「なんですこれ、嫌がらせですか」万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)の“ジャレ”に眼福...! 第8週の「らんまん」あなたはどう思った?

「なんですこれ、嫌がらせですか」万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)の“ジャレ”に眼福...! 第8週の「らんまん」あなたはどう思った?

  • ステラnet
  • 更新日:2023/05/26
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「らんまん」を見始めてから、道を歩いている時につい足元を見ちゃう癖がついた、朝ドラ見るるです。皆さん、こんにちは!
道端って意外といろんなお花が咲いてますけど、そういえば全然名前は知らないな〜と……(←万太郎かっ!?)。
こういう、世界の見え方を変えてくれるドラマっていいよなあ(しみじみ)。
ということで、今週も、振り返っていきます。どうぞよろしく〜!

▼朝ドラ見る家会議 議題その1>>孤立する万太郎に、“相棒 兼 良妻” 竹雄が喝!!

先週、なんやかんやありつつ、東京大学植物学教室に通えることになった万太郎ですが、その生活はやはり一筋縄ではいかないものでした。学生たちからも、助教授や講師からも、出入りの画工さんにまで、冷たくあしらわれる始末。

見るる「も〜! 万太郎ったら、なんでもっとうまくやれないんだ〜!」(悶絶)
母さん「でもまあ、みんなの気持ちもわかるわよ。自分たちが努力してやっと辿り着いた場所に、急にああいう子が来たらねえ」

藤丸(うさぎを抱いていた方の学生)「いいですよね、あなたは。宿題も試験も論文もない。好きなように来て好きに勉強して、好きに帰るだけじゃないですか。しかも教授に気に入られてる」
波多野(メガネのほうの学生)「槙野さんが悪いわけじゃないです。でも…僕たちもここに入るのは簡単じゃなかったし、居続けるのも大変なんです。あなたとは違うから」

母さん「でも、それを言っちゃあおしめえよ、よね」
見るる「そうだよ〜! あんなにチクチク言うことないじゃん! と思う一方、万太郎、めっちゃコミュ下手だからなあ〜。しかも、相手の空気読まないで喋りすぎちゃうほう。言わなくていいことまで言ってる感じ。ああいう万太郎の態度を憎めないって思えるのは、たぶん、私たちがここまで見守ってきたからだし(あと、神木くんだからだし)」
母さん「そういえば、子どものころの万ちゃんを思い出すわね〜。最初、学問所の名(めい)教(こう)館(かん)に行ったときの生意気な態度とか、小学校を辞めちゃったときとか。ふふふふ(思い出し笑い?)。あれに比べたら、ずいぶん大人になったわよ」
見るる「さすが母親目線……! 確かに、当時は植物のことしか見えてなかったけど、今は、みんなと仲良くしたい! っていう気持ちがある感じだもんね。ただ、絶妙に空回ってるんだよ。その自覚あるのかな〜? ああ、説教しにいきたい」
母さん「大丈夫よ、万太郎には竹雄がいるんだから」

はい、そうなんです!
さすがの万太郎も、これ程の四面楚歌には面食らった様子。長屋に帰って、竹雄相手に愚痴をこぼすわけで……。

万太郎「大学は、植物学を目指す人らがおる、憧れた夢のような場所じゃ。けんどのう…さみしいがよ。目の前に、おんなじ志を持つ人らがおる。そうやに、まともに話すこともできん」

悩んでる! ちゃんと気づいてたんだ! ごめんね、コミュ下手とか言って!
そう、万太郎なりに、相当の希望を持ってやってきた東大植物学教室。そこであんなふうに拒絶されたんだから、落ち込むのは当然と言えば当然ですよね。
しか〜し、そんな万太郎を相棒の竹雄がビシッと一喝!

竹雄「それが何です? 今さら人と話せんばあで、何を落ち込むがですか? 大事な人を裏切ること、草花の道を究めること。てんびんにかけて、こちらへ来たがじゃないですか。」
「若は峰屋を捨てたがじゃないですか! 研究室のお人らは、さぞご苦労されて大学の門をくぐられたがでしょう。けんどわしは、捨ててきたもんの重さなら、若は引けをとらんと思うちょります。若は、覚悟を持ってここへおるがでしょ? それやったら、相手がどうあろうと好きにしたらえい。どうせ若は、草花にも勝手に話しかけゆうじゃないですか」

母さん「言うわね〜、竹雄。今さらとか、裏切るとか、捨てたとか。これはけっこう根に持ってるわね(笑)」
見るる「『どうせ若は草花にも勝手に話しかけてる』って、そこまで!」
母さん「いい相棒よね」
見るる「相棒っていうか、これはもう、相棒を通り越して“良妻”じゃない!?(←もうそういう目でしか見られない) なんだっけ、ソーコーの妻?」
母さん「糟糠の妻、ね。それはわかるんだけど、でもね、案外、ああいうことって、妻から言われても響かないものよ?」
見るる「え?」
母さん「男の人ってプライドが高いでしょう。妻から『どうせ』なんて言われたら、ムクれて終わりよ。だからねえ、私、竹雄と万太郎を見ていていいなあと思うのは、そういうつまらない男女のしがらみというか、そういうのじゃなく、言いたいことを言い合える仲っていう、絶妙な距離感がいいのよね」
見るる「う、うん、そうだよね(母さんって、絶対、カップリングを愛する才能、あると思う……それこそ、自覚あるのかな?)」
母さん「あと、ほら、万太郎が竹雄にナイショで職場の西洋レストランに様子を見にきちゃうのとかも、ちょっとかわいいじゃない?」
見るる「それ! 竹雄のボウイ姿、似合ってたよね〜」
母さん「なんだっけ、差配さんに『体の半分が脚だね』って言われてたわね」
見るる「そうそう、『半分以上じゃ』って。あれアドリブかな? 笑っちゃった。このドラマ、寿恵子さんの『草むらになりたい』発言もそうだけど、ちょいちょい語彙が現代の若者で面白い」
母さん「そうなの? 私的には、脚の長さはどっちでもいいんだけど、あれもね、もしも二人が仲良し夫婦だったとして、夫が妻の職場を見にきてたなら、ちょっと引くでしょ?」
見るる「あれ? え? ほんとだ! ……え? 何でだろう??」
母さん「だから、そういうことなのよ」(←したり顔)

どういうことなの〜!? 何か深いことを言っているような……気がしないでもない。
東京編になってから、毎回、“万竹”(万太郎×竹雄)の話になっちゃって大変恐縮なんですけど(汗)、だってだって、どうしたって反応しちゃうんだもん。

何ですか、遠く離れた想い人(綾ちゃん)に送るために、自分の似顔絵を描いてくださいって! それであのポーズとか! か、かわいい……!! それであの絵の出来(ちなみにあれは神木くん自ら描いたものらしいです)って! 万太郎が描いてるそばから、きっとヘタウマ画伯系なんだろうと予想はできたけど、それを見て「なんですこれ、嫌がらせですか」とかっていうジャレ方よ!
目が……、目が離せない! 眼福……!

母さん「ところで質問なんだけど、見るるのそういう見方っていうのは、どういうことなの? 二人が結ばれることを望んでるわけなの?」
見るる「は!? 全然違うよ!!!!!!!」
母さん「す、すごい剣幕ね……」
見るる「ごめん勢いつけすぎた。でも違うんだよ。万太郎は寿恵子さんとほぼほぼ両思いだし、竹雄は綾ちゃんを心に決めてるらしいし、ストーリーはそういう展開になるって分かってる。ていうか、ならないと変だし、困る」
母さん「困るの? じゃあ、なんで、毎週毎週その悶え方をしているのよ?」
見るる「結ばれるとかじゃないの! 相棒という関係性でこの仲の良さってところに、妄想の余地があるわけなの! っていうか、この際はっきり言うけど、母さんもガチはまり寸前だからね!? 使ってるワードがオタクじゃないだけで!!」
母さん「そうかしら……」
見るる「そうよ!  いいかげん自覚して! ……というか、脚本的にも絶対狙ってると思うんだよね、これ。寝返り打った竹雄のおふとんを万太郎が掛け直してあげてるシーンとか……狙ってなきゃおかしいもん、毎週この手のシーンが入るの。おい、公式〜!! 見るるは分かってるんだぞっ!!」

▼朝ドラ見る家会議 議題その2>>見つけた居場所と次の夢 忍び寄る不穏の影?

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さて、竹雄に元気づけてもらってからの万太郎、次々に大学メンバーを攻略していきます。

見る子姉さん「うん、まさに恋愛シミュレーションゲームのごとくだな。私には見えたよ、好感度メーター」
見るる「わかりやすいような、わかりにくいような例えだけど……まずは2年生ズのキャラが分かってきた感じだね。特に前原瑞樹さん、先週は、(「舞いあがれ!」の)むっちゃんがうさぎ撫でて草食べてる!って感じだったけど、もう完全に藤丸さんにしか見えないもん」
姉さん「うん、うさぎのための白詰草をあげますか?っていうコマンドが見えたよね」
見るる「えっと、ゲーム離れてくれる?」
姉さん「ごめんごめん。いや、藤丸くんさ、なんだか落ちこぼれみたいに描かれてるけど、東大、しかも当時の東大に入れてる時点で、実はけっこう優秀なはずだからね。大丈夫、自信持って!とお伝えしたい」
見るる「また上から見る子……(呆)。でもまあ、姉さんの言ってることはそうだと思う。今は大学出たからといって必ずしも大成できるわけじゃないけど、当時はそれこそ“何者か”になる人たちしか大学にはいなかったはずだし。飲み会でも夢を語り合ってたけど、大学メンバー、全員に元ネタの人がいてもおかしくないくらいディティール細かいよね」

藤丸「そんなことより俺は、もっと植物学、キノコについて研究がしたくて」
波多野「僕は、更にもっと見えないものをやりたくて。例えば、変わり種の朝顔がはやったことあったでしょ? あれは、掛け合わせで作るんですが、その仕組みが分かれば望みどおりの品種も作れるようになるんじゃないかと!」

同じ植物学を研究してても、興味を持つ分野が全然違う。ふたりの個性が見えてきて、なんか嬉しい。
なんかしれっといた堀井さんも、言文一致運動やりたい人なんだ!って分かったしね。それぞれの未来展望を語りながらお酒飲むところ見て、なんか学生時代が懐かしくなっちゃった〜!

万太郎も、堀井さんの助言から次の目標を見つけます。

万太郎「植物学の雑誌? うわ〜えいですね! わしちょうど、出版物をどうやったら出せるがか知りたかったところですき!」
藤丸「みんながそれぞれ研究について自由に発表する場が出来たら…!」
波多野「新種もそこで発表したらいい!」

寿恵子さんとの会話の中で見つけた万太郎の生涯の夢。それは、「日本国中の草花を、絵と文で伝える」「図鑑にするがじゃ!」ということ。
そのための第一歩の、雑誌制作! いいじゃん! がんばれ、万太郎〜!

姉さん「でもその分、不穏さが際立つわけよ。勝手に雑誌作ったら揉めるかもとかって話だったし。画工の野宮さんも、仲良くなれたと思ったら、なんかいや〜なひと言を残していったよね?」
見るる「ああ……あれね〜。藤丸さんと波多野さんもだよ。先週に引き続き、絶対何かしらの伏線だよね? 今後の展開が怖いんだけど」

野宮「この教室では、植物を愛することよりもっと大事なことがある。逆らってはいけませんよ」

藤丸「田邊教授の植物採集はさ、もっと綿密でもっと大がかりじゃない?」
藤丸「なのに槙野さんはさ、毎日が植物採集なんだね」
波多野「胴乱パンパンにして、泥だらけで教室来るしね」
藤丸「教授と違うな」

まさか……雑誌制作の件で、万太郎と教授が喧嘩とか? さすがに杞憂!? 教授、万太郎の植物画見て「神は私に幸運を遣わしてくださった」とか言いつつ、後ろでは雷鳴が……鳴り響いていましたけど……(荒れ模様の予感?)。
学生だけならともかく、お抱えの画工さんにまで釘を刺されるって、相当のことな気がするな……。

ちなみに画工の野宮さんには、モデルがいます。
明治期に活躍した植物学者、平瀬作五郎。東京大学理学部植物学教室で画工として働いていた人です。
作中の野宮さんと同じく福井県の中学で図画の先生をした経験もあるほど、元々は絵画畑の人だったみたいですが、やがて植物にも興味を抱くようになり、最終的にはイチョウの研究者になったんだとか。

すごい経歴の持ち主ですが、そんな人が言う「逆らってはいけませんよ」、ちょっと怖すぎません!? だ、大丈夫だよね……!?

さらにもう一つ気になっているのは、万太郎の金遣いの荒さです。さすがに豪遊しすぎなんじゃ……って思いませんでしたか? ということで……ちょっと振り返ってみました。
「万太郎散財日記〜東京編〜」!!

・東京に来て初日、竹雄と牛すき屋「牛若」へ
・佑一郎くんと西洋レストラン「薫風亭」でステーキ
・倉木さんにポンと100円(現在の約200万円!)支払い
・かっこいいスーツを購入 しかも何着か買ってるよね!?
・大学のみんなに、白梅堂で和菓子を爆買い
・おりんさん連れて再び「薫風亭」でステーキ ←New!
・大学メンバーと「牛若」で飲み会 ←New!

リピートアフターミー、セイッ!  \峰屋は若の財布じゃない!/
え? じゃあ竹雄は? 竹の場合、自分で稼ぐって言っちゃってるからなあ……。
竹雄〜本当に万太郎を養っていける? 働きすぎてヘロヘロになっちゃわない?? 大丈夫そう???

姉さん「ちょっと待って! なにも万太郎のせいとは限らないよ」
見るる「どう見ても“限る”でしょ。今週だけでも高級料理店に2回だよ? さすがにお坊っちゃんすぎるって」
姉さん「いや……あれは、NHKがお金を出し渋ってるという可能性がある」
見るる「ど、どういうこと……!?(ゴクリ)」
姉さん「朝ドラといえば、喫茶店とか食堂とか、登場人物みんながワイワイ集まってご飯を食べられる場所が必ず出てきてたわけよ。ところが、今回、それに相当する場所は?」
見るる「牛若と、薫風亭?」
姉さん「そう。つまり、NHKの予算削減により、その2つしか舞台セットを作ることができなかったのでは?という疑惑よ。それで、万太郎はその2つの店にしか行くことができない……と推理できるわけ」

な、なんだってー!? いやいや、ほかにもあったよ、みんなでご飯のシーン。えっとあれは……そうか、クサ長屋の中庭か! でも、あれならお金はかからなそう! 万太郎にも、NHKにも!(笑)

う〜ん、とにかく不穏だらけだけど、教授と万太郎が特に何も問題なく、ずっと仲良しでいられますように。上級生たちや、現状いじわるめな徳永助教授、それに激おこの大窪先生とも打ち解けられますように。あとお金が底をつきませんように! 庶民的なご飯屋さんで万太郎が食事をしてくれますように!!

クローバーにお願いしなきゃいけないことがいっぱいだ……!!(汗)

▼朝ドラ見る家会議 議題その3>>寿恵子、自分の手で幸せを掴みとれ!

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みえ「これからは女の時代よ。女が自分の才覚でのし上がれる時代が来たの」
みえ「私が必ず玉のこしに乗せてあげるからね」

万太郎が大学で孤立したり友達を作ったりしてる間に、こっちはこっちで色々でしたね。
みえ叔母さんから、鹿鳴館へのお誘いを受けている寿恵子さん。万太郎からもらった牡丹に勇気をもらい、“日本人がまだ知らない、見たことのない”世界を見にいく決意をした先週でしたが、お母さんのまつさんにはあえなく却下されてしまいます。

そんな寿恵子さんに、みえ叔母さんはさらに「お寿恵の気持ちはどうなのよ?」と尋ねますが……。

寿恵子「ただ知らない世界を見てみたいだけなのに、何で男の人の話になるの?」
みえ「それが女の幸せだからだよ」

うわー!! 出た!! 男の人に幸せにしてもらうのが女の幸せって考え方!! わたしこれ嫌いなんだよ〜!!
綾ちゃんが峰屋で感じていたしがらみと、近いものがありますよね。
女は結婚して家を出る。結婚相手の家柄で、女の幸せが決まる。それ以外の幸せは、存在しないことにされる。本当にやりたいことは「女だから」「いつか結婚するんだから」って蔑ろにされる……。
ウウ……やだよ〜。まあ明治時代の話なので、むしろ寿恵子さんが「何で女の幸せが男の人にしかないの?」って言うことの方が今っぽいのかもですけど……。

父さん「果たして本当にそうかな?(ぬっ)」
見るる「うわ、父さん何、急に」
父さん「いやな、確かに今の時代から見て、誰かに幸せにしてもらうって考え方は古いし、寿恵子さんの感覚も正しいと思う。しかし、それを“今っぽい”と括ってしまっていいのか?と思ってだな」
見るる「それってどういうこと?」
父さん「見るるにはピンとこないかもしれないが、“誰かに幸せにしてもらうって考え方は古い”という考え方は、30年以上前から、俺たちが若い頃にも思ってたことだ。でも、今の若者も同じこと言ってるだろ? まあ、このドラマは本当に古い話なんだから当然だけど、現在でも、そういう“古い考え方”の取り扱いや感覚が30年以上前と同じなのは、なんでなんだろうなって思うんだよ。結局、この30年はなんだったんだ?とも思うし、時代が前に進んでる感覚がしないというかな……」

うーん、なんか大変な話。
結局、早川逸馬さんじゃないけど、自由の話ですよね。本当に自由な生き方をするのってかなり難しいし、不自由な生き方をする方が、時には楽だったりもする。
それに、自分の価値観にないものを想像することの難しさもあるのかも。
社会全体が「幸せの形は自由であることが普通だ」「自分が幸せだと思うもの以外の他人の幸せも認めるのが当たり前だ」って思えるようになるのって、いつなんだろうな〜……。

見るる「でもどんな理由だったとしてもお寿恵ちゃんを新しい世界に誘ったのはグッジョブ。お寿恵ちゃんのドレス姿とか、今後見られるのかな!?」
父さん「期待大だな。しかし、姪っ子(寿恵子さん)に菓子を届けさせるっていう案は、お見事。策略家だな、あれは。そりゃあ、あの子をひと目見たらほっとけないだろう」
見るる「お菓子の配達に浜辺美波ちゃん来たら、ああなるよね。高藤さんって人、思いっきり二度見してたし、舞踏練習会に対する意見も手のひらクルクルだったし……。でもお寿恵ちゃんは万太郎といい感じなんだから、ダメだよ! 取らないでね!」

今週見てて思ったんですけど、寿恵子さんって、万太郎の前ではオタク感を全然出さない。何でかなって考えてたんだけど……もしかしなくてもこれ、万太郎が先にペラペラ植物語りをしちゃうからですよね?

万太郎の聞いてもいない植物語りをニコニコ面白がって聞いてくれる天使なお寿恵ちゃん。たぶん、自分自身、読本に熱中する気持ちがあるから、植物に熱中する万太郎のこともわかるんだろうな。
え〜、めちゃめちゃ相性いいじゃん!? このふたり……早く付き合っちゃいなよ……(←“万竹”は、また別の次元だから!)。

父さん「しかしあれだぞ、寿恵子さんの好きなタイプは馬琴先生なんだぞ? 俺はてっきり、信乃とか現八とか、八犬士の名前を答えるのかと思ったんだが」
見るる「ちょっ……父さん、わかってないなあ! お寿恵ちゃんは、草むらになりたいオタクなんだよ? 信乃と現八が“桃園の儀を結びぬ”なのを見て萌えてるのに、そこに自分が割っていくわけないじゃん。推しと恋愛したいわけじゃないの。そこんとこ、ちゃんと分かってよね!」
父さん「……やっぱり時代は変わっているんだな。見るるの言ってる言葉の内容がさっぱり理解できん……」

ハッ……、ちょっと待って、またこんなオチ!?
このレビュー、前回に引き続き今回も「朝ドラ見る家の朝ドラレビュー」改め「朝ドラ見るるのオタク女子的朝ドラ考察」になってませんか……!?

違うんだって〜〜〜こんなつもりじゃ……じ、次回からちゃんとやります!
やれるかな……また可愛い竹雄とか面白いお寿恵ちゃん出てきたら見るる、このモード入っちゃうかも(泣)。

さて第9週、「ヒルムシロ」。

「植物学の雑誌を作る!」という、新しい目標……そして、お寿恵ちゃんとの恋。
不穏の影も感じますが、きっと全部うまくいく! だって四葉のクローバーが幸運を運んでくれたはずだもん!

それじゃ、今回はここまで。今週の会議、終了!

文責:朝ドラ見るる

朝ドラ見る子

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