
1日1食インスタントラーメン生活を1ヶ月続けた場合
インスタントラーメンの価格は、商品や購入する店舗によって異なります。総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、2023年4月のカップ麺1個あたりの東京都区部小売価格は183円です。カップ麺を1日1食食べると、1ヶ月間(30日)の出費は183円×30日で5490円となります。総務省統計局では、袋入りラーメンの価格に関するデータは公表していません。あるサイトによると、袋入りラーメンの価格は、1食あたり55~112円程度が相場のようです。1食100円の袋入りラーメンを1日1食食べる場合、1ヶ月間(30日)の出費は100円×30日で3000円となります。
1日1食ラーメン屋生活を1ヶ月続けた場合
総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、2023年4月の中華そば(外食)1杯あたりの東京都区部小売価格は565円です。ラーメン屋に1日1回行く場合、1ヶ月間(30日)の出費は565円×30日で1万6950円となります。ただし、ラーメン屋の価格はお店によってさまざまです。中には1杯1000円を超える店舗もあれば、チェーン店だと500円以下で食べられることもあります。仮に、1杯1000円のラーメン店に行く場合、1ヶ月間の出費は1000円×30日で3万円です。ラーメンのみで1ヶ月3万円の出費は痛いと感じる人が多いのではないでしょうか。一方、大手中華そばチェーン店の場合、中華そばの価格は490円(税込)です。1ヶ月間(30日)通ったとしても490円×30日で、1万4700円で済みます。
安く済ませたいならインスタントラーメン
1日1食ラーメン生活を1ヶ月続けるなら、インスタントラーメン(袋入りラーメン)が安く済ませやすいことが分かりました。購入する商品にもよりますが、1食100円程度の袋入りラーメンを選べば、1ヶ月間の出費は3000円程度です。中には1食50円前後で購入できる商品もあるため、工夫すれば1ヶ月間の出費を1500円程度に抑えられるかもしれません。インスタントラーメンを調理する際には、ガス代や電気代などの光熱費がかかります。今回はインスタントラーメンを作る際の光熱費は試算していませんが、仮に光熱費を含めてもインスタントラーメンであれば出費を抑えられそうです。1人暮らしの場合は、電子レンジでインスタントラーメンを調理できるグッズを利用すると光熱費を節約できる可能性があります。調理容器がそのままラーメンどんぶりにもなるため、洗い物も最小限で済みます。
1日1食ラーメン生活を行う場合は栄養バランスも考えよう
1日1食ラーメン生活を1ヶ月続ける場合、カップ麺なら5490円程度、インスタントラーメン(袋入りラーメン)なら3000円程度、ラーメン屋に行く場合は1万6950円程度の出費がかかることが分かりました。インスタントラーメンを選べば安く済ませられますが、栄養面での不安は残ります。インスタントラーメンを調理する際は、野菜やチャーシューなどのトッピングをプラスして、栄養バランスも意識したほうがよいでしょう。
出典
e-Stat 小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編) 月次 2023年4月執筆者:FINANCIAL FIELD編集部ファイナンシャルプランナー
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部