【RIZIN】萩原京平、空白の4か月で自省 2連敗の正念場「生半可な気持ちで勝てない」

【RIZIN】萩原京平、空白の4か月で自省 2連敗の正念場「生半可な気持ちで勝てない」

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  • 更新日:2022/09/23
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“華”萩原京平がRIZINに帰還する【写真:(C)AbemaTV, Inc./RIZIN FF】

ハワイでサインを求められる場面も

米ハワイ・ホノルルで開催された格闘技イベント「The Battle Cats presents 超RIZIN(以下、超RIZIN)」および「湘南美容クリニック presents RIZIN.38(以下、RIZIN.38)」(9月25日・さいたまスーパーアリーナ=ABEMAで昼12時から全試合完全生中継)の記者会見に出席した萩原京平(SMOKER GYM)。会見では対戦相手の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)にトラッシュトークを仕掛ける一幕もあった。現在2連敗中、約4か月ぶりの試合にどんな思いで臨むのか話を聞いた。(取材・文=島田将斗)

南国のビーチがやけに似合っていた。サングラスにセットアップの柄シャツ姿で現れた萩原。観衆のなかには葉巻をくわえるおなじみのポーズをするファンやサインを求めるファンもいた。「やっぱり今回ハワイで会見して外国人の人とかも『キョ―ヘイ』って写真を撮ってくれたりとかもあったんで、うれしかったですね」と笑顔になった。

朝倉未来―フロイド・メイウェザー以外で、ハワイでの会見に呼ばれたのは萩原と鈴木だけ。海外メディアからの注目も集まったワイキキビーチに呼ばれた意味をこう考えていた。

「特別な会見。ひとひねり、会見の中でアクシデントがあった方が盛り上がるという。そういう中で自分が呼ばれたと思いますね」

2020年8月の「RIZIN.22」で行われた白川陸斗戦がRIZIN初参戦。以来、日本最大級の格闘技イベントに出場するに連れて上がる注目度の高まりを実感している。

「日本で東京でも大阪でも、いろんなところで声をかけられます。あとは、今は結果がついてないところが少しあるので、その辺に関しては歯がゆいという気持ちはある。場数的な実力をつけたら自分はすごいところまで行きますよね」

「超RIZIN」と一緒に行われる大会で鈴木とのカードが組まれた意味を「生半可な気持ちで勝てるような相手と思っていない。激しい打撃戦が見たいんで、このカードが組まれているんやろな」と受け止めている。

3月「RIZIN.34」で弥益ドミネーター聡志に、5月「RIZIN LANDMARK vol.3」でもクレベル・コイケに寝技でタップアウトを喫した。2連敗中で崖っぷち。しかしそこにあるのは怖さではなかった。

「2連敗したあとにも変わらず応援してくれるファンのみんなとかスポンサーのみなさん、そういう声をより身近に聞くようになりました。負ける怖さよりも勝って一緒に喜びたいなという気持ちの方が大きいですね」

昨年10月「RIZIN LANDMARK vol.1」の朝倉未来戦、同年11月「RIZIN TRIGGER 1st」の昇侍戦、大みそか「RIZIN.33」では鈴木博昭。今年に入ってからは3月、5月とハイペースで試合を行ってきた。4か月という試合間隔が空くのは久しぶりだ。

「すごい自分を見直せた。自分と対話する機会も増えてより自分を客観的に見られた。思い返すといろいろな発見もあった。意味のある4か月だったと思う」

その間にはタイ、ブラジルでは米団体ベラトールで活躍中の「ピットブル・ブラザーズ」のもとで武者修行を行ってきた。

「1番自信がついたのは気持ちの面ですね。ブラジルに行って自分よりハングリーな選手がいっぱいいるなかで、練習をした。そういう自分より強いのに暮らしが安定していない選手を見てきて、もっとモチベーションが上がったし、技術もそうですけれどそういうところが1番成長した」

日本にはないハングリー精神をこう説明する。

「練習時間は一切手を抜かない。例えばウォーミングアップのシャドーボクシングにしても全力でやる。日本で練習をしているとスパーの休憩時間は手を抜いてしまう。ブラジル選手たちは空き時間すらも何かを吸収しようとしている。もっとどん欲にやっていかなあかんなと思ったし、発見がありましたね」

また日本の裏側にいながらも「練習メニューは向こうの仲間が作って、こっちに送ってくれたりもしてくれる」と明かした。

会見では因縁の相手“朝倉未来”の隣の席に。9.25の大きな目玉はもちろん「朝倉未来―フロイド・メイウェザー」だが萩原は「その試合ごと食ってやろう」とニヤリ。

「(未来は)今後ぶっ倒してやろうと思っているし、敵。自分の中では自分のカードがメイン。もっとおもしろい試合をして話題を持っていこうと思っていますね。応援もしていないし、試合にも興味がないですね」

混沌としたフェザー級戦線。若手ファイター21歳の山本空良の活躍は萩原の刺激になっていた。山本は2月の「RIZIN TRIGGER 2nd」では新居すぐるに1RTKO勝ち。3月の「RIZIN.34」では中村大介に判定勝ち。7月には異例の2大会連続で出場。カイル・アグォンに判定勝ち、ヴガール・ケラモフには判定負けを喫したが、善戦した。

「連戦しててすごいなと思う。強敵相手にもいい内容でこの前もケラモフ選手相手に良い試合をしていましたよね。まだ年齢も若いのにすごいなと思うし、でもそういう選手にも負けてられない。試合していない間にチームメイトとかフェザー級の試合を見て、もっとモチベーションは上がっている。それでやっぱり自分が出ないと盛り上がりも少ないと思うのでやっと9月25日にファンを沸かせられるなと思っているので楽しみですね」

RIZINフェザー級に“華”が帰ってくる。残暑があり、これから冬がやってくる季節の変わり目である9月。連敗を脱出し、ターニングポイントにできるのか。萩原の闘いからは目が離せない。

島田将斗

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