北海道には酔い止めが存在しない

北海道には酔い止めが存在しない

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  • 更新日:2023/09/19

先日北海道旅行に行ってきました。札幌、小樽、留寿都、洞爺湖、登別ときて千歳で遡上してきた鮭を見て帰ってきたのですが、いくつか印象的なことがありました。

まず北海道には酔い止めが存在しない。盛ってると思われるかもしれませんが、少なくとも運転中に寄ったコンビニや売店などでは本当に1度も見かけませんでした。店員さんに聞いても初めて聞いた単語かのような困惑顔。基本交通手段が車なので、小さい頃から乗り慣れた物で酔うこと自体が少ない可能性もあります。

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特に柵のない放牧。

とはいえ北海道のドライブ、結果的に酔い止めが必要ないくらい快適でした。都市部さえ抜ければ信号も交差点もなく、だだっ広い牧草地か原生林の間にひたすら続く直線の道路。これまで単なる移動手段だった運転を初めて楽しく感じました。

また、都市部で運転が荒くないのも大らかで良かったです。名古屋では1日中鳴り響いていたクラクションを北海道だと一度も聞かなかったのは、ちょっと感動しました。ちょっと違う話ですが、北海道だと電車でも優先席を意識的に空けて、なんなら優先席以外空いてなければ座らずに立ってる人が多かったのがとても印象的でした。

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間をもたせるために剥製が置かれがち。

そしてあらゆる場所のスケールがことごとく想像の上をいくので、どこに行っても新鮮な驚きがありました。札幌では藻岩山や北海道大学の博物館に行ったのですが、藻岩山(札幌から5kmくらい南西)にはキツネ・エゾシカ・ヒグマ・エゾリス等がいるらしいです。

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登別の地獄谷で鹿と会いました。

北海道大学が保有する土地の総面積は約660平方キロメートルで東京23区(約626平方キロメートル)より大きいので、北海道大学の中で迷ったら2度と外に出られないかもしれません。樹木も大きく川も流れているので、最悪北海道大学の中で暮らせます。ちなみに北海道で自転車を見かけたのは北海道大学内くらいでした。

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国立公園みたいな大学講内。

ご飯は言うまでもなく、口に入れるもの全てが美味しかったので割愛するのですが、食育的なところで推したい施設が千歳さけますの森 さけます情報館(https://www.fra.go.jp/sakemori/)です。新千歳空港の近くなので帰りに時間が余ったら是非千歳水族館(https://chitose-aq.jp/)(秋だと千歳川からクソデカい鮭が遡上してくる様子が見れます。)とセットでオススメしたいです。

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間近で触れ合って良いタイプの鮭。

国立研究開発法人水産研究・教育機構の運営するこちらの施設、お硬い展示資料があるかと思いきや、子供でも楽しめる仕掛けがたっぷり。近所の千歳川に遡上してきたバカデカい鮭達との触れ合いコーナーがあります。(※展示は季節によって変わるので公式サイト(https://www.fra.go.jp/sakemori/tenji.html)をご確認ください。)9月中旬だと鮭の親魚への餌やり、稚魚との触れ合いや放流体験なんかが出来ます。普段スーパーで並ぶクソデカい魚達が泳ぐ姿は力強く、中々に凄みがありました。

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餌やり体験の出来る水槽。

今回北海道が広すぎて道央の1部をさらっと回るくらいしか出来なかったのですが、機会があれば今度は道東か道北の方に行ってみたいと思います。

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