バク転で血行促進、体質改善!?40歳からの大人アクロバットのススメ

バク転で血行促進、体質改善!?40歳からの大人アクロバットのススメ

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/06

「バク転ができるようになりたい!」

誰しもが、一度は抱いた思いではないだろうか。筆者はそう思い立ってから30年余り経つが、いまだにバク転はできない。と言うか、やはりバク転をするようなやつは、どうせクラスで人気者になるレベルのスポーツ万能タイプであろうと言う固定観念が捨てられず、まともにチャレンジしたことがない。

しかし、ネットを見ると「一時間でだれでもバク転」だの、「バク転は運動神経じゃない!」だのといった情報がゴロゴロ。いままで動かしてきた自分のカラダの感覚からいくと、バク転なんて出来っこない。でも、ネットの情報にも後ろ髪がひかれる…。そうやって、ずっとモヤモヤしてきたのだが、40歳を目前にして、ここらでスッキリさせたくなった。

というわけで、意を決してアクロバットのクラスに突撃してみたのである。

■中高年でも大丈夫

突撃したのは、中学生以上の大人クラス。この日は特例で参加しているキッズも数人いたが、基本は大人のためのクラスだ。受講者の構成は、男女の比率がほぼ半々。年齢層は中高生から20代、30代の社会人、上は60歳前後とおぼしき壮年の方と非常に幅広く、筆者のようなアラフォー世代でも臆することはない。「いい歳してバク転とかw」と笑われる恐れはなさそうなので、同輩の方々も積極的にチャレンジしてほしい。

■念入りにストレッチ

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最初はストレッチ。

屈伸運動や開脚などの一般的なストレッチから、あまり見かけたことのないようなものまで、とにかく念入りに伸ばしていく。ウォーミングアップ後半はプランクの状態で腰をひねるなど、動的な体幹運動に発展。息も絶え絶えになるようなハードなものではないが、全身で可動していない箇所はなく、かなりカラダが温まった感覚がある。

■基本は「倒立(逆立ち)」

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ウォーミングアップが終わり、最初に取り掛かるのは体操の基本とも言われる倒立。アクロバットにチャレンジする場合も、やはり避けては通れない。逆さまになってもバランスを崩さない体軸を鍛えるのに効果的とのこと。

しかも、倒立には血液の循環が良くなる、重力で下った内臓を正しい位置に修正するなどとカラダに良い効能が盛りだくさん。肩周りの筋力トレーニングにもなるので、たくましいボディに憧れる男性にもオススメだ。バランスをとるためにお腹周りの体幹筋も動員するため、引き締まったウエストを手に入れられるメリットもある。まぁどこをとっても良いことづくし。毎朝の逆立ちで人生が変わる、、、かも知れない。

■個々のレベルや要望に合わせた個別指導

ひとしきり倒立にチャレンジしたのち、慣れた受講者は4足歩行や側転など決められた種目を繰り返すドリルのようなものに移行するが、特に強化したいポイントがある人は、この時間に個別で指導を受けることもできる。ここで筆者は、当初の目的通りにバク転の指導をお願いした。

■バク転への道 その1「倒れる」

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「まずは倒れてください」

最初のレッスンは『倒れる」だった。いやいや倒れるくらいできるわ! と、若干なめてかかったのだが、意外なことにこれが本日のレッスンで一番の難関だった。一本の棒のようにまっすぐ全身をマットに預けるのがポイントなのだが、ビビって腰が引けてしまい、どうして尻もちのような体勢で倒れてしまう。そう、思ったより怖いのだ。倒れている最中、頭部はこんなにも高い位置にあったのかと言うことを改めて知るだろう。

この恐怖心こそ、バク転を成功させるには越えなければならない最大の壁となる(個人差あり)。他の受講者も一緒にチャレンジしていたのだが、多少心得のある人でも、先生のようにキレイに『ビターン!』と飛び込める人は少なかった。

■バク転への道 その2「飛んで倒れる」

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次の行程はその1の「倒れる」とほぼ同じだが、今度は後方にジャンプしつつ倒れる。後方に飛び込んで回転するバク転に、より近い動作となる。どのポイントを難しいと感じるかは個人差がありそうだが、筆者自身の感覚としては、最初の倒れる段階で恐怖心を克服してしまえば、多少ジャンプしてもそれほど怖さは変わらないように思う。マットと大地を信じて、あとは思い切るだけだ。

■バク転への道 その3「補助付きバク転」

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恐怖心を克服したら、あとは実践していくのみ。バク転の感覚をカラダに覚え込ませていく。上の写真のようなフルサポートの補助の場合、これはもう先生を信じて身を委ねてしまうしかない。カラダが縦に1回転することに慣れるためのトレーニングだ。ここから先は、下の写真のように補助を減らしていき、自分でカラダをコントロールする割合を増やしていくことになる。

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■1回のレッスンでカラダの感覚が一気に変わることも!

約1時間30分のレッスンで、バク転を目指した筆者が到達したのはフルサポートの補助付きバク転まで。一発で成功させてしまうような人も中にはいるのだろうが、「1時間で誰でも簡単に〜」というわけにはいかないようだ。だが、この先にバク転を出来る未来が確実に待っているという実感はある。

しかも、今回のレッスンではバク転の技術を習得する以上の収穫があった。この日以降、カラダを操作する能力がいきなりアップしたようで、前転や壁倒立、側転(のようなもの。ちゃんと出来ているかは不明)などが以前とはまったく違う感覚で行えるのだ。驚くほどカラダが軽い。まるでゲームかマンガかのように、急激にレベルアップしてしまったのである。

まさか1時間ちょっとのレッスンで筋力や柔軟性、その他の技術的なものが一気に成長するというのは考えづらいので、おそらく「ここまでカラダを動かしても大丈夫」というリミットをレッスン中に振り切ったため、カラダが本来持っている能力を、以前より多めに引き出せるようになったのではないかと思われる。レッスン中にそれほどの無茶をした記憶はないが、あまりに普段しない動きなのでカラダ(あるいは脳)が受ける衝撃は大きかったのだろう。

■意外とコツコツ継続しやすい!?

カラダの動きが良いので動くのが楽しい→楽しいから動く機会が増える→より動きが良くなるという具合の良いサイクルが生まれるので、レッスンを受けてから今日まで、今のところ倒立などの体操的な運動を毎日楽しく続けられている。筆者のように1回のレッスンでハッキリと効果を体感できる可能性もあるので、さすがに通うのは難しいという方も、体験クラスなどのシステムを利用して一度は受けてみることをおすすめする。

実際にやるまではハードルが高いと感じていたアクロバットだったが、効果が体感しやすく、少しステップアップするだけで達成感は抜群。仕事やら、日々の疲れやらと簡単に挫折する我々のような大人がチャレンジするエクササイズとして、実はピッタリなのではないかと思う。試しに一度、チャレンジしてみてはどうだろうか。

【取材協力】
アクロバット講師
NANA

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インターハイ、国民体育大会出場など器械体操選手として活躍。その体操競技の経験を生かし、アクロバット講師として幼児から大人まで幅広く指導する。また、紅白に出場するなどダンサーとしてもテレビや舞台等で活躍。

TOKYO STEP ARTS
http://www.t-steps.jp

取材・文/太田史郎(おおた・ふみお)

フリー編集&ライター。最新モノ情報はもちろん、スポーツ、音楽&ダンス事情にも詳しい。

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