
阪神の佐藤輝明内野手が18日、31日の開幕戦で対戦することが決まったDeNAの“石田撃ち”へ、強い決意を明かした。
石田の開幕投手は17日に決定。昨季、9勝16敗とセ・リーグの球団別で最も負け越したチームで、なかでも石田には4試合で0勝3敗、防御率1・11と抑え込まれた。
佐藤輝自身はDeNA戦で昨季、チームトップの6本塁打を放つなど気を吐いたが、開幕左腕からはアーチを架けていない。石田について「いい左ピッチャーです。これから、しっかり対策を練りたいと思います」と気合十分。全体的な印象についても「打のチームだと思うので、それに負けないように打ち勝ちたいと思います」と“ベイ打倒”に闘志を燃やした。
この日はヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、チームは神宮室内練習場で調整。佐藤輝はフリー打撃で、17日のヤクルト戦(神宮)でも披露した右足を上げないフォームで黙々と打ち込んだ。「今年からスタンスを広めで構えていて、もうちょっとずつ広げていったらいいんじゃないかな、みたいな。だんだん広げていったら、今は。練習では、あれがいい感じですね」と手応えを明かした。