休職中に収入が減って気づいた「モノ」と上手に付き合う方法

休職中に収入が減って気づいた「モノ」と上手に付き合う方法

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2020/11/22
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すでに別に投稿したエッセイにも記載したが、私は社会人2年目に休職を経験している。以前は、その休職の話題から“心の健康”をテーマにエッセイを作成したが、休職中に考えなければいけないことは他にもある。金銭面の問題だ。

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休職中、気づけば私の頭の中は「お金」のことでいっぱいだった

休職中は無給。手当を受給できるのが唯一の救いだが、当然のことながら以前より収入は激減する。そこで、否が応でもお金の使い方を見直さなければならない。今まで、まともに家計簿をつけたこともなかった私は、ネットで節約法を漁っては混乱した。

気づけば頭の中は、お金のことでいっぱいだった。心を休めるための休職なのに、これでは本末転倒だ。

休職初日からいくぶんか月日が流れたが、いまだにお金の使い方は上達しない。家計簿も続かないし、節約方法も身につかない。ただし私は、この休職期間を通して、節約方法の代わりに学んだことがある。

節約をしながら、身の回りのモノとの「付き合い方」を改めた

それは、身の回りのモノとの付き合い方だ。きっかけは、以下の二つの出来事だった。

一つ目は、2021年用の手帳を手作りしたこと。過去の私は、うっかり忘れ物をしてはペンやノートを現地調達していた。その結果、ほんの1、2ページ使っただけのノートが自宅にごろごろ転がっていたのだ。そこで私は、節約の一環として、その一冊を利用して手作り手帳を作成することにした。

枠も月日もすべて手書きで、土日の枠には色を付ける。ついでに、同じく家に放置していた大量のマスキングテープも引っ張り出し、思い思いのままに飾りつけをした。

自分がこんなにもモノをため込んでいたことに驚愕したと同時に、久しぶりにそれらの文房具を手に取った喜びや懐かしさ等、いろいろな感情が湧き出た。こうして完成した手帳は、はたから見たらただのダサイ手帳かもしれない。けれど私にとっては、家の奥で眠っていた文房具たちを蘇らせるきっかけとなった、思い出深い手帳となった。

二つ目は、破れたシーツを手縫いで補修したこと。きっと普段の私だったら、真っ先に買い替えただろう。しかし、金銭的に危機的状況では、そんなこともいっていられない。最後にいつ触ったかわからない裁縫道具を30分近くかけて探し出し、手縫いで補修した。久しぶりの玉結び、返し縫い、玉止め。大変さ以上に、新鮮味や楽しさ、やりがいがあった。

母から、新しいシーツを買ってあげるとの打診を受けた。もとはといえば節約目的なので、買ってもらえばそれで済む話だ。それでも私は、シーツに針を通した。モノを繕い、大切に使い続けることの素晴らしさ、そして喜びを知ったから。

今あるモノたちと上手に付き合うほうが、精神的・金銭的にもプラスに

先述のように、結局私はあれほどお金に思考を支配されていた割に、お金の知識は何一つ身についていない。でも、今はお金に執着して神経をすり減らすより、今あるモノたちと上手に付き合うほうが、私にとっては精神的にも金銭的にもプラスに働くのだと思う。

眠っているものがあれば、ご挨拶がてら引っ張り出してみる。壊れれば、いくらでも繕う。モノを大切にできるのは、持ち主しかいないのだから。今あるモノに感謝して上手に付き合っていくことで、ついでに家計にもプラスに働けばいいな。それくらいのフランクな気持ちで生きていこうと思う。

最後に、これまで私を支えてくれた、すべての身の回りのモノたちへ。

今まで本当にありがとうございました。これからもどうぞ、末永くよろしくお願いいたします。

まやごもり

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