
劇的な2ゴールを挙げた山岸。福岡が湘南に2-1の逆転勝利を収めた。写真:滝川敏之
Jリーグは3月19日、J1第5節の2試合を開催した。
福岡対湘南は、2-1で前者が勝利。前半から湘南が攻勢を強め、32分には味方のクロスに頭で合わせた町野修斗がネットを揺らすも、その前のプレーでラインを割っていたとしてノーゴールに。
後半もペースを掴み、50分に裏へ抜け出した町野がゴールに流し込むが、これもオフサイドの判定。それでも73分、ゴール前への浮き球のパスに反応した小野瀬康介が、巧みなトラップから左足のシュートを突き刺し、ついに先手を取る。しかし、福岡が反撃。終了間際の90+6分に山岸祐也が劇的な同点弾を挙げると、さらに90+9分に山岸が決勝弾。衝撃の逆転劇で4戦無敗とした。
広島はホームに柏を迎え、1-0の勝利。序盤から両チームともに相手ゴールに迫るも、チャンスを仕留め切れず、拮抗した展開に。それでも広島が82分、塩谷司のゴールで先制。このリードを最後まで守り抜き、2連勝を飾った。
J1第5節の結果は以下のとおり。
▼3月18日開催
横浜 2-1 鹿島
横浜FC 1-4 京都
名古屋 0-0 FC東京
浦和 2-1 新潟
G大阪 2-2 札幌
鳥栖 0-1 神戸
川崎 0-0 C大阪
▼3月19日開催
広島 1-0 柏
福岡 2-1 湘南
構成●サッカーダイジェストWeb編集部