黒部ルート安全対策工事 23年度中に終了

黒部ルート安全対策工事 23年度中に終了

  • 北日本放送
  • 更新日:2021/09/15
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2024年に一般開放される予定の関西電力黒部ルートについて、地元の黒部市議会は15日、関西電力と旅行会社から工事の進み具合や観光プランについて話を聞いた。安全対策工事は予定通り2023年度中に終わる見込みだという。

県内の今後の観光では、2024年に一般開放される予定の関西電力黒部ルートが注目を集めています。地元の黒部市議会は15日、関西電力と旅行会社から工事の進み具合や観光プランについて話を聞きました。安全対策工事は予定通り2023年度中に終わる見込みです。

この聞き取りは黒部市議会が行ったもので、市議会議員や大野市長など市の幹部らおよそ40人が出席しました。

黒部ルートは、黒部峡谷鉄道の終点・欅平と黒部ダムを地下で結ぶおよそ18キロのルートです。

関西電力の資材運搬などのために作られ、これまでは限られた人数の見学会が行われてきましたが、県と関西電力は2024年に一般開放することで合意しています。

関西電力は、一般開放の前提となる安全対策工事について、上部軌道トンネルの一部でモルタル吹き付けの劣化が確認されたため、計画の1.5倍の面積の工事が必要になったことや新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、去年12月から2か月間、工事を中断したことなどを報告しました。

一方で工事は、当初の計画通り2023年度中に完了できるとしています。

また、年間最大1万人の一般開放で、旅行としての商品化を担うのがJTB富山支店です。電源開発の歴史などを案内するガイド付きが基本で、宇奈月温泉を拠点とする2泊3日以上の滞在型プランや、体験を組み合わせた海外客向け、参加しやすい富山県民向けのプランなどを検討しています。

JTB富山支店 観光開発プロデューサー 甲田憲幸さん

「黒部ルートでつながることによって、周遊が可能になるということは、弊社としても旅行会社の人間としてもかなり、力があるものだと考えております。それをいかに価値のあるものに、お客様に価値を感じていただけるかということを作りあげるように今考えているところです」

県は一般開放に向けて、黒部ルートの新たな名称を募集しています。締め切りは来月31日で、県のウェブサイトなどから応募できます。

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