AIにクッキーのレシピを考えさせるGoogleの「スマートクッキー」プロジェクトが実施される

AIにクッキーのレシピを考えさせるGoogleの「スマートクッキー」プロジェクトが実施される

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  • 更新日:2017/12/05
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お菓子の「クッキー」のレシピを、人間が少しだけトレーニングを施したAI(人工知能)に考えさせて実際に作ってみる、という「スマートクッキー」プロジェクトがGoogleによって実施されました。

The makings of a smart cookie

https://blog.google/topics/research/makings-smart-cookie/

このプロジェクトはGoogleがペンシルバニア州にあるベーカリー「Gluten Free Goat Bakery & Café」との共同で実施したものです。Goat Bakeryは、店主のジャネット・ハリスさん(写真一番左)がグルテンに過剰反応してしまうセリアック病を患ったことから、グルテンフリーな素材を使ったパンやクッキーを作っているお店です。

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プロジェクトではまず、ベイズ最適化と呼ばれる機械学習の手法を用いることで、AIにクッキーのレシピについての知識を教え込みました。とはいえ、実際にAIがクッキーを作れるわけではなく、何の知識もないまま1人で考えるのは無理なので、Googleのスタッフがまず実際にクッキーを作り、そのレシピと味の評価をAIに何パターンか入力することで学習させます。その際には、「チョコレートの種類」や「砂糖、小麦粉、バニラの量」といった情報を、機械学習に用いるパラーメーターとなる「ノブ」として設定していたとのこと。このようにして教えられたレシピと、それに対する人間が下した評価の点数をもとに、今度はAIにオリジナルクッキーのレシピを考案させました。

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さらに、そのレシピに対する人間の評価をフィードバックさせるという段階を踏みます。AIが考え出したレシピをもとにGoogleのスタッフが実際にクッキーを作り、その評価を点数でAIへとフィードバック。このサイクルを59回、2か月間にわたって繰り返した後に完成したのが以下のレシピです。

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材料には、タピオカ粉と玄米粉、亜麻の種子、などに加え、カルダモンや花椒(ホアジャオ)といったクッキーでは珍しい部類に入るスパイスも用いられているとのこと。全ての材料を混ぜ合わせた後にチョコレートチップを加え、形を整えて約180度のオーブンで12分焼き上げれば「チョコレートチップとカルダモンのクッキー」の完成です。

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ハリスさんは最初、この話しを持ちかけられたときに少し懐疑的な印象を抱いたようですが、Googleのスタッフから詳細を聞かされると一転してプロジェクトにのめり込んだそうです。肝心の味の評価についてGoogleのブログでは一言も触れられていないのが気になるところですが、人とAIのフィードバックループを繰り返すことで、今後も新たなメニューのレシピが生まれ続けることになりそうです。

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