ビットコインが再び騰勢 中国の規制緩和期待などで最高値

ビットコインが再び騰勢 中国の規制緩和期待などで最高値

  • WSJ日本版
  • 更新日:2017/10/13
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急落していたビットコインの価格が再び騰勢を強めている。12日の取引では一時5226ドルまで上昇し、過去最高値を更新した。背景には、中国の取引規制緩和への期待と、著名ヘッジファンドマネジャーがビットコイン価格が1年以内に1万ドルに達する可能性があるとの見方を示したことがある。

仮想通貨関連情報サイトのコインデスクによると、ビットコイン価格は足元では前日比7.6%高の5195ドル前後で推移しており、他の仮想通貨も上昇した。

米投資会社フォートレス・インベストメント・グループのマネジャーだったマイケル・ノボグラーツ氏は10日、CNBCのインタビューで、機関投資家とウォール街が仮想通貨への関心を高めていることを挙げ、ビットコイン価格が今後6〜10カ月以内に1万ドルに達したとしても「驚くには当たらない」と述べた。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先週、米金融大手ゴールドマン・サックス・グループがビットコインなどの仮想通貨に特化したトレーディング事業の立ち上げを検討していると報じた。また、仮想通貨専門のヘッジファンドが相次いで登場している。一方、米金融大手JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、ビットコインを「詐欺」として切り捨てている。

市場では、中国がビットコインの取引禁止措置を解除するとの臆測が広がっている。

ビットコイン価格が9月1日に初めて5000ドルを突破した後、中国当局は同月4日にビットコインなどの仮想通貨を使って資金調達するイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を禁止。さらに国内の大手ビットコイン取引所を閉鎖し、事実上、ビットコインの取引を禁じた。これを受けて、ビットコイン価格は34%下落した。

だが、ビットコイン価格はこのところの上昇により、年初来では約440%上昇している。

ビットコインが再び最高値を更新したものの、ソフトウエアのアップグレードが見込まれる11月にビットコイン業界が分裂する可能性が懸念されている。

ビットコイン価格にはこの問題に対する懸念が反映されていないが、最近の価格上昇は市場がバブル状態にあるのではとの臆測を呼んでいる。ノボグラーツ氏は同じインタビューで、ビットコインはバブル状態に陥っており、いつか必ずはじけるとの見方を示した。

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