侍・栗山監督「こっちから崩れないのが条件。我慢の試合になる」 準決勝メキシコ戦へ表情引き締める

侍・栗山監督「こっちから崩れないのが条件。我慢の試合になる」 準決勝メキシコ戦へ表情引き締める

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  • 更新日:2023/03/21

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の侍ジャパンは19日(日本時間同日深夜)、20日(同21日午前8時試合開始)に行われる準決勝・メキシコ戦に向け、試合会場となるマーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」で最終調整をスタート。練習中も洋楽で爆音が流れる中、内外野のシートノックが行われた。

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WBC<日本前日練習>本番会場で練習する日本ナイン(撮影・光山 貴大)

村上が遊撃の位置、二塁より一塁側に源田、中野、と極端な守備体系を敷き練習を行った。メキシコはメジャー選手が揃い、準々決勝以上に1点の重みが増す。

投手では、準決勝・メキシコ戦に登板予定の佐々木朗と山本が2日連続となるブルペン投球で最終調整した。グラウンドにあるマウンドの形状や硬さなども入念に確認し、決戦へ臨む準備を整えた。

練習後の会見で栗山監督はメキシコについて「本当にきょう監督会議で(メキシコの)監督さんと話をしましたけど、見ている側、野球ファンとしては素晴らしいチームにどんどん試合ごとになっているというのはあります、勢いもあるし、打線も素晴らしい。本当にいいチーム」と話した上で「まずは我々ができること、絶対にやれることをしっかりやり切っていく。こっちから崩れないのが条件になってくる。我慢できれば可能性が出てくるので、我慢の試合になると思っています」と表情を引き締めた。

「我々はアメリカに来て、アメリカでやっている選手を倒したいと思ってやってきたので。これは僕だけじゃなくて、過去、日本の野球の先輩方、メジャーで活躍した日本人プレーヤー、そういう思いでみんな道を作ってくれた。アメリカに来て勝つんだでという思いでやっている。環境が違っても言い訳にすぎない。日本選手たちだったら乗り越えてくれる」と信頼を口にした。

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