり、それほどまでに月9は嫌われているということなのだろうか。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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