
富山県と富山市が23日、水橋高校跡地を正式に義務教育学校の整備地とし、費用負担について基本合意したことが関係者への取材でわかった。24日、共同で記者会見を開く。
県と富山市は23日、水橋高校の跡地を正式に義務教育学校の整備地とし、解体費用など費用負担についての基本合意書を締結したことが関係者への取材でわかりました。
県立水橋高校の跡地をめぐっては、市が去年4月、県から利用の申し入れがあったとして、水橋地区の5つの小学校と2つの中学校を統合してつくる義務教育学校の整備候補地とする方針を示していました。
関係者によりますと、県と市は、義務教育学校の整備地を正式に高校跡地としたうえで、土地は県が市へ有償で譲渡するほか、建物の解体などにかかった費用は県が負担することで基本合意したということです。
義務教育学校は、市が民間の資金や経営手法を活用して整備するということです。
土地の譲渡額は5億円、建物の解体費用は十数億円規模とみられます。
新田知事と富山市の藤井市長は24日、共同で会見を開き、事業の詳細を説明します。