「健康長寿」の秘訣は、感謝して生きること

「健康長寿」の秘訣は、感謝して生きること

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  • 更新日:2016/10/21

特に健康に気をつかっているわけではないのに、元気で長生きしている人はどこか違うのか? それは日々の基本的な生活習慣にあった。多くの患者を見る町医者であり、ベストセラー本の著者である長尾和宏先生が、90代を元気で過ごす人から得た、超基本の生活習慣とは。発売記念コラム、最終回です。

■「健康長寿」は、神様からのプレゼント

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まさか百歳まで生きるとは思わなかった!

百寿者の方たちが共通しておっしゃることです。いまも、これまでも百寿者の方を30人ぐらい診てきましたが、「私ががんばって努力したからこうなったのよ!」と自信満々でおっしゃる方には一人も会ったことがありません。

今でこそ百寿者は全国に6万5千人もいて、100歳まで生きることはそう珍しいことではなくなりましたが、高齢者と呼ばれる65歳以上の人口は3400万人ほどですから、百寿者はそのなかでのエリート集団であることには変わりありません。

私は、努力して勝ち取ったというよりも、神様に選ばれた人たちなのだろうとも思います。

本当に元気な百寿者になれるかどうかは、最終的には運次第かもしれませんが、ある基本的なポイントさえ押さえておけば元気で長生きできる確率が格段に高まると思っています。そのポイントが、次の7つの習慣なのです。

1嫌なことはしない 2 睡眠にはこだわる 3 おかずは多く、ご飯は少なく 4 毎日歩くことを習慣にする 5 医者と薬にはできるだけ近づかない 6 歯は大切にする 7 感謝して生きる

7つ目の習慣「感謝して生きる」。ある意味では、これがいちばん大事な習慣かもしれません。

■「おかげさま」という日本語

私の生まれ故郷である香川県に住み、高松市の名誉市民になった友人のペルシャ出身のソバハニさんという方は、「おかげさま」という日本語をよく使います。大好きな言葉だそうです。

「おかげさま」は漢字で書くと、「御陰様」。「神仏の助け。加護。他からの力添え」を意味する「御陰」に「様」をつけてさらに敬った言葉です。つまりは、他力ということですよね。

私たちは何気なく「おかげさまで」という言葉を使いますが、日本にしかない概念のようです。無理やり英訳すれば、「thanks to」あるいは、「fortunately」「luckily」になるのかもしれませんが、やっぱりなんだか違う。「おかげさま」という言葉が持つ深みがこぼれ落ちてしまいます。

元気に長生きされている方はみな、「おかげさまでね」とよくおっしゃいます。「おかげさま」が口癖になっているような人が神様に選ばれて長生きするのでしょう。

分子生物学者の村上和雄さんは、遺伝子を研究するなかで人智をはるかに超えた偉大な存在の力を感じ、「サムシング・グレート」と呼びました。

残念ながら生まれながらにして病気を抱えていたり、若くして重い病気になってしまったりする人もいるなかで、いま生きている私たちはたまたま生かされているのです。生かしていただいているのは、何か見えない力が働いているのでしょう。もしかしたらご先祖さんの力かもしれません。科学的に言うなら、DNAでしょうか。

子どものころ、よく父親に「お天道様さまが見ている」と言われました。そうした大きな存在を日ごろから意識し、「おかげさま」と笑顔で言える人は多少の不摂生をしていても病気にならないのかもしれません。

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