身近に潜む最凶の毒虫!かゆい、腫れる<絶対に刺されてはいけない虫4選>

身近に潜む最凶の毒虫!かゆい、腫れる<絶対に刺されてはいけない虫4選>

  • テレ東プラス
  • 更新日:2022/08/07
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魚類から爬虫類まで、世界各地でみんなに気持ち悪がられる生きものを捕まえ、あえて触れたり食べたりした体験を伝え続ける生物ライター・平坂寛氏。

"捕って、触って、食べる"という、体を張った平坂氏の取材方法は注目を集め、各メディアで紹介される機会も多い。

「僕自身が噛まれて、刺されて、毒液をぶっかけられる」

平坂氏が、虫の危険性や毒性について調べる際に徹底的に行うこと、それは非常にシンプルな方法だ。虫を捕らえたら、自身の肉体に"毒を撃ち込ませること"。世の中に虫を紹介する情報は多数あるが、それらと完全に一線を画しているのは、実際に体を毒針で刺されたり、ある時は噛みつかれたりして自分自身を実験体にし、本当の"強さ"や"危険性"を検証しているという点だ。

「生きものの素晴らしさ、恐ろしさを正しく人に伝えるためには、自分で体験するのが一番いい方法だと僕は信じている」と断言する。

ここまで身を粉にする理由は、「虫が好きだから」。赤ちゃんの頃から虫を見ると夢中になっていたそうで、すべては虫を愛するがゆえの検証なのだ。

そんな平坂氏が、「刺された!嚙まれた!危険・有毒虫図鑑」(株式会社カンゼン)を出版。「生きものの習性や特徴は五感で知る」というポリシーのもと、体を張って刺されたり噛まれたりした危険な最強&最凶虫・全50種を紹介している。

時は夏休みの真っただ中、カッコいい昆虫から憎々しい害虫まで、多くの虫情報がメディアを賑わす季節である。そんな時期に、平坂氏が満を持して「刺されたり噛まれたりしたらヤバい!」と注意喚起を促す"最強最悪の虫"とはー-?

「テレ東プラス」では、平坂氏に聞いた、みんなの身近に潜む"刺され(噛まれ)てはいけない虫4選"を紹介! 同氏が「危険!」と警告する虫たち...なにしろこいつらは、私たちの日常のすぐそばに潜んでいるのだ......。

みんなの身近にいる!刺され(噛まれ)てはいけない虫4選

◆ヒアリ

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一見すると普通のアリだが、尻の毒針で刺されると焼けるように痛むことが名前の由来。いったん敵とみなされると、何千何万の大群で襲いかかり、その危険度はスズメバチに匹敵するという最強クラスの昆虫だ。一匹ではさほどでもないが、大群に刺されるとなれば皮膚が炎症を起こし、高熱で寝込むこともある。

元々は南アメリカで猛威をふるっていたが、近年では、海を越え、東京・大阪・名古屋など大都市の港で確認され始めている。繁殖力が旺盛なだけに、日本で急増したら……と考えると、実に恐ろしい。

◆キイロスズメバチ

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平坂さんが危険ポイントとみなす「遭遇しやすさ」「痛み」「凶暴性」で星4つを獲得した、身近なキングオブ「最凶」のスズメバチ。攻撃性が異常に高く、巣に近づいただけなのにブンブン襲いかかってくることも。恐ろしいのは群れの数で、1つの巣の中になんと1000匹以上のハチが潜んでいることもあり、いったん刺されれば丸1日以上腫れが引かない。

狩りの名人でもあり、ミツバチやチャドクガなど、他の虫を強力なアゴで襲って喰らう獰猛さで、人だけでなく、小さな虫にとっても恐ろしい存在だ。

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刺されて炎症を起こした手。パンパンに腫れ、激痛に襲われる。

◆ヌカカ

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夏の害虫の代表といえば、蚊。中でも、ヌカの粒のように小さいながら、こいつは突出して毒性が強い。小さな体を活かしていつの間にか服の隙間や髪の毛の中に潜り込み、堂々と何ヵ所も吸血するいまいましいやつだ。その上、刺された後のかゆみと治りの遅さは、なんと蚊の10倍以上! 種類によっては家畜やニワトリを襲うこともあり、牛流行熱などの厄介な伝染病を媒介することもある。

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集団行動が基本なので、一度に大量に刺されることも。一般的な蚊に比べ、恐ろしく直りが遅いのが特徴だ。

◆サソリモドキ

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名前にサソリが入っているが、本来はクモに近い生物。毒針は持たないが、身に危険が迫ると、尻から毒液を霧吹きのように噴射してくる。運悪くその毒霧が目や鼻に入ると激しく痛む上、毒霧は鼻が曲がるほど強烈にすっぱくて臭い。近づけばすぐに毒霧攻撃を仕掛けられるので、見かけても絶対に興味本位で触ったりしてはいけない。

タイワンサソリモドキ(沖縄本島など)、アマミサソリモドキ(奄美諸島など)の二種が生息する。

※最後にこれだけは警告しておくが、平坂氏のマネをして気軽に毒虫に手を出さぬよう、くれぐれもご注意を!

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「刺された!嚙まれた!危険・有毒虫図鑑」(平坂寛著 発行:株式会社カンゼン)

【平坂寛 プロフィール】

1985年、長野県生まれ。生きもの専門のライターとして、世界各地で珍しい生きものを捕獲し、観察記録や実際に触れたり食べたりした体験記を精力的に執筆し続けている。これまでの主な著書に、『見たことのないものをつかまえたい!世界の変な生き物探訪記』(みんなの研究/偕成社)、『喰ったらヤバいいきもの』(主婦と生活社)、『深海魚のレシピ:釣って、拾って、食ってみた』(地人書館)などがある。取材執筆活動をしながら、公益財団法人の黒潮生物研究所の客員研究員として、深海魚の研究にも携わっている。

公式HP

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