
米殿堂入りしたスコット・ローレン氏(ロイター)
米野球殿堂は24日(日本時間25日)に今年の殿堂入り投票の結果を発表し、三塁手でゴールドグラブ賞を8度受賞しているスコット・ローレン氏(47)が選出された。全米野球記者協会(BBWAA)に10年以上所属した記者の投票で、75%以上の得票が必要。
ローレン氏は資格6年目で、フィリーズ、カージナルス、レッズなどでプレーして通算316本塁打、同2077安打。オールスター戦に7度選出された。76・3パーセント、389票中297票を獲得し、得票率は76・9パーセントだった。
ロッキーズ一筋に17年プレーして通算2519安打のトッド・ヘルトン氏(49)は得票率72・2パーセントで11票足りなかった。
通算3115安打、696本塁打をマークしているが、現役時代に薬物規定違反で処分を受けたアレックス・ロドリゲス氏(47)は35・7パーセントで2年連続で落選。資格最終年の10年目だった通算351本塁打の強打の二塁手ジェフ・ケント氏(54)は46・5パーセントで落選。記者投票での選出資格を失った。
表彰式典は7月23日(同24日)にニューヨーク州クーパーズタウンで行われる。
東スポWEB