
エル・デスペラード(下)を攻めるティタン
「プロレス・新日本」(26日、代々木第二体育館)
「BEST OF THE SUPER Jr.30」の準決勝、第2試合、Aブロック2位のティタンが「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の高橋ヒロム、鷹木信悟、内藤哲也をセコンドに味方をつけ、Bブロック1位のエル・デスペラードに勝利。決勝進出を果たした。
Aブロックでは3連覇中の高橋ヒロムに勝利したティタンが、準決勝も勝利への執念をみせた。序盤から場外戦となったが、1階席のお客さんにどいてもらい、デスペラードを客席の椅子に投げ飛ばした。さらに代々木第二の2階席に上がると、3メートル以上もある高さからダイビングでデスペラードにアタックし、場内が騒然となった。
しかし、デスペラードも得意技のヌメロ・ドスで応戦も、最後は得意技のジャベ・インモルタルを決め、デスペラードはギブアップ。右足を引きずりながら、悔しさもありマスク越しに顔を覆い引き揚げた。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンらのメンバーと歓喜に沸くティタン。この前の試合で一足早く決勝進出を果たしたワトがリングに上がってくると、ティタンは「グラシアス、アディオス!」と雄たけびを上げ、ワトも拍手で称えた。
5月28日、大田区総合体育館で行われる決勝はティタン対ワトの予想外の顔ぶれとなった。