「どうする家康」関水渚、初大河出演を振り返る「現場に行ったら田鶴の気持ちに...感覚的に演じられた」

「どうする家康」関水渚、初大河出演を振り返る「現場に行ったら田鶴の気持ちに...感覚的に演じられた」

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  • 更新日:2023/03/19
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「どうする家康」第11回より。田鶴役を演じた関水渚(C)NHK

松本潤が小国に生まれながら乱世で奮闘し、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・0)の第11回が19日、放送された。放送後に番組公式サイトでは、城主として引間城を守った田鶴役を演じた女優、関水渚(24)のインタビュー動画を公開した。

※以下、ネタバレあり。

第11回では、引間城の城主として徳川軍と戦った田鶴。家康(松本潤)や友人の瀬名(有村架純)から降伏を促されても「もう一度今川様の元へ皆が集い、幸せな日々を取り戻さねばならぬ」とその決意は揺らがず、最後は引間城で徳川軍に討たれてしまった。

公開されたインタビューで、関水は「田鶴は、周りの人の幸せをとにかく願い続けている人。自分が大切にしているものは絶対に守り抜く、誰にも譲らないという意志の強さがありますし、相手がどう思っているかはわからないけれど、田鶴としては家族や友達、周りの皆に幸せを与えたいという、ひたむきさがある人でした」と演じた田鶴の人柄を回想。

約5カ月に及ぶ長い撮影期間によって、田鶴が「身体にしみついた」そうで、「“田鶴だったらこうするかな”と意識して演じるというよりも、衣装を着て現場に行ったら田鶴の気持ちになっているので、自然にその時感じたままに演じていました。こんなに長期でひとつの役を演じた経験はなかったので、ここまで感覚的に演じられたのも初めてな気がします」と明かした。

今回で田鶴が討たれて〝退場〟となってしまうが、関水は「私にとって初めての大河ドラマで、緊張も楽しさもあり、思い出いっぱいの作品になりました。これからもまだまだ作品は続くので、今後は一視聴者として楽しみたいと思います」と語った。

大河ドラマ通算62作目となる「どうする家康」は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」や「探偵はBARにいる」シリーズを手がけ、ドラマ「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどでも知られる古沢良太氏が脚本を担当。織田信長、武田信玄らが群雄割拠する乱世に飛び込み、「どうする?」と何度も決断に迫られた家康を、現代に通ずるリーダー像として描く。嵐の松本潤が大河初挑戦で主演を務め、戦国時代の大スターとはほど遠い「ナイーブで頼りないプリンス」を演じる。弱く繊細な若者は、いかにして戦国の世を平定する天下人まで上り詰めたのか。語りは寺島しのぶが担当する。

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