ヒロミ『火サプ』後継『オモウマイ店』視聴率好調も“継続不能”なワケ

ヒロミ『火サプ』後継『オモウマイ店』視聴率好調も“継続不能”なワケ

  • 日刊大衆
  • 更新日:2021/05/02
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ヒロミ

タレントのヒロミ(56)がMCを務める『ヒューマングルメンタリーオモウマい店』(日本テレビ系)の第2回が4月27日に放送され、平均世帯視聴率が12.3%と初回の11.8%を超える好結果となった。

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同番組は09年4月から今年3月23日まで放送されていた『火曜サプライズ』の後番組。“オモてなしすぎてオモしろいうまい店(オモウマい店)”を求め、番組スタッフが日本中を捜索。気になる店を発見したら飛び込みで交渉し、粘りに粘って取材するというもの。

今回の放送は2時間スペシャルで、競売により自宅を失ったにもかかわらず、大盛をやめないハンバーグ店主や、丼のすき間をチャーシューで埋めないと気が済まない、隙間恐怖症ラーメン店主など、番組スタッフがクセの強いデカ盛り店を発掘していった。

そんな中、女優でフィギュアスケート選手の本田望結(16)がリポーターとして登場。老若男女に愛されているという、神奈川県大和市の定食屋を取材することに。ハードロックのポスターやグッズで溢れる、定食屋らしからぬ独特な雰囲気に、本田は目を丸くして驚いていた。

スタジオでVTRを見ていたヒロミは「たぶん、なにも知らされてないんだろうな、かわいそうに」と、警戒して挙動不審な本田が心配な様子。しかし、女性店主は意外にフレンドリーで、「びっくりしないでね」と優しく本田のアゴをなでたため、驚いたゲストから笑い声がおきていた。

■がんこ店主も本田望結の魅力にメロメロ

本田の前に出てきた定食は、メインの豚角煮のほか、刺身盛り合わせ、サラダ、小鉢などが並ぶ“豚ちゃんの角煮ランチ”。ジョッキドリンク付きで、普通盛りでも山盛りなごはんとみそ汁はおかわり自由なのに、価格は驚きの680円と大サービス。

料理を楽しむ客たちの笑顔を見て、本田は「入ってきたときの(自分の)不安が恥ずかしいです。ちょっと疲れたときに絶対に元気になれる場所ですね。アナザースカイだ、ココ!」と、店主のおもてなしと料理にすっかり魅了された様子だった。

また、本田は、卓上の火鉢でウナギを自分で焼く、超老舗ウナギ店も訪問。タバコを片手にビールを飲みながら、事前取材していた男性スタッフを説教する、かなりクセの強い店主だったが、遅れて本田が店に入ってくると態度が一変する。

店主は「若い娘さんが来るの久しぶり」とうれしそうで、「(ウナギの)脂が飛ぶからこれでカバーして」と新聞紙を渡したり、「最初に俺が見本見せますから」と本田の代わりにウナギを焼くなど、男性スタッフとは大違いの対応だった。

本田のバラエティ慣れしていない新鮮なリアクションや、ガンコそうな店主もメロメロにする食リポは好評だったが、ほかの6店舗はスタッフのみのロケ。同局系の『笑ってコラえて』やテレビ東京系の『家、ついて行ってイイですか?』など、素人をイジって面白いエピソードを引き出すスタイルに似ている。

■これからが番組の正念場?

これは、前番組『火曜サプライズ』の芸能人ロケに比べると、低予算で制作しているのは明らか。ゴールデン枠といえども制作費の削減が叫ばれている中、同番組を制作している中京テレビとしては大成功だろう。

しかし、今回の放送を見ていて心配なことが。テレビ東京系の一般人相手のロケ番組が人気なのは、膨大な取材量とスタッフの人間力によるものが大きい。一方、同番組のスタッフの店主への対応は受け身中心で、思いもよらぬ発言を引き出す力は、今のところ感じることはできなかった。

さらに、店主のイジり方など、距離の詰め方に疑問を感じてしまうシーンも。スタジオでヒロミがフォローしたり、進行役を務めるバイきんぐ小峠英二(44)がツッコんで、微妙な空気を笑いに変えてくれたのが救いだった。

また、この手のデカ盛りモノや素人イジりは、視聴者のウケが良い一方で、すぐネタ切れになる危険性がある。そして、新型コロナ感染拡大の影響で、飛び込み取材が難しくなる可能性も。滑り出しは良かったが、そのうち奇妙なリニューアルを繰り返すようになり、まったく違う番組になっているかも?

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日刊大衆編集部

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